サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

戦いからは何も生まれない! 怒りによる憎しみの感情にとらわれることはなぜ危険なのか?

ここ最近「許せない」という言葉をよく耳にします。

ある特定の人物やある特定の国などに対して、「絶対に、許さん!」という強い感情をあらわにする人が増えてきました。

そう感じませんか?

僕はこれはとても危険な兆候だと思っています。

いつの時代も「怒り」とか「憎悪」といったマイナスの感情が渦巻くとき、必ず良からぬことが起こるものです。

 

もっとも良からぬこととは言うまでもなく『戦争』です。

それは歴史が証明しています。

みんなニコニコ笑ってのんびり生きてる世の中では戦争はあまり起こりません。

それはナチスが台頭してきた時のドイツをみればよくわかります。

あの時、ドイツの国民には怒りと憎悪の感情がありました。

 

ヒトラーはその「負のパワー」を味方につけて大きくなっていったのです。

「許す」「許せない」という問題は、非常に重要な問題です。人間関係を考えるとき、この問題は避けて通れないものです。人付き合いを円滑なものにするためには、僕たちはどこかで「許す」ということを学ぶ必要があります。

人間関係がこじれる背景には必ずこの「許す」「許さない」問題が横たわっています。

許すということは、とても勇気のいることです。

簡単なことではありません。

 

それは「許さない」ことよりも、はるかに大変なことです。

でもその大変なことをやらなければ物事は前に進みません。

でも「許す勇気」を持っている人だけがストレスフリーな人間関係のなかをスムーズに生きていけます。

 

わずらわしい人間関係の悩みから解放され、こころ穏やかに生活することができるのです。

 

 

 

「許す」とは相手のためではなく、自分のためにやること

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「許せない」という感情を過小評価してはいけません。

「許せない」という感情は僕たちが想像している以上にパワフルで、恐ろしい感情なのです。

ヒトラーを例に出すまでもなく「許せない」という感情は…相手をせん滅させるか、こちらがせん滅するかのどちらかだ!という、非常に極端なところまにまで行き着いてしまう可能性を秘めているのです。

戦争の背景にあるのは常にこの「許せない」という感情なのです。

だから、僕たちは気をつけなければいけないのです。

 

今、あなたの中に「あいつだけは絶対に許せない…!」という人はいますか? 

もしいらっしゃるなら、悪いことは言いません。

『復讐』なんて、バカなことは考えないことです。

それは賢いやり方ではありません。

野蛮人がやることです。

その復讐心が戦争を引き起こしたのです。

そして、その戦争がまた次の戦争を引き起こしてゆく…

 

この連鎖を断ち切るためには最初から、導火線に火をつけないという柔軟な発想が必要なのです。

「許せない」という感情の根底にあるのは『オレは正しい』『相手は間違っている』という考え方です。

こういう二元論でものを考えてゆくとどうなるか? 

それはもう暗黒でしかありません。

だから僕たちはどこかで「許す」という感情を持たなければいけないのです。

どこかで線を引かなければいけないのです。

それはそういう極端なところへ行かないために身につけておくべき『知恵』なのです。

それはいわば『生きるための知恵』です。

生き延びるための知恵です。

 

この知恵を持っている人と持っていない人とではその後の人生は大きく変わることになります。

知恵のある人には喜びと心の平安がもたらされます。

知恵のない人には、憎悪と不安がもたらされます。

 

『反知性主義』とは、どういうものか?

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「許す」ということは決して相手に屈服するということではありません。

だから許したからといって、それが相手に負けたということにはなりません。

 

「許す」ということは「許さない」ことよりもはるかに難しいことなのです。

「絶対に許さん!」と言って相手と喧嘩する方がはるかに簡単です。

でもイージーな道には必ず落とし穴が待っています。

 

その落とし穴にまんまとハマって取り返しのつかない人生をおくることのないようにしなければなりません。

「許さない」という怒りの感情を抱えたまま生きることはとても苦しい生き方です。

「許さない」という感情は我々が想像しているよりもはるかに強烈な感情です。

 

強烈な負のオーラを放っている感情です。

そんな感情を抱えながら四六時中、過ごしたらどうなるでしょうか?

