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シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

国民健康保険オンリーは危険すぎる!海外旅行には「海外旅行傷害保険」が必須だと思った10の理由


よく晴れた日にパイナップルの置かれた砂浜を走る少年

今年の正月明けに僕は家族でハワイに旅行に行きました。そのことについてはこちらでも書いています。

www.nonbiri-happy.com

その時に非常に貴重な経験をしましたので、今回はそのことについて書いてみたいと思います。

「貴重な経験」とは何か? なんと僕と下の息子が食中毒になっちゃったんです!

具体的に書くといろいろ問題があるといけないので、お店の名前や食べたものについては触れないでおきます。某フードコート」で食べた「ある麺類」とだけ言っておきます。

おそらくそれが原因であると僕は確信しております。なぜなら、それを口にしたのは僕と下の子供だけだからです。

妻と長男は口にしていません。だから、きっとそこで食べたその食べ物のせいで僕と下の子は食中毒になったのです。

今にして思えば、そこのお店というか、そこのブースの衛生管理は最悪でしたね。お世辞にも「キレイ」とは言えないものでした。使われていた具材だって、いったいいつのものを使っていたもんだか…。

とにかく僕と下の子はその日の夜にそれを食べた後、ホテルに帰ってから次の日の朝にかけて、エライ目に遭いました。それはもう『地獄』としか言いようのない光景。

汚い話になるので具体的にその夜、部屋でどんな惨劇が繰り広げられたのかについては記しません。およそ想像はつくと思いますので…。

朝になって、症状が落ち着いてきたので、日本人観光客でも診てくれるホノルルの病院を調べてそこへ行きました。

僕はその時、生まれて初めて『海外旅行傷害保険』というものがいかに重要なものであるかということを痛感しました!

だからきっとみなさんにも役に立つと思ったので、今回記事にしてみることにしました。

目次

ハワイの病院に電話してまず驚いたこと

こちらを向いてバッテンマークを作るジージャンを着た可愛い少年

ご存じの通り、ハワイの医療費はバカ高いことで有名ですよね。だから、もしも保険に入っていなかったら高額の医療費を請求されてました。

帰りの日程のスケジュールのこともあったので、「病院に行かない」という選択肢はありませんでした。明後日には日本に帰らなきゃいけなかったんで、なんとしてでも症状を軽くしておかないとヤバかったんです。切羽詰まった状況でした。

それに『食中毒だったら、点滴や薬ですぐ治る(治りやすい)』という話も聞いていたので、「病院にさえ行けばなんとかなる」「きっといい薬を処方してもらえる」という確信もありました。

でも、そのクリニックに電話して驚きました。まず一発目に「保険に入っているか?」と聞かれたのです。日本では考えられないことです。

ちなみに、僕が電話した(というか実際には妻が電話したんですが)ホノルルの病院は日本語が通じました。だから安心して会話するができました!

でも、いきなり保険の話からはじまったので、かなり面食らってしまいました。そしてもっと驚いたことに、もしも保険に入っていなかった場合、診察してもらえないということ。

この辺りの事情についてはよくわかりません。そういうのってアメリカでは当たり前のことなのかもしれないし、僕がたまたま電話したそのクリニックの方針なのかもしれない。

いずれにしても、まず「保険に入っているか?」ということを聞かれ、次に「もしも保険に入っていなければ、他をあたってくれ」というようなことを言われ、かなりショックを受けたという話です。

話には聞いていたけど、アメリカというのは本当に優勝劣敗な国なんだということを改めて認識することができました。

「食中毒は治りやすい」という噂は本当だった

桜の咲く公園の中でどこかを指差す可愛い少年

「海外旅行傷害保険に入っている」ということを伝え、確認が取れたあとも驚きでした。

なんとホテルまでクリニックの専用車で迎えに来てくれたのです! ちなみに帰りもホテルまで送ってくれました。もちろん無料! 全部保険の中で対応してくれます。

ドクターは外人さんでしたが、サブ・ドクター(看護師?)みたいな人は日本語が話せる人だったので、何も戸惑うことはありませんでした。

超親切で、超的確。

やはり1時間ばかし点滴を打ち、薬をもらいました。薬はよく映画なんかで出てくるプラスティック製の容器に入っていて、「おお!」と思いました。

そしたら、帰る際にはすっかり体調も良くなりました! 僕も下の子もついさっきまでクタッとしてたのが嘘のようにピンピンになり、下の子なんて帰り際にはもう「海に行きたい!」と言い出す始末。

やっぱり食中毒って薬ですぐ治るんですね。菌が原因で起こる病気だから、きっとその菌さえやっつけちゃえばすぐに体調は良くなるんでしょうね。

僕は医療のこととはよくわからないけれど、たぶん今、そういう食中毒の原因となる菌を簡単にやっつける薬とかが今いろいろ開発されてるんでしょうね。そうなんですか?

