サカモトハルキの哲学

北海道で5棟74室+月極P24台の大家やってます。2010年12月より法人化(10期目に突入!)。奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す!

挫折経験がある人の方が人生がうまくいくケースが多い理由

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反面教師。…という言葉がありますよね? 

僕は結構、この言葉が結構、好きです。

僕はこれまでの人生のなかでたくさん失敗をしてきました。

そして、そういった失敗をたくさん経験してきて、つくづく思うのはうまくいったことよりもうまくいかなかったことの方がたくさん学べるということです。

僕だって失敗は嫌です。

できることなら何をやってもうまくいくような人生をおくりたい…

だけど、そんなの無理ですよね? 

 

「引くカードすべてがラッキー・カード」というわけにはいきません。

人生というのはなかなか自分の思い通りにはいかないものなのです。

その中で悪戦苦闘しながらなんとか生きてゆくしかありません。

そして、その中で少しずつでも成長してゆくしかないのです。

僕はこのブログのなかで自分の失敗談なんかもいろいろと書いています。

自分を誇張するのは簡単です。

とくにネットの世界では自分を大きく見せることはいとも簡単にできることです。

だけどそれは読者のためにならない、と僕は思っています。

どんなに「なーんだ、この管理人、こんなことで失敗してるのか…」「大したことねぇな…」」と思われたとしても僕は自分の失敗談をどんどん書いていこうと思っています。

失敗談というのは成功談よりも有益な情報になるということを僕は身を持って知っているからです。

読者のみなさんは僕のその失敗談を通じて、「そうか、こういう風にすれば失敗しないんだな」「オレはこんな風にならないように気をつけよう」と思ってくれればそれでいいんです。

目次

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うまくいってる人の話を聞くよりも、失敗した人の話を聞いた方が有益な場合もある

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世の中には光と同じくらい『闇』というものがあります。

光の方にだけスポットライトを当てて物事を考えるということはとても危険なことです。

いい日もあれば、悪い日もあります。

調子がいいときもあれば、調子が悪いときもあります。

それでいいのではないでしょうか? 

 

人生というのは、おそらくそういうものなのではないでしょうか? 

世界の偉人たちの伝記を読んでみてください。

どんなに成功をおさめた人であっても必ずその人生の過程においては「失敗」や「挫折」の経験があるものです。

 

それはほとんど例外なく、『すべての偉人に当てはまる共通点』です。

失敗や挫折を一度も経験することなく、何か事を成した人はいません! 

とくに起業家や事業家を目指すような人は「失敗や挫折は付きもの」と言ってもいいくらいです。

本田総一郎にしても、松下幸之助にしても、スティーブ・ジョブズにしても、ウォルト・ディズニーにしても、etc…

みんな順風満帆だったわけではありません! 

 

スティーブ・ジョブズ I・IIセット

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ビジネスの世界は一寸先は闇です。

その一寸先は闇の世界を上手にハンドリングしながらサヴァイヴしてゆくのは並大抵のことではありません。

当然、あちこちに頭をぶつけることになります。


だけど、そうやっていろんなところに頭をぶつけながらだんだん磨かれていきます。

そして、いつしか百戦錬磨のすごい事業家になってゆくのです! 

僕も事業家の端くれです。

もちろん、内容的にもスケール的にも彼らの足もとにもおよびません。

だけど、そんな僕でも彼らの歩んできた人生から学べることは多々あると思っています。

とくに彼らの『失敗事例』からいろいろなことをたくさん学ぶことができると思っています。

『人が失敗した経験』というのは非常に貴重な情報となり得ます。

それは、人が成功した経験よりも貴重なものです。

その失敗した本人には大変申し訳ないけれど、人の失敗経験を聞くことほど有益な情報はありません。

僕たちはその失敗経験を聞くことによって自分の腹を実際に痛めることなく、『学び』だけをそっくりそのままいただくことができるのです!

