サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

社有車は好きなクルマに乗れるし、法人税の節税にもなって一挙両得

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ブログをご覧になられてる方のなかには

法人化に興味があるんだけどクルマを社有車にするメリットってどんなのがあるんだろうと疑問に思っていらっしゃる方も多いと思います。

今回の記事はそんな人にとって参考になるんじゃないかなと思います。

 

うちの会社も車を会社名義で所有し、それを損金で落とすという形で税金対策をやっています。

たった1台だけですけど。笑

 

ビジネスにおいて車は必需品です。

しかし、商売をやる人にとってその車の取扱いはいろいろと頭を悩ませる問題でもあるのです。

とくに頭を悩ませるのが「車の税務上の取扱い」についてです。

それはどうしてか? 

それは車というものの性質上、それが「どこまでが業務で使用しているのか」「どこまでがプライベートで使用しているのか」ということが、どうしても曖昧になってしまうからです。

サラリーマンの方の場合、自分名義の車はもちろん経費で落とすことはできません。

個人事業主の場合は「業務で使った分」しか経費にすることができません。

 

所得税は収入から経費を引き、残った金額に課せられます。

経費が少ないということは残るお金が多くなってしまうということです。

逆に経費が多くなればなるほど税金が安くなります。

・・ということは「なるべく控除額を多くしたい」と個人事業主は思っています。

それだけ所得税を払わなくて済むのですから。

しかし、「業務で使った分しか落とせない」となると控除額がそれだけ少なくなってしまうということになります。

 

これに対して、会社(法人)の場合はまったく違う処理になります。

会社の場合は自動車を全額経費として処理することができます。

 

ただし、全額と言っても単年度に一括して経費で落とせるわけではありません。

減価償却を行い、計算に基づいて決められた額しか損金計上することはできません。

それでも個人事業主よりも経費として認められている幅は多いといえます。

それに、たとえ会社名義の車をプライベートを使用していたとしても、「どこまでが業務で使用しているのか」「どこまでがプライベートで使用しているのか」ということを判断することは非常にむずかしいものがあります。

ですから、ほぼプライベートで使用していたとしてもその車輛にかかった費用は会社の経費として落とすことができるのです。

どうしてこんなことが許されているのか? 

それは、そもそも「会社で使う車なんだからプライベートでは使うことはないだろう」ということが前提になっているからです。

でも、実際のところはプライベートでも使用している経営者や役員がほとんどです。

このあたりが、何でも按分計算し、業務で使用した分しか経費扱いにすることができない個人事業主とは大きく異なる点です。

不公平と言えば不公平な話かもしれません。

でも、それだけ「会社」というものは社会的に認められた存在であるということなのです。

ただし、もちろん『常識の範囲内で』というエキスキューズ付きです。

 

フェラーリはさすがにダメ

いくらなんでもフェラーリやポルシェを「会社の仕事で使用している」と言ってもそれは通りません。

また、明らかに業務に無関係だと思われるパーツや装飾品を自動車に装飾しても、その分を経費扱いにすることは認められないでしょう。

社有車というのはあくまでも「会社の業務で使用するための目的で購入された車」ということが大前提になります。

なんでも許されるというわけではないのです。

このあたりは注意が必要です。

ちなみに、自動車の場合の減価償却期間はこのようになっています。

  • 普通車の場合 ⇒ 6年
  • 軽自動車の場合 ⇒ 4年


つまり、普通車の場合だと6年、軽自動車の場合だと4年という歳月をかけて少しずつ経費として落としてゆくということになるのです。

 

うちの会社の社有車は日産のマーチという普通車です。

だから減価償却は6年でやっています。

そして普段はジジババがのりまわしています。笑

 

 会社の節税対策の一環として、「社員にクルマを買い与える」という方法があります。

『社宅』というかたちで、社員に住むための家を会社が買い与えるという方法はよくあります。

転勤族の方なんかはその社宅制度のおかげで会社から家賃補助を受けています。

これと似たようなことがクルマでもできるのです。

自分の会社の業務で使用する営業車としてクルマを購入し、そのクルマを普段、社員が乗ればいいんです。

実に簡単なことですよね。

車検証をみれば、間違いなくクルマの所有者の欄は法人名義になっています。

だけど、そんなこと誰も気にしません。

クルマは法人の名義にしておき、あとは社員に自由に使うようにすればそれだけで会社にとっても社員にとっても「Win-Win」になるのです。

 

会社のロゴ・マークが入っている場合は普段も気軽に乗って歩くわけにもいかないかもしれません。

あまりにも目立ちすぎますから・・

 

だけど、どこにもロゴ・マークがない場合、それが会社の営業車であろうが運転者本人のクルマであろうがそんなことは誰にもわかりません。

つまり、社員が自由に使っていいことにしておけば実質その社員のクルマと何ら変わらないわけです。

 

もちろん、ポルシェやフェラーリを「営業で使うクルマです」と主張するのは無理があります。

でも、そうでない場合はある程度の常識的な範囲内であれば車種もこちらで決めることもできるでしょう。

社有車だからといって必ずしもセダン・タイプである必要はありません。

「お客さんを空港まで送り迎えするために必要なんだ」と主張すればワン・ボックス・タイプのクルマでもいいと思います。

 

このような仕組みにしておけば社員はわざわざ自分でクルマを購入する必要はなくなるわけです。

そしてうちみたいな家族経営の会社などの場合、自分が乗りたい車を(常識の範囲内の車種であれば)チョイスすることができるのです。

 

この辺も法人の素晴らしい点です。

 

社有車は会社にとってオイシイ

「社員」が自分ひとりだけという会社もあるでしょう。

今どきはそういう会社は珍しくありません。


また、うちみたいに従業員が自分も含めた家族というパターンもあるでしょう。

もしも家族が(たとえば奥さんが)、「あのクルマが欲しい」と希望していた場合、会社が奥さんの代わりにクルマを購入してあげれば奥さんの願望は満たされます。

 

奥さんを会社で雇い入れてしまうと会社は「社会保険料」を半分負担しなければならないことになります。

社会保険料というのはご存じのとおり会社が半分・本人が半分を負担しなければなりませんから・・

 

でも、社有車にすれば会社としても社会保険料が負担にならないで済みます。

つまり、役員報酬や給料というかたちで奥さんを会社で雇うよりも会社にとってはオイシイということになるのです。

この方法は家族経営の会社でよく使っているテクニックです。

こうして自分たちが使うクルマを社用車にしちゃえばそのクルマにかかった費用はすべて会社の経費で落とすことができるのです。

こうすることによって個人のフトコロを痛めることなく自分の好きなクルマを乗り続けることができるというわけなのです。

 

しかしながら、これには気をつけなければならないポイントがあります。

 

クルマを乗りまわすのはいいのですが、あくまでもクルマの名義は『法人(=会社)』でなければなりません。

また、そのクルマは何らかのかたちで「会社の業務で使用しなければいけない」ということです。

クルマを会社の営業車として登録しておいてずっと自宅に置きっぱなしにしたり、一度も仕事現場に乗っていったことがないといった不自然なことではいけません。

そんなことをしたらヘタをしたら税務署ににらまれて場合によっては会社の経費として認められないことになってしまいます。

ただし、それも厳密にはチェックできません。

税務署の職員も四六時中、張り込みをしているわけにもいきません。

たかだかクルマ1台のために・・

それに世の中には会社の規模は別にして、「会社のクルマを私的に使っている」なんて社員はゴロゴロいますよね。

僕もサラリーマン時代にはプライベートでもよく使っていました。

それやこれやを全部、指摘してまわるわけにもいかないのです。

 

 

 

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