お金の問題を抱えている人は結構います。
そういうお金の問題を抱えている人に、僕がぜひ伝えたいのは、
- 本丸に切り込む
…という考え方です。
「根本的な部分に目を向ける」という言葉に置き換えてもいいかもしれません。
とにかく、「ストレス発散!」とか「がんばった自分へのご褒美に♪」なんてことをやるのではなく、
- 自分が抱えているお金の問題そのものに切り込んでゆく
…ということです。
- リストラされたなら、早く就職先を探す
- 就職がなかなか決まらないなら、自分で事業をやってみる
- 借金の問題を抱えているなら、自己破産の手続きに入る
…いくらでも方法はあるはずなのです。
僕たちは『日本』という世界でもっとも恵まれた国に生きています。
お金の問題を解決する術もたくさんあります。
それなのにお金の問題を抱えている人はたくさんいます。
みんな本丸を攻めようとしないからです!
問題の本質から目を背けてばかりいるからです!
目次
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いつまでもクダを巻いていたってお金の問題はひとつも解決しない
お金持ちの方々というのは、何かお金の問題が持ちあがったとしたら、「どうやったらこの問題を乗り切れるだろう」と真剣に考えます。
タバコを吸ったり、大酒を飲んだり、家族に当たり散らしたりしても、問題は一つも解決しないことを知っているのです。
彼らは本丸に切り込むことを恐れません。
お金の問題が立ち上がったのならば、すぐに根本的に問題を解決しようと試みます。
だから、問題解決が早い。
寄り道したり、お茶を濁したりしないから、問題はまっすぐ解決する方向へ進む。
矢沢永吉さんはむかし、一緒に働いていた人に騙されて何十億円という負債を背負ったことがあります。
有名な話ですよね。
そのことが発覚してから数週間、ショックのあまり大酒をかっ食らって過ごしたそうです。
でも、その後、むくっと起き上がり、「こうしちゃいられない…!」と思い、一気に借金返済に向けて動き出したそうです。
そして、ご存じのとおり、矢沢永吉さんはその7年でその何十億円という借金を返したそうです。
- 本当のお金持ちというのは、お金の問題に遭遇したらどうするのか?
…このエピソードはそのことを僕たちに教えてくれています。
いつまでもクダを巻いていても人生はひとつも良くなりません。
本丸に攻め入り、元の元を絶つのです!
お金の問題を解決する方法は、それしかありません。
あなたは本当にお金の問題を解決する方法を実行しましたか?
「収入を上げる」ということがむずかしいのなら、「支出を下げる」という努力をしてみることはできませんか?
生活費を見直し、少しでも支出を抑えることができれば、それはお金の問題の解決に一歩近づいたことを意味しています。
もちろん、それだけでは不十分です。根本的な解決にはなっていません。
でも少なくとも、以前の状態よりはマシです。
そういう節約する努力をすることだって、立派な本丸に切り込む行為だと僕は思いますよ!
僕もかつてお金の問題を抱えていました。
でも、自分で事業をやることによってその問題を解決しました。
僕の場合は、不動産投資をやったおかげでお金の問題を解決させました。
僕には不動産投資がありました。
矢沢永吉には音楽がありました。
あなたにもきっと何かがあるはずなんです。
あなたのお金の問題を解決するのは、タバコじゃないはずです。
お酒でもないはずです。
飲み屋で愚痴を言うこともなければ、家族に当たり散らすことでもないはずです。
多くの人はどちらかというと、その本質から目をそむけてしまいます。
本質から目をそむけてばかりいる人は、決してお金持ちにはなれません。
お金の問題を解決する方法は次の2つしかないんです。
- 収入を上げる
- 支出を下げる
…でも、多くの人はこのどちらにも着手しようとしません。
着手すらしていないのに、文句ばかり言っているのです。
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根本的なところに、問題を解決するヒントが隠されている
僕は組織の中で生きることに限界を感じて、脱サラする道を選択しました。
そのおかげで、それまで抱えていたストレスからは解放されました。
だけどその代わり、サラリーマン時代に比べて収入は大幅に減ってしまいました。
年収だけでみると、サラリーマン時代の方が高かった。
だけど、僕はちっとも不幸せではありませんでした。
その時の僕にとっては、ストレスから解放されることの方が大事だったからです。
僕はお金によって自分の人生が振りまわされるのがいちばん良くないことだと思っています。
お金は自分でコントロールしなきゃいけない。
収入が下がるからといって目の前にあるせっかくのチャンスをフイにしてしまったり、起業することを諦めてしまうのはお金に振りまわされている証拠です。
お金に振り回されるのではなく、こちらがお金を振り回し、コキを使う立場にならなければいけない。
お金の問題を抱えている人は、そのことにきちんと目を向ける必要があります。
現実があまり宜しくないのなら、逃げずにその現実と格闘する以外に他に方法はないのではないでしょうか?
まとめ
お金に関して悩んでる人は非常に多いよね。
そして、みんな「どうすればお金持ちになれるか?」とか「どんなものに投資をすれば儲かるか?」といったようなことで頭がいっぱいになっている。
多くの人が求めているのは、『ザ・正解』だ!
だけど僕はもっと大切なことがあると思っているよ。
その人が正しいかどうかよりも、その人がお金の問題を解決する能力があるかどうかの方がはるかに重要だと思っているんだよね。
その二つは似て非なるもの。
投資として正しい選択をしたはずなのに、相変わらずお金の問題を抱えたままという人はたくさんいる。
選んだことは何ひとつ間違ってないのに、なぜかいつもお金の問題を抱えている人・・・
どうしてそういうことが起こるのだろうか?
それは経済というのが『生き物』だからだ。
そこは予測がつかないことが起こる場所だし、常に変化する。
次から次への難題が襲いかかってくる・・・
それは学歴などでは到底、太刀打ちできないような相手なんだよね。
もしも頭の良さだけでお金持ちになれるならば、経済学部の教授はみんなウォーレン・バフェットを凌ぐような大金持ちになってなきゃいけない。
だけど実際はそうなっていない。
経済は生きものだから、こちらでコントロールすることができないんだよね。
ここが経済のおもしろいところ。
だから僕みたいな勉強に落ちこぼれた人間でもやっていけるんだ!
みなさんにはぜひお金の問題を解決する能力を身につけてほしいと僕は思っている。
それは「〇〇に投資すれば儲かる」という小手先のテクニックよりもはるかに重要なこと。
これからの時代に求められる人とは、『問題を解決できる人間』だと僕は思っている。
正解を出すだけだったら、ロボアドバイザーやフィンテックでもできるもんね。
しかも、その「正解」ってやつが必ずしも儲けに直結するわけじゃないというパラドックスね。