ロケットで宇宙に行けるようになったことにより、人類は『自分も宇宙の中の一部である』という感覚を忘れてしまった。
— サカモトハルキ (@sakamoto1haruki) October 17, 2019
自己責任社会の恐ろしいことは『自分』のことしか考えられなくなり、そこに『他者』という存在があることを忘れてしまうこと。
ホリエモンに見せたい。笑 https://t.co/zoctz510JD
「自分さえ良ければいい」と考える人が増えています。
でも、そういう人はいつまで経っても、人生がうまくいかず、幸せを手に入れることができません。
『自分のことだけ』に力を注いでいるはずなのに、おかしいですね…。
僕の経験上、人生がうまくいってる人、幸せな人というのは、常にまわりの人にも感謝の気持ちを忘れず、どんな人にもやさしく接することができる…という特徴があります。
これがとても不思議なのです。
自分のことに神経を集中し、持てる力のすべてを自分のことだけに使っている人よりも、『自分のことはさておき、まわりの人のことを考える』というタイプの方が幸せな人生を歩む傾向があるのです。
今回はそのあたりのことを解説してみたいと思います。
目次
『返報性の原理』を利用して、人間関係を円滑にする
みなさんは「返報性の原理」というものをご存じでしょうか?
人間というのは、人から何かをしてもらったら、「返さなくてはいけない」という心理になります。それを「返報性の原理」というのです。
あなたもよくスーパーなどで試食をしたことがあると思います。
その時、おばちゃんから試食を勧められ食品を…「買わなきゃマズイんじゃないだろうか?」「無料で食べさせてくれたおばちゃんに悪いかも…」…なんて思ったことがあるはずです。
よくよく考えてみたら、そのスーパーのおばちゃんは別に歩合制ではないのですから、その商品が売れようが売れまいが知ったこっちゃないはずです。
だけど、マニュアル通りに働かないと怒られるから、「ひと口、どうですか?」と言ってるわけです。
タダで配られた方のこちらは、なぜか、「悪いから、1つぐらいなら買ってあげよう」となるわけです。この法則を人間関係にも応用することができるはずです。
そして、幸せを手に入れる人というのは、無意識にそれを実践しています。
彼らは決して、図々しい振る舞いはしません。常に相手のことを気づかい、一歩引いて構えています。
それをやられると、どんな人でもその人に好感を持ちます。
反対に、ヘタな人というのはそのような態度は取りません。
周りの迷惑も考えず、わがもの顔で横柄な態度をとります。
「自分さえ良ければいいんだ」と言わんばかりに…
そういう人は当然のことながら人から好感をもたれません。
結果的に悪い評判が立ち、人から敬遠されるようになります。
そして、しまいには人から避けられるようになり、そのうち誰も相手にしなくなります。
そうなってから、「みんな俺のことを嫌ってる」「みんな私のことをイジメテいる」と大さわぎをはじめるのです。
そうならないためにも、まずはあなたの方から先に、相手に何かをしてあげましょう。
笑顔で挨拶をするでもいいでしょう。
「今日はいい天気ですね」と話しかけるでもいいでしょう。
なにも何かプレゼントを配ったりする必要はないのです。
それだけでだいぶいろんなことが変わってくるはずです。
あなたの評判も一気に良くなり、いろんなことがうまくいくようになるはずです。
きっと幸せなる人というのは、無意識のうちに、この法則を実践しているのでしょう。
そして、この法則が、実際に効果があるということを知っているのです。
なかには、意識してやってる人もいるかもしれません。
いずれにしても、これをやらないよりも、やった方がはるかに人生は良くなるでしょう。
幸せになる人は、『相互扶助』の精神を忘れない
「スキル・アップ」という言葉がもてはやされています。
どんどんスキルを磨いて、人生の勝ち組にならなきゃいけない!
そんなスローガンのもと、小学生は夜遅くまで塾に通い、大学生はシュウカツに明け暮れています。
適齢期を迎えた男女は、より良い結婚相手を見つけるために、婚カツに夢中です。
大人も子どもも「上を目指せ! 上を目指せ!」「勝て! 勝て!」と背中を押され、なんだか気が休まることがありません。
だけど、そういった社会は非常に危険な社会です。
そういった自分中心の考え方はともすれば「人のことなんかどうでもいい」という考えへ転換されていきます。
「自分さえ良ければいいんだ」「自分が勝ち組に入れればそれでいいんだ」と…
しかし、そういう考えの人ばかりが増えてしまったら、『相互扶助』の精神は失われ、社会は崩壊してしまうのです。
人生には連戦連勝はありえません。
どんなに勝ちが続いたとしても、どこかで必ず負けるときがきます。
そんなときに負けた人や、弱い人に最後に手を差し伸べることができる人こそが人生で幸せを手に入れることができる人です。
幸せを手に入れることができる人というのはどんなに成功したとしても、決して「自分ひとりの力でここまで上り詰めたのだ」とは思いません。
必ず人への感謝の気持ちを忘れず、常に謙虚な気持ちのままでいます。
そして何よりも「オレが、オレが」というグローバリゼーション的なガツガツした価値観の危険性のことをよく知っています。
そのような優勝劣敗主義に偏り、慢心を抱いている人は「最終的には自分をも滅ぼしてしまう」ということもよく知っているのです。
だからこういう人は人に対して優しくなれるのです。
困っている人を助け、弱っている人の肩に手をまわすことができるのです。
そして、そういう人は自然と人びとから尊敬を集めるようになり、本当の意味での心の安定を手にすることができるのです。
社会的に「これはやったら流石にあかんやろ」って考えなくてもわかる倫理的な部分が欠落してる人と話した後のどうしようもない疲労感と恐怖感凄い。他者への配慮が1ミリも無い。自分さえよければ他がどうなろうとどうでもいいのが通常なのであらゆるこちらの常識が通じない。
— トワ 庭子 (@niwako_towa) September 23, 2019
知らないほうがいいことのほうが
— Mami Yamazaki (@miffy_snuffy_m) September 24, 2019
この世の中にはいっぱいあると思う。
でもそこを見て見ぬ振りをして
何も思考せず、なんとなく
自分さえよければ
自分の世代さえよければ
と生きることは
私にとっては
生きながらに死んでいることと
同じのような気がするんだ。
そうなんだよ。
— サカモトハルキ (@sakamoto1haruki) December 4, 2019
自分は強者でもカリスマでも青年実業家でもインフルエンサーでもないのに、「自己責任」「自己責任」って言って新自由主義的な政策を支持している人が大勢いる。
おまけに、『結局、自分の首を絞めることになっただけだった』というオチまでついてきてる。 https://t.co/RZ2qJEKY7N
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