海外旅行に行く方は「海外旅行傷害保険」は必須アイテム!

古い地図を指差す女性の手

海外旅行傷害保険の話に戻します。

結論から先に言いますと、ハワイだけでなく、海外旅行に行くときは必ず「海外旅行傷害保険」に入っておくようにしましょう!これはもう必須です。

やっぱり日本はいい国です。日本でも食中毒が問題になったりすることもありますが、それでも衛生面から見れば海外の比じゃないと思います。

それは海外旅行に行かれた経験がある人ならよくわかるはずです。日本人はやっぱりきっちりしているから、掃除も行き届いているし、厨房なんかも清潔。

調べたことがないんでよくわからないけど、きっと食中毒は他の国々よりも少ないんじゃないかな?

いずれにしても、海外旅行中は何が起こるかまったくわかりません。僕だって行く前にこんな目に遭うなんてまったく想定していなかった。

病気だけじゃなくて、交通事故とか盗難とかいろいろ予期せね事故に遭うかもしれませんよね。

そういったさまざまなトラブルに巻き込まれたとき、その損害に備えることができるのが海外旅行傷害保険というわけなのです。これを付保しないで海外旅行に行くなんて、ありえないことです。

海外旅行傷害保険で支払われる保険金の内容

真っ赤なチューリップ働けの中で遊ぶ二人の少女

傷害死亡保険金

事故によるケガなどにより、事故の日から180日以内に死亡した場合に、一定の条件を満たせば支払われる保険金です。

傷害後遺障害保険金

事故によるケガなどにより、事故の日から180日以内に後遺障害が発生した場合に、一定の条件を満たせば支払われる保険金です。

程度に応じて、約定した傷害後遺障害保険金額の3〜100%が支払われると言われています。

疫病死亡保険金

旅行終了後72時間以内に発病した病気により、医師の治療を開始し、その後も治療を受けた場合に、一定の条件を満たせば支払われる保険金です。

旅行終了日から30日以内に死亡した場合も支払われます。

傷害治療費用保険金

事故によるケガのために医師の治療を受けた場合に、一定の条件を満たせば支払われる保険金です。

事故の日から180日以内に支出した費用が支払われます。

疫病治療費保険金

旅行中、もしくは旅行終了後72時間以内に発病した病気により、医師の治療を開始した場合に、一定の条件を満たせば支払われる保険金です。

ウチら家族が保険金を請求したのはこのケースですね。

救援者費用等保険金

旅行中のケガや病気のため3日以上入院した場合に、一定の条件を満たせば支払われる保険金です。

賠償責任保険金

旅行中の偶然な事故により、他人の身体や財産に損害を与えた場合、もしくは法律上の損害賠償責任を負った場合に、一定の条件を満たせば支払われる保険金です。

携行品損害保険金

旅行者所有の身の回り品が盗難、破損、火災などによって損害を受けた場合に、一定の条件を満たせば支払われる保険金です。

航空機預託手荷物遅延等費用保険金

航空機が目的地に到着した後、6時間以内に着かなかったりした場合、一定の条件を満たせば支払われる保険金です。

航空機遅延費用保険金

登場予定の航空機が6時間以上の遅延等が発生した場合に、一定の条件を満たせば支払われる保険金です。

海外旅行傷害保険に入っていなかった場合の医療費ってどのくらいかかるの?

血圧計や聴診器などの医療器具

日本の健康保険制度は本当に素晴らしいものだと、今回改めて実感しました。

でも海外にはそんな制度はありません。だから海外では日本で考えられないような高額の医療費がかかるのです。

海外でもし救急車を呼んで病院に搬送してもらうだけで数万円かかると言われています。

また、これは有名な話ですが、もしも海外で盲腸になった場合にはロンドンでは約130万円〜173万円、ロサンゼルスでは162万円〜216万円、ホノルルでは256万円くらいかかると言われています。

普通傷害保険や通常の医療保険というものをありますが、あれだと入院費用等は固定額しか支払われません。

もしも捜索などでヘリコプターを利用したり、ストレッチャーを乗せて飛行機を飛ばしたりなんかしたら、1,000万円以上請求されたという事例もあるそうです。

こういった費用はもちろん、普通傷害保険や医療保険では支払われません。

海外旅行傷害保険は保険会社のサポート体制が充実!

