サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

お勤めと自営の違いについて語ろう! 会社をすぐ辞める若者に脱サラの先輩として言っておきたいコト

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いつの時代もそうですが、『若者』というのは「若い」ということだけで攻撃の対象となります。

僕も若い頃(驚くべきことに、僕はもう40歳を超えてしまったのです!)、散々おじさんたちに攻撃されました。

今、思い返してもはらわたが煮えくりかえるようです。

最近でも、「3年で会社を辞める」とか、「草食系」とか、「ゆとり世代」とか、「新型うつ」とかいろんな言い方で若者たちは槍玉に挙げられたりしています。

 

僕は時々、今の若者たちが気の毒に思うことがあります。

彼らがいったいしたというのでしょうか?

大人たちから攻撃される彼らの姿が若い頃の自分と重なって時々イヤな気持ちになる時があります。

だから僕は彼ら若者を決して「若い」というだけで攻撃したりしません。

僕はどちらかと言うと、おっさん連中よりも若者たちの方にシンパシーを感じています(自分がもうおっさんであるにも関わらず)。

でも若者たちに言いたいことがないわけでもありません。

 

おじさんたちだって、若い頃は上の世代から攻撃されていた

だいたいにおいて、今、若者たちを攻撃してるおじさんたちだって若い頃は相当上の世代から攻撃されていたのです。

特に『団塊の世代』と呼ばれる人たち。

彼らは若い頃、かなりめちゃくちゃやってたのです。

僕の両親の世代です。

旧世代の価値観や考え方に反発して、しょっちゅう衝突してました。

 

ビートルズ、ローリング・ストーンズ、デビッド・ボウイ、チェ・ゲバラ、ゴダール、アンディ・ウォホール、etc・・・・団塊の世代のヒーローたちは皆、旧世代からみれば、「とんでもない連中」だったのです。

それは今の若者の比じゃありません。

たとえば僕にとっての神様である、デビッド・ボウイ。

彼なんて、きっと旧世代から見ればきっとバケモノか何かに見えたのではないでしょうか?

 

 

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そういうわけ、若者たちは今、大人たちからいろんなことを言われているとは思いますが一切耳を貸す必要はありません。

何を言われても、心の中でこう思っていればいいんです。

  • お前らがそんなことを言えるのか?
  • お前らの方がよっぽど酷かったじゃねぇか!

__と。 

 

 

 

若者よ、自分だけの小さな箱に閉じこもるな!

そもそも3年以上会社に勤めてたからといってそれが何だというのでしょう?

「会社におんぶに抱っこ」していれば一生安泰に暮らせた時代は、もうとっくに終わったのです。

それが偉いわけでもなんでもない。

「草食系」という言い方にしたって僕はバカみたいなマッチョイズムよりははるかにマシだと思っています。

男性が以前より暴力的でなくなったということは社会にとっても大変好ましいことなのではないでしょうか?

ただ、僕が若者たちを見ていてふと思うのは自分だけの小さな箱に閉じこもるのは良くないということです。

世の中にはいっぱいおもしろいことがあります。

世の中にはいっぱいおもしろい人間がいます。

おじさんたちの言うことを聞く必要はないけれど、自分の中に閉じてしまったらもったいない!

どんどん積極的に外に出ていって、ガンガン無茶苦茶やればいいんです。

今までの常識とか、世間の風潮とか、そんなものに一切囚われる必要はありません。

それなのに今の若者を見ていると、どうも「自分の小さな世界」の中だけに閉じこもる傾向があるような気がして・・・

そのことだけが気になります。

 

大切なことは、自分が「これは正しい」と思ったものの外側にある

ものの捉え方というのは、人それぞれ違うものです。

円柱のコップだって横から見れば長方形ですが、上から見れば丸い形をしています。

 

選択の幅が増えることは非常に重要なことです。

選択肢が増えると、それに比例して希望も増えます。

オルタナティブがある方が、健全なのです。

仕事にしろ

恋愛にしろ

人間関係にしろ

宗教にしろ

etc・・・

 

もしも価値観が一つしかなかったらそれはそれでしんどいのではないでしょうか?

大切なことは、自分が「これは正しい!」と思ったものの外側にあるのです。

反対意見にも耳を傾け、自分とは違う価値観にも触れてみる。

狭い視野ではなく、もっと広い視野で世界も見つめる。

自分の殻を破り、積極的に新しいものに触れる。

慣れ親しんだ環境から飛び出す勇気を持つ。

若者にはぜひそのような感覚を持ってもらいたいと僕は思います。

自分の殻に閉じこもり、自分の考えだけに囚われているようでは成長は望めません。

 

 

どうせ会社を辞めるんなら、何かを吸収してからにしよう!

僕もサラリーマンをやっていました。

サラリーマンの世界を体験できたことは、僕にとって非常に良かったと思っています。

それはとてもいい経験でした。

満員電車

社内の最悪な人間関係

営業ノルマ

つまらない会議

理不尽なことをいう上司

言うことを聞かない部下

etc・・・

 

その一つ一つは確かにうんざりさせられることかもしれません。

そこの部分だけにスポーット・ライトを当てれば、なるほどサラリーマンの世界は『3年で辞めたくなる』要素に満ちています。

だけどサラリーマンの仕事というのは社会を勉強するのにうってつけの仕事です。

アルバイト感覚でもいい。

腰掛けでもいい。

いろんなことを経験し、学んでから辞めてもいいのではないでしょうか?