それはものすごいストレスです。

当然、カラダにも心にもマイナスの影響を及ぼすはずです。

 

だから、「許す」ということは、自分のためにやることなのです。

一見すると、相手のためにやっているように見えますが、実は相手のためではなく、自分のためにやることなのです。

自分の心とカラダを守るためにやることなのです。

 

我々は「許せない」という感情を抱くことのないように注意しなければいけません。

そのネガティブな感情がまき散らす毒素に毒されないように注意しなければいけません。

「許せない」という感情に引きずられてその相手と喧嘩するなんて、もっとも愚かなことです。

それは、エネルギーと時間の無駄以外の何ものでもありません。

いちばんの復讐は相手をやっつけることではありません。

相手よりも幸せに生きることです。

 

相手がいちばん嫌がること。

それはあなたが幸せに生きることです。

 

相手がいちばん喜ぶこと。

それはあなたが「自分と同じレベルにいる」ということを確認できることです。

そして、くだらないことで言い争ったり、喧嘩したりする行為は「同じレベルにいる」ということを証明することになるのです。

最も賢い復讐は相手よりも幸せになることです。

 

そのことはもっとも相手が嫌がることであることは言うまでもありません。

だからさっさと相手を許しちゃいましょう! 

「許さない」という態度は『いつまでも相手と関わり合いを持つ』という態度なのです。

最近『反知性主義』という言葉が世間を賑わせています。

しかし、注意しなければいけないのはここで語られている知性というものがどういうものか? ということです。

 

 

日本の反知性主義 (犀の教室)

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僕はここで語られている知性というのはいわゆる『知識』とは違うものであってほしいと願っています。

この場合の知性はアカデミックなものであってはならないと思っています。

「許す」「許さない」といったことについて考えること。

そして、最終的には「許す」という道を選択すること。

 

これも立派な『知性』だと僕は思います。

 

 

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なぜあの頃、日本は戦争に突き進んでいったのか。

なぜ政府や国民はそんなバカな選択をしたのか。

まったくわからなかった。

 

だけど昨今のこの政治状況を見ていると、「ああ、もしかしたらこんなふうに少しずつおかしくなっていったのかもしれないな」と思いはじめた。

 

原爆死没者慰霊碑の石碑にはこんな言葉が刻まれている。

 

 

安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから。

 

 

だけど日本は今、同じ過ちを繰り返そうとしているように思えてならない・・・

 

しかも、圧倒的多数の国民がそれを支持している。

それもひっくるめて、あの頃とおんなじだなって思う。

 

そういえば、あのときもどんどん「孤立」していったよね。

 

もしもこのまま日本がもう一度、日本が戦争に突き進んでいったとしても、

 

「仕方なかったんだ」

「ほかに選択肢はなかったんだ」

「一生懸命やった結果だ」

とは言わせねーよ。

 

いくらでも選択できたんだから。

 

選択できましたよね?

こないだの参議院選挙でも、その前も衆議院選挙でも。

 

いくらでも国民は「戦争をしない選択」をするこちができた。

それを国民が選ばなかっただけですよね?

 

それは「仕方なかった」じゃないし、「ほかに選択肢がなかった」じゃないし、「一生懸命やった結果」でもないよね・・・

 

あのジョン・レノンの名曲『イマジン』が「戦意を喪失するから」という理由で放送自粛されたことがあった。

でも僕に言わせれば「戦意? そんなもの一生喪失していればいいんだ!」ってカンジだよ。

 

そう思わない? 

NOよりYESの方が良くない?

否定より肯定の方が良くない?

ハングリーより、おいしいものをみんなで分け合って満たされたほうが良くない?

 

「ルールとか常識なんか壊していいんだ」ってことをビートルズやジョン・レンは僕たちに教えてくれた。

 

それなのに、今もう一度そういうものを作ろうとしている人たちがどんどん増えてる。

そして、世界を窮屈なものにしようとしている…

 

それはすごく危険なことだと僕は思ってます。

 

 

 

▼ 人間関係に関してこちらでも記事にしていますので、ぜひ見ていってくださ~い♪

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