ヘッドセッドマイクを装着したオペレーターの外人の女性

海外旅行傷害保険に加入しておくことのメリットは保険金のことだけじゃありません。

保険会社によるさまざまなサポートを受けられる点も大きなメリットと言えますよ。

例えば、「アシスタンスサービス」。

これは海外で何かあった時にどこの病院に電話したらいいのかも、救急車の呼び方もわからない!といった時に保険会社から案内された番号に電話すると、保険会社が24時間年中無休で対応してくれるというもの。

もちろん日本語でOKで、迅速に現地の病院や医師を紹介してくれます。

また「キャッシュレス・メディカルサービス」というものもあります。

これは病院の窓口で保険契約書を提示すれば、治療費を払わなくても治療を受けられるというもの僕ら家族は今回、これをやりました。

窓口の人にきっちり保険契約書を提示して、チェックしてもらいました。

膨大な書類に必要事項を書かなきゃいけなかったけど、文句は言えません。なんとか頑張って書きました。

アメリカはとにかく「契約文化」です。だから、書類の量もハンパないんです。もしも治療を受けられる際は、その点だけは覚悟しておいた方がいいでしょう。

とにかく量もすごいし、記入する箇所も多いし、おまけに書き方もよくわからないという(笑) 

加えて、向こうの事務の人は(看護師さんは超親切な人だったんだけど、その受付のおばちゃんはなまら感じの悪い人だった)日本人みたく親切丁寧に教えてくれるわけじゃありませんからね。

この辺りも日本とのカルチャー・ギャップを感じた部分でした。 

保険金を請求する時の手続きについて

電卓と数字が書かれた用紙

保険金を請求するケースは大きく分けて2つあると思います。

 

  1. 現地で費用を自分で負担し、立替払いをした場合
  2. 「キャッシュレス・メディカルサービス」を利用した場合

 

現地で立替払いをした場合には当然、保険会社に保険金を請求して、かかった費用を支払ってもらわなきゃいけません。

「立替払い」「キャッシュレス・メディカルサービス」__いずれにしても、帰国したらすぐに手続きに入った方がいいでしょう。

契約した保険代理店に聞いたり、保険会社のホームページなどに記載されたサービスガイドを見ればすぐわかると思います。それほど難しいことではありません。

請求時期

基本的には保険金支払事由が発生した日から一定期間以内(30日)に保険会社に連絡を入れなきゃいけないことになっています。

そうしないと保険金が支払われなくなっちゃう場合もあるみたいなんで、みなさん気を付けましょう! でもきっとみんな帰国してすぐ連絡するよね?

必要書類

保険金を請求する際には「保険証券」と「保険金請求書」は当然必要なのですが、その他にもいろいろと用意しておかなければならない書類等があります。

現地で入手しておかなきゃいけないものも含まれているので、忘れないようにしておきましょう!

傷害治療費用保険金、疫病治療費用保険金

  • 治療を受けた現地の医師・病院の診断書(保険金請求書の一部分が診断書になっているケースがほとんど)

  • 治療費の領収書

  • 場合によっては現地の警察署に届出をして発行してもらう、事故証明書

携行品損害保険金

  • 盗難の場合には現地の警察からもらう、盗難届出証明書(盗難届証明書の代わりに添乗員や同行者による証明で足りる場合もあり)
  • 損害の程度を証明できる書類(修理代の領収書、購入時の領収書など)
  • 損害品明細書(保険金請求書の一部分になっています)

傷害死亡保険金、疫病死亡保険金

  • 医師・病院の死体検案書もしくは死亡診断書が必要
  • 事故証明書が必要な場合もあり

傷害後遺障害保険金

  • 診察した医師・病院の後遺障害診断書が必要
  • 事故証明書が必要な場合もあり

救援者費用等保険金

  • 医師・病院による旅行者の診断書
  • 捜索援助費用、救援者の交通費やホテル代などを証明する書類
  • 事故証明書が必要な場合もあり

航空機預託手荷物遅延等費用保険金

  • 託送手荷物の遅延等のために購入したものの領収書
  • 手荷物の遅延等を証明する航空会社の証明書
  • 搭乗券など

航空機遅延費用保険金

  • 航空機の遅延等により支出することになったホテル代、交通費などの領収書
  • 航空機の遅延を証明する航空会社の証明書
  • 搭乗券など

保険金はいつ支払われるのか?

