- この世はフェアではない
__ということに気づいたのは、いったいいつ頃のことだったでしょうか。
いつの頃だったか忘れてしまいましたが、とにかく僕はある日、そのコトに気づいてしまったのです。
それまでの僕は「一生懸命働ければ、お金持ちになれる」と信じていました。
だけど、それは違いました。
さまざまなお金持ちの方々と接する経験の中で、僕はそのことを学びました。
お金持ちの人たちというのは、決して朝から晩まで働いている人ではありませんでした。
地主さんなんかだと、「生まれた瞬間からお金持ち」「生まれた瞬間から資産家」みたいなものです。
とくに頑張ったりしなくても、悠々自適に暮らしています。
こちらが夜遅くまで残業している最中に、彼らはもうお風呂に入って、寝っ転がりながらテレビを観ているんです。
今回はその辺りのことについて書いてみたいと思います。
目次
- お金持ちの人たちは汗水たらして働かなくてもお金が入ってくる仕組みを構築している
- お金持ちと僕らは考えていることが違う
- お金持ちの人は、お金持ちになる『考え方』をしている
- どのような手段で得たお金か? なんてことは一切関係ない
- 不労所得って、悪いお金なの?
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お金持ちの人たちは汗水たらして働かなくてもお金が入ってくる仕組みを構築している
この世の中は決してフェアではありません。
生まれた瞬間から恵まれてる人というのは、ある一定の割合で確実にいます。
一生懸命働かなくても、彼らは明らかにお金持ちです。
昼間から高級レストランでランチを食べてるセレブな奥様たちは、決して一生懸命働いたからお金持ちになれたわけではありません。
おかしいじゃないですか!
不公平じゃないですか!
こっちは朝から晩までヘトヘトになりながら地べたを這いずり回って働いてるのに、どうしてロクに働いてない彼らの方がいい暮らしをすることができるのでしょう?
親も学校の先生も、「世の中はフェアじゃない」なんてことは一度も教えてくれませんでした。
僕たちは親や学校の先生の言うことを間に受け、
- この世はフェアだから、頑張ればなんとかなる
__とすっかり思い込んでしまいました。
だけど、それが大間違いだったのです。
実際はこの世の中というのは、「金持ちはますます金持ちに、貧乏人はますます貧乏に…」といったシステムになっているだけでした。
不公平がまかり通っているのです。
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お金持ちと僕らは考えていることが違う
お金持ちの方々というのは、僕ら一般庶民と正反対の考え方をしています。
だから、お金持ちになれたのです。
もしも彼らが僕らと同じ考え方をしていたら、彼らはきっとお金持ちになっていなかったはずです。
たとえば、「労働」に対する考え方を例にしてみましょう。
彼らは、
- 一生懸命働けばお金持ちになれる
- お金は労働の対価である
__なんて、これっぽっちも思っていません。
でも、僕らは違います。
お金を得るためには、一生懸命働いて、年収を増やさなければいけないと考えます。
そこが彼らと僕らの違うところです。
誰かの下で働いて、サラリーをもらっている以上、決してお金持ちにはなれません。
一生懸命働いて、出世をすれば、多少は年収もアップするかもしれません。
もしかしたら、役職にも就けるかもしれません。
だけど、それは「お金持ちになる」ということではありません。
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お金持ちの人は、お金持ちになる『考え方』をしている
いいフォームで泳ぐ水泳選手が早く泳げるように、いい走り方で走る陸上選手が足が速いように、お金持ちになるのにも『型』のようなものがあるんです。
僕たちはそれを真似なきゃいけません。
でも、なぜか逆のことばかりやってしまいます。
なぜ逆のことばかりやってしまうのかといえば、まわりからそう教わってきたからです。
- 親
- 学校の先生
- 親戚
- 友人
- 上司
- 近所の人
- etc
__なぜ、彼らはお金持ちと違うことをあなたに教えるのか?
それは彼らがお金持ちになったことがないからです!
お金持ちになったことのない人が、お金持ちになる方法を教えられるはずもありません。
彼らは口々に言います。
- 一生懸命、真面目に働けばお金をもらえる
__と。
でも、それは嘘です。
お金持ちの人たちは、決してクタクタになるまで働いたからお金持ちになれたわけではないのです。
あの人たちが受け取っている莫大なお金は、決して「労働の対価」によって得られたわけではないのです。
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どのような手段で得たお金か? なんてことは一切関係ない
以前の僕はこのことがまったく理解できませんでした。
- どうしてこちらは汗水たらして毎日クタクタになるまで働いてるのに、彼らは涼しい顔をして悠々と暮らしているんだろう?
__なぜ? なぜ? なぜ?の連続でした。
でもある時、僕は気づいてしまったのです。
僕がまわりの大人から教えられてきた「一生懸命働けば、お金持ちになれる」とのが、真っ赤なウソだった!ということに__。
「一生懸命働けば、金持ちになれる」という考えの恐ろしいところは、
- 一生懸命働かないことは良くないことだ
- 一生懸命働かないでお金をもらうことは悪いことだ
__とこちらに思わせるところです。
こういう考えに染まってしまうと、お金に色をつけるようになります。
「これはいいお金だ」「これは悪いお金だ」というように、お金を「いい」「悪い」で判断したりするようになります。
だけど、お金に「いい」も、「悪い」もありません。
お金はどこまでいってもお金でしかありません。
どんな方法でお金を稼ごうが、罪悪感を感じる必要はないのです。
それなのに、以前の僕は、
- こういうやり方で得たお金は良くて、こういうやり方で得たお金は悪いお金だ
__といった具合にお金に色をつけて考えるクセがありました。
そんな人間がお金持ちになれるはずもありません。
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不労所得って、悪いお金なの?
僕はサラリーマンをやめて、不動産投資でメシを食うようになりました。
決してお金持ちというわけではないけれど、以前に比べるとだいぶ「お金持ちになる方法」みたいなものがわかってきました。
- 不労所得
__というものもだいぶ肯定的に捉えられるようになりました。
かつては、「自分が不労所得を得て暮らしている」ということに罪悪感を感じたりしたこともありました。
不労所得で得たお金は、一生懸命働いて稼いだお金ではないからです。
でも、もう僕はお金に色をつけるクセをやめました。
お金はどこまでいってもお金でしかありません。
僕がやってることが罪だとするならば、ウォーレン・バフェットや、ジム・ロジャース、あるいはロックフェラーといった人たちはどうなるのでしょう?
投資によって莫大な利益を上げている彼らのような投資家たちは、大悪人ということになってしまいます。
世の中にはお金を得る方法はいっぱいあります。
何を選択するか?は、その人の自由なのです。
まわりがとやかく言う筋合いのものではないのです。