サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。趣味で詩も書いてます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

お母さんばかり責めないで! 子供の虐待が増えたのはこの社会にも原因があるということについて解説します。

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ついつい感情的になって子供を怒ってしまうお母さんというのは子供のことが憎くてそうしているのではないと僕は思います。

愛しているから、ついつい感情的になってしまうのです。

子供に向けられた怒りというのは実は自分に向けた怒りでもあるのです。

人と人との関係性がマイナスだった場合、たいがい物事というのはうまくいきません。


よくスーパーなんかで子どもを死ぬほど怒鳴りつけているお母さんがいますよね?

「注意する」というレベルを明らかに超えちゃってるケース。

僕はその光景を目にするたびに、胸が苦しくなってしまいます。

もちろん子どもには同情します。

でも同時に僕はそのお母さんにも同情してしまうんです。

 

マイナスの感情に支配されると人はどうなるのか? 

自分の中にあるタンクが「マイナスのもの」でいっぱいになってしまったとき、人はまわりにいる誰かに自分の感情をぶつけてしまいます。

本当は世界中の人に向けた怒りなのに、見ず知らずの人のことを怒鳴るわけにはいかないので、必然的にその怒りの矛先は自分の身内や家族に向けられることになります。

よく怒る人はそういう自分の怒りをぶつける「ターゲット」を必ずキープしています。

それは自分の親かもしれないし、配偶者かもしれない。

あるいは自分の子どもかもしれません。

もちろんターゲットにされた方はたまったものではありません。

でも恐怖によって支配されていたり、『共依存』の関係にあったりなんかした場合、その呪縛を解くのは容易なことではありません。

お母さんがイライラしている原因はいろいろあるでしょう。

でもそれはお母さんの問題なのです。

怒りを向けられた方の問題ではありません。

お母さんがマイナスのものやネガティブなものをいっぱい抱え込み、それを解消できないでいるだけなのです。

そして、そういうものをいっぱい抱え込んだ人ほどすぐ人をすぐ怒ったり、誰かと揉め事を起こしたりします。

あるいは「言うことを聞け!」と言わんばかりに一方的に相手のことを縛りつけたりします。

当然、人はそんな人と一緒にいたくないと思いますから、ますます関係性が悪化してゆくことになります。

関係性が悪くなるとさらにイライラが蓄積され、イライラが蓄積されるとまたどこかで感情が爆発することになります。

こうして悪循環におちいってゆくのです。

今、そういう人ってすごく増えています。

 

自分の問題なのに、子どもの問題にしちゃってることってありませんか?  

僕は不動産会社で賃貸営業の仕事を長らくしていました。

不動産屋なんかに勤めていると、さまざまな人間模様を垣間見る機会に恵まれます。

アパートには実にいろんな人が入居しています。

そして営業マンは時にはそういった入居者の「生活」に立ち入ることもあります。

もちろん、あまり楽しい仕事ではありません。

僕も何回も経験しました。

よくあったのが、「隣の部屋のお母さんがいつも子どもを怒鳴りつけていてうるさい」「もしかしたら虐待しているのでは…」といった内容のもの。

それで話を聞きに行ったりするんです(カウンセラーでもないのに)。

本当は行きたくないけど、なんとか解決しないとクレームが収まりません。

子どもを異様に怒鳴りつけるお母さんの言い分としていちばん多いのが「子どもが自分の言うことを聞かなかったから」というものです。

ほとんどのケースでこのフレーズが出てきます。

でもよくよく話を聞いてみると、悪いのは子どもじゃなかったりする。

子どもはただ単に悪者扱いされてるだけのケースが多いのです。

そこに必ずあるのは「お母さんのイライラ」です。

そして、イライラしているお母さんというのは自分の感情をぶつけることができるものを常に探しています。

言い方を変えれば、怒れる場面を探しているのです。

その対象は何でもいい。

とにかく怒ることができて、自分の感情をぶつけることができるものであれば…

だから子どもがちょっとでも自分に口ごえしたりなんかしただけで、烈火のごとく怒り出してしまう


「だって、〇〇したから」

「だって、〇〇しなかったから」

もちろん、お母さんにも言い分はあるでしょう。

でも、それは本当はお母さんの問題なのです。

子どもの問題ではないのです。

 

怒っているお母さんは、本当は誰に対して怒っているのか?

さらに突っ込んだ話をするとこのように異様なほど子どもを叱ってしまう親というのは自分自身が親に苦しめられた経験を持っていることが多いのです。

ほとんど無意識でやってしまってることなので、やってる本人もそのことに気づいていません。

 

今、自分が子どもにしていることは、自分が子どもの頃に親にやられたこと

 

そう考えたことはありますか? 

 

親から散々、厳しく育てられた人は自分の子供にも厳しく接するようになります。

親からいつも「我慢しろ」と言われ続けて育った人は自分の子供にも我慢を強いるようになります。

子どもの頃に受けた傷が大人になっても尾を引いているわけです。

ある意味において、子どもを怒鳴りつけてる親というのは過去の自分に向かって怒っているのです。

子どもの頃に感じた「怒り」に対して怒っているのです。

本当は自分の子どものことを嫌ってるわけじゃない。

自分の子どもは死ぬほど可愛いし、死ぬほど愛しています。

 

だけどどうしても怒りが湧いてきてしまう。

どうしても許すことができない。

もしも本当に子どもに1ミリの愛情も感じず、「どうでもいい存在だ」と思っているのならあんな風に怒ったりしない。

何をやろうがほったらかしにするはずです(そういうネグレクト系の人もアパートにはたくさん入居しています)。

「しっかりしろよ!」「ちゃんとしろよ!」という想いがあるから子どもに感情をぶつけてしまうんです。

でもそれは子どもに怒ってるんでじゃない。

過去の自分に対して怒ってるんです。

過去の自分を苦しめた存在に対して怒っているんです。

 

子供を怒る親は本当に加害者なのか?