辞めることはカンタンにできます。

だけどカンタンに辞めてしまったら、せっかくの「社会について学ぶ機会」を喪失することになります。

僕もサラリーマン時代、嫌なこともたくさん経験しました。

でも今、振り返ってみるとそういうイヤな経験も全部肥やしになっています。

若者諸君のなかには今、仕事のことで深刻な悩みを抱えている人もたくさんいると思います。

でもそのしんどい経験の中から大切なことを学ぶこともあるのです。

もう少し

あと1年

 

どうせ辞めるならきっちり何かを吸収してから辞めてみてはいかがでしょうか?

 

 

「お勤め」と「自営」はまったく違うもの

一方において、『じゃあ、サラリーマンのままでいいのか?』というと、そういうわけでもありません。

 

世の中には「幸福なサラリーマン」と「幸福じゃないサラリーマン」がいるんです。 

まあ、ざっくりした言い方をするとホワイトな職場とブラックな職場があるってことです。 

 

イケハヤ氏がよくやるリーマンDisりはたしかに問題だと思います。

でも増税、社会保険料の増大、年金、医療、介護、教育、可処分所得の低下、ノルマ、満員電車、サービス残業、社内の醜悪な人間関係、etc・・・

そういった多くのサラリーマンが抱えている切実で厳しい現実から目をそらし、「別にこのまんまでいい」と開き直って問題解決に乗り出さないのも同じくらい問題のように僕の目には映ります。 

 

「あいつはサラリーマンをDisった!」とか言って大騒ぎしている人というのはよっぽどホワイトな会社に勤めてる人なんじゃないかなと思います。

僕は『ザ・悩めるサラリーマン』だったからリーマンのしんどさがよくわかるんです。

 

本当に苦しんでる人は「あいつはサラリーマンをDisった」とかって大騒ぎなんかしません。

今、自分が置かれてる状況を「なんとかしたい」「どうにかしたい」「なんとかして抜け出さなければ」と思ってるはずです。

 

安定的に給料もらえるんだから別にこのままでもいいじゃん!と言ってる人はある意味、幸福なサラリーマンなんだと思います。

 

サラリーマンにも「幸福なサラリーマン」と「幸福じゃないサラリーマン」がいるのです。 

もしも「幸福じゃないサラリーマン」だったとしたらイケハヤ氏が提唱している『サラリーマンじゃなくても生きていける道はあるぜ』という話は希望に聞こえると思います。

 

サラリーマンでさえいれば確かに給料という安定収入が得られます。

そこは最大のメリットだと思います。

やっぱり勤め人を卒業してみてつくづく思うのは『毎月、黙っていても25日になれば会社からお金がもらえるってスゴイ!』ってこと。

 

とくに僕の場合、不動産投資なんていう不安定なものをやってメシを食ってる人間だから給料のような安定収入がある状態って余計にすごい!って思っちゃいます。

「じゃあ、おまえはどうしてその安定収入を捨てて脱サラしたんだ?」って突っ込まれたらちょっと答えに窮してしまうのですが・・・

 

でもコインには表と裏があるんです。

表の部分だけを見て裏の部分に目をつぶり、「サラリーマンにはこんなにメリットがある → だから自分はこのままでいいんだ」という結論に着地してしまってはいけないような気がします。

 

コインの裏側の部分(将来不安とか、ノルマとか、満員電車とか、人間関係とかね)の問題はずっと放置したままだからです。

 

サラリーマンって『御勤め』ですからね。

究極的には・・・

労働力を提供してその対価として給料というものをもらうのです。

 

それは「自」「営」とは違うんです。

 

Self-employed

 

とは違うということです。

だから御勤めの中から「自分に合った仕事」を探すっていうのは至難のワザなんです。

 

それからサラリーマンは自営業者のように自由じゃないし、合わない人とも一緒に仕事をしなきゃいけません。

だからこんなに仕事のことで悩んで、うつになってる人が大勢いるんです。

 

そこはサラリーマンのマイナスの部分だと思います。

コインに裏の部分とオモテの部分があるんです。

 

自分に合った仕事を見つけたいのなら自分で営むのがイチバンです。

Self-employedなら自分に合った仕事ってやつを自ら『作りだす』ことはできますからね。

うまくいくかどうかはわかりませんけどね。

 

ところで、イケハヤ氏もよく絡まれてるみたいだけど「お前の影響で会社を辞めて失敗したらどうするんだ」ってなことを言う人、いっぱいいますよね。

僕、この思考回路がまったく理解できないんです。

 

煽ろうが、煽られようが、最終的に決めるのは自分でしょ?

あくまでも自分の人生なんだから。

自分で決めて自分で判断したことなんだったら最終的には自分でケツを拭かないと!

 

それを人に責任をなすりつけるなんて・・・

お門違いも甚だしいと思いませんか?

 

こういう人ってデビッド・ボウイとかボブ・ディランとかにもからんだりするのでしょうか? 

「お前の書いた曲のせいで人生が狂った! どうしてくれるんだ!」って・・・笑