だいたい保険金は請求した日から30日以内に支払われるケースがほとんどのようです。

海外旅行保険に入っていなくても、健康保険から治療費の還付を受けることはできるのか?

胸のポケットに医療器具やボールペンなどが刺さっているお医者さんの上半身

海外旅行中に病気やケガになった場合、健康保険や国民健康保険に入っていて払い戻し請求をすれば、一定の条件を満たせば一定程度は還付されると言われています。

これを「海外療養費支給制度」というそうなのですが、気を付けなければいけないのはこれは決して『日本の健康保険が海外でも使えるそうだぜ!』という意味ではないということ。

まず旅行者はいったん全額を立替払いしなければなりません。

そして気になる支給額なのですが、海外で支払った医療費全額について行われるわけではありません。あくまでも日本国内における診療報酬基準に基づいて行われるのです。

これを超える部分については全部自己負担になります。

要するに、支給額は日本国内で療養した場合に要する費用をもとにして算定されちゃうということです。

でも、ご存じの通り海外の医療費・治療費はバカ高いことで有名ですよね。日本で40万円で済むところが、海外だと130万円もかかるなんてケースはざらにあります。

医療費は『3割負担』ですよね?

だから、

  • 40万円 - (40万円×3割) = 28万円

となります。

つまり、28万円のみが還付されて終わりというわけなのです。残りの100万円は自己負担です。

だから、「日本の健康保険に入ってるから大丈夫、大丈夫!」というわけにはいかないのです。

アメリカの病院に行って感じた日本のスゴさ

向こう側に日本庭園が見える日本の畳の部屋

病院だけじゃなくて、日本人のマナーというか、対応ってすごいですよね。今回改めて思いました。

日本は「おもてなし」の国ですよ、マジで! それは海外に行くとよくわかります。

よく店員やスタッフを怒鳴りつけたりしてる人いますけど、態度にしろ、マナーにしろ、サービスにしろ、日本と海外では比べものにならないものがあります。

日本人はそのことを忘れてはいけません。
ちょっとしたことでスタッフや店員さん、受付の人なんかにクレームを言ったりしないようにしましょうね、みなさん(笑)

もっと暖かい目で見てあげましょう!

まとめ

家の前に掲げられたアメリカの国旗

いかがでしたでしょうか?

今回の記事の要点をまとめるとこのようになります。

  • ハワイで食中毒になって生まれて初めて海外の病院に行った
  • ハワイをはじめとする海外の医療費はバカ高いので、海外旅行に行く時は必ず海外旅行傷害保険に入っておこう
  • 病院に電話したら一発目に「保険に入っているのか?」と聞かれ、「保険に入っていなければ治療を受けられない」と言われて驚いた
  • 「食中毒はすぐ治る」という噂は本当だった
  • 海外旅行傷害保険が適応になるケースはいろいろある
  • 海外ではぶったまげるような費用を請求されることもあるので気をつけた方がいい
  • 困ったら保険会社のデスクに電話すればサポートしてくれる
  • 保険に入っていれば、キャッシュレスで治療を受けることもできる
  • 日本の健康保険に入っている人は還付を受けることはできるけど、すべての費用をそれでまかなえるわけではないみたい
  • 日本の健康保険制度、および日本人のサービス精神は本当に素晴らしい!今回ハワイに行ってそのことを痛感した!


いや〜それにしても今回、僕と下の子はエライ目に合っちゃいました。

でもそのおかげで普段日本に住んでるとなかなか気づけない「日本という国の素晴らしさ」に気づくことができました。それだけでもハワイで食中毒になった甲斐がありました(?)

こんなことでもない限り、なかなか気づけませんもんね。

今、世界情勢はいろいろと大変になってきています。でも、それとは関係なしに、もしも海外旅行に行く際には、必ず「海外旅行傷害保険」に入ってから行くようにしましょう!

あ、
それからみなさん、食べ物にはくれぐれも注意してね(笑)

 

したっけ!