あなたはまわりにいる人のことをすぐ怒ってしまうタイプの人でしょうか?

もしそうだとしたら、「自分の怒りは本当はどこから来ているのか?」ということを考えてみるといいですよ!

  • 自分は本当に目の前の出来事に対して怒っているのだろうか
  • それとも、自分が怒ってる理由は本当は別のところにあるのではないか
  • 自分が人を傷つけてしまうのは、自分自身が傷ついているからではないのか

 

そういったことを一つひとつ検証してゆくことにより、人は怒りをコントロールすることができるようになります。

僕も昔はよく怒ってばかりいる人間でした。

僕自身も両親から(特に母親から)度が過ぎる怒られ方をして育ちました。

うちの母は本当によくキレる人でした。

そして一度キレたら、手がつけられないような人でした。

きっとあの時、僕の心も傷ついたのでしょう。

でも僕は母親は加害者じゃないと思っています。

彼女をかばうつもりはありません。

でも彼女自身も深く傷ついていたんだと思います。

怒ってばかりいる人って、きっと心の中ではこう叫んでいるんです。

  • わかってほしい
  • 理解してほしい
  • 認めてほしい


彼ら・彼女らは加害者なんかじゃない。

被害者でもない。

ただ単に過去のトラウマのせいでマイナスの感情に支配されているだけです。

 

スーパーで子供を叱りつけるお母さんも見ると胸が苦しくなって居た堪れない気持ちになります。

でも僕にはどうすることもできません。

そのお母さんが抱えている怒りを解消してあげることもできません。

 

僕にできることといえば、せいぜいニッコリ微笑んで、「まあまあ。落ち着いて。落ち着いて」ぐらいのことを言うぐらいなものです。

そして、必ず嫌な顔をされるのです(笑)

 

 

まとめ

思わず目を背けたくなるような子供の虐待のニュースが次から次へと起こります。 

 

僕はこの背景にあるのは急速に都市化が進んだことが影響していると思っています。

チャップリンの『モダン・タイムス』ですね。

 

コンピューターとか、機械とか、そういったものが発展すればするほど人間は『何でも思い通りになる』『物事をすべてコントロールできる』と勘違いするようになります。

だから、「時間通りに電車が到着しない、飛行機が離陸しない!」って言って怒るおじさんが出てきたりするんです。

 

電車は時刻表通りぴったりに到着しなければいけないものという感覚をどこかで持ってしまった・・・

 

でもよく考えてみてください。

毎日、寸分変わらず時間通りにピタッと電車が到着する世界というのは何かおかしくないですか?

そっちの方が不自然ではないですか?

 

自然界にそんなものありません。

だけど、そういうものに慣れてしまうと、人間の感覚はだんだん麻痺してくる。

 

ついつい忘れてしまうんです。 

「電車は時間通りにピタッと来なきゃいけない。来ない方がおかしい」ってことになってくる。

 

だから子供も自分が思ったとおりに動かないと、「おかしい!」って事になるのではないでしょうか?

 

子供をまるで機械かコンピューターのように思っている。

なんでも自分の思い通りになると思っちゃう。

思い通りに動いてくれないとイライラしてきちゃう。

 

そういえば、「まわりにいる小学生たちがロボットみたいだ」と表現した小学生ユーチューバーがいました。

世間で激しくバッシングされたけど、僕は「なるほど。確かにそうかもしれないな」と思いました。 

 

子供は自然のものです。

何をやらかすかわからない存在です。

何を言い出すかわからない。

予測不可能です。

 

自然をコントロールできると思う?

こちらの思い通りに台風の進路を変えたり、大雪をストップさせたりできると思う?

 

できないよね・・・

 

子供はこちらの思い通りにならない。

思ったとおりに動いてくれない。

いくら言っても間違えるし、肝心なところでミスをするし、言ってはいけないことを言うし、やってはいけないことをやる・・・

 

それでいいんですよ。

それが生きてるってことなんです。 

なぜなら子供はロボットじゃないから。

コンピューターじゃないから。

 

高度に発達した文明社会に生きていると、僕らはついついその当たり前のことを忘れてしまう。

なんでも思い通りになると錯覚してしまう・・・

 

だから子育てに悩んでいる人、子供にイライラしている人はぜひ、子供が自分の思い通りにならなくてもどうか大目に見てあげてほしい。

 

その時は気づかないかもしれないけど、 いろんなことが過ぎ去り、子供が大きくなった時にはじめて気づくはずです。

子どもと過ごした時間こそが人生でもっとも素晴らしい時間であった、と・・・ 

 

 

 

マザー・テレサはこんな言葉を残しています。

 

世界平和のために何ができるのかですって?

家へ帰って、あなたの家族を愛しなさい。

  

幸せはあなたの心が決める

幸せはあなたの心が決める

 

 

 

▼ 教育、子育てに関してこちらでも記事にしていますので、ぜひ見ていってくださ~い♪ 

www.nonbiri-happy.com

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