これほど有益なものは他にありません。

「たまたまうまくいった」という青年実業家のセミナーを100回聞いても、何も得られるものはありません。

だけど、自分で興したビジネスがうまくいかず、自己破産してしまった人の話というのは、きっと1回聞いただけでとても役に立つものとなるのではないでしょうか? 

 

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ポジティブな出来事よりも、ネガティブな出来事の方が学ぶべきことは多い

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この世の中で何が怖いといって、「よくわからない状態のまま 進まなくてはならない」という状態ほど怖いものはありません。

福島の原発事故が起きたとき人々をいちばん恐がらせたのは『いったい何が起きているのかわからない…』という状態です。

どんなに絶望的なことであっても、いったい何が起こっているのかを知っているだけで不安は少しは解消されます。

逆に、そういった不安に苛まれているときに『いい情報』だけで身を固めても逆効果なのです。

そんなことをしてもますます不安になるだけなのです。

 

人々がほしいのは「正確な情報」です。

それは人生でも同じです。

いい側面ばかりではなく、悪い側面をみることも人生では必要なことなのです。

どんなに目をそむけたくなる事象であっても物事の悪い面にも目を向ける態度こそが本当の意味での健全な態度といえるのではないでしょうか?

ところが書店には「ものごとの悪い面ばかりではなく、良い面を見るようにしよう!」といったような内容の本がたくさん並んでいます。

一度も会社を経営したこともない大学教授や評論家、エコノミストなんかが、エラソーにうんちくを垂れる本がベストセラーになったりしています。

じゃあ、お前、やってみろよ!と思わず突っ込みを入れたくなります。

ビジネスの世界ははっきり言ってそんなに生易しいものではありません。

そんなにそんなに何もかもがうまくいくなんてことは商売の世界ではあり得ません。

どちらかといえば、成功することよりも失敗することの方が多い世界です。

でもビジネスの世界で失敗をするということはちっとも悪いことではありません。

むしろ、誇るべきことです。

なぜなら、「失敗をした」ということは「何かにチャレンジした」ということの証しでもあるからです。

挑戦しない人は失敗しません。

その代わり、成功もしません。

 

僕が敬愛してやまない小説家・村上春樹さんが最近のエッセイでこんなことを書いていました。

ちょっと長いんですけど、非常に重要なことを言っていますので最後に紹介させてください…

 

 

30歳でいちおう職業的小説家になり、存在がパブリックになったことで、好むと好まざるとにかかわらず、正面からかなり強く風圧を受けるようになりました。

僕自身は決して進んで表に出ていく性格ではないのですが、心ならずも前に押し出されてしまう場合があります。

やりたくないことも時としてやらなくてはならなかったし、親しくしていた人に裏切られてがっかりすることもありました。

利用するために心にもない賞賛の言葉を並べる人もいれば、意味もなく罵声を浴びせかけてくる人もいます。

あることないことを言われたりもします。

そのほかいろいろ普通では考えられないような奇妙な目にもあってきました。

僕はそんなネガティブな出来事に遭遇するたびにそこに関わってくる人々の様子や言動を子細に観察することを心がけました。

どうせ困った目にあわなくちゃならないのなら、そこから何か役に立ちそうなものを拾い上げていこうじゃないかと(「何はともあれ元は取らなくちゃ」ということですね)。

そのときはもちろんそれなりに傷ついたり落ち込んだりしましたが、そういう体験は小説家である僕にとって少なからず滋養に満ちたものであったと、今では感じています。

もちろん素敵なこと、楽しいことだってけっこうあったはずなんですが、今でもよく覚えているのはなぜか、どちらかといえばネガティブな体験の方です。

思い出して楽しいことよりはむしろあまり思い出したくないことの方をよく思い出します。

結局のところ、そういうものごとからの方が、学ぶべきことは多かったということになるかもしれませんね。

 

 

 

職業としての小説家 (新潮文庫)

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