サカモトハルキの哲学

北海道で5棟74室+月極P24台の大家やってます。2010年12月より法人化(10期目に突入!)。奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す!

人類が豊かになればなるほどアレルギー患者が増えるという説

僕もアレルギー体質で、花粉症と喘息に悩まされている。

 

僕のまわりでもアレルギーのことで悩んでいる人が非常に多い。

 

近年になってなぜこんなにアレルギー体質の人が増えたのか?

それには『免疫』というカラダの機能がバランスを崩しはじめたことが原因という説がある。

やっぱりそこには都市化、医療の発達、衛生環境の整備などが影響しているとの説が有力だ。


つまり、人類が豊かになりすぎちゃったことが原因というわけだ。

 

いろんな抗生物質が開発され、トイレが水洗化され、どんどん街が整備され、家も清潔になってゆく・・・

 

もうかつて人類を悩ませた細菌やウィルスの脅威もなくなりつつある。

 

でも、その代わりに立ち現れてきた問題というのも山ほどある。

アレルギーの問題もその中の一つだ。

都市化・近代化と引き換えに、そのことが逆に仇となって免疫機能がバランスを崩しはじめたのだ。

 

これはカラダの暴走とも言える。

あるいは、免疫細胞たちは最大の被害者とも言える。

自然界には『エントロピーの法則』というものがある。

こっちで「秩序」が形成されると、どこかに同じ質量分だけ「無秩序」が放出されるというやつだ。

 

自然界とは絶妙なバランスの上に成り立っているのだ。

都市化・近代化が進み、かつて人類を脅かした病を克服するという「秩序」が誕生したということは、どこかで「無秩序」が放出されるはずなのだ。

 

そして、それはいつどういう形で立ち現れるか予測することはできない。

何と言っても、それが無秩序なのだから。

 

僕は近年のアレルギー患者の急増も、今回のカリフォルニアで起きた山火事も、日本を襲った台風の猛威も『どこかでつながっている』ような気がしてならない。

もしかしたら、グローバル資本主義とITの発展ということもそれと無関係じゃないのかもしれない。

 

我々が便利になればなるほど、どこかで思いもよらぬ現象が起こる。

 

電車が時間通りにピタッと到着するということは、それだけどこかで我々の想像を超えるような出来事が発生する可能性が高まるということなのだ。


人類は発展しすぎたんじゃないかと・・・と僕は考えたりもする。

 

僕らを襲う数々の現象というのは、自然からの(あるいは地球からの)メッセージなんじゃないか、とね・・・

 

清潔にしすぎるとアレルギーになりやすいという話がある。

 

だから急速に都市化が進み、トイレも水洗便所になり、冷暖房完備で、気密性の高い住宅がバンバン建設されはじめた近年になって爆発的にアレルギー患者が増えたという話だ。

 

そういう清潔で気密性が高い環境というのはダニが発生しやすいのだそうだ。

 

人にとって快適な環境というのはダニにとっても快適な環境ということ。

だから大気汚染の少ない沖縄や東南アジアの国々でも最近、喘息患者が増えていて問題になっている。

 

これは世界が急速に都市化に向かった影響だと言われている。

 

アレルギーに関することでもうひとつ面白いのが、『一人っ子や長男、長女はアレルギーになりやすい』という話。

上に二人以上の兄姉がいる場合はアレルギーを発症する率が2倍も低いとのこと…

 

これはなぜかというと、弟や妹というのは上の兄弟から風邪のウィルスをもらうことが多い。

でもそうやって感染回数が多くなればなるど、カラダの免疫機能が向上し、アレルギー疾患の頻度が低くなるんだって。

 

「子供のうちに風邪をひいとけ! カラダが頑丈になるから!」ってことなんだね、要するに。

 

そういえば先進国を中心に少子化が急速に進んでいる。

ひとりっ子も増えているし、2人兄弟も増えている…

 

これは日本だけに限った話じゃない。

 

むかしは7人も8人も兄弟がいた。

もしかしたら、そういうことも影響しているのかもしれないね。

 

『上質なものを、少なく…』

 

これが今、僕がもっとも大切にしている人生哲学。

 

僕がアレルギーによる喘息に悩まされるようになったのも、もしかしたら大量生産された品質の悪い食べ物を大量に食べていたからなのかもしれない。

 

今回、僕を襲った激しい咳はそのことへの「警告」なのではないかと…

 

「十割蕎麦」や「玄米」などの上質な食べ物は確かに高額だ。

でも量を減らせば、金銭的な負担も減る。


上質なものを少なく・・・

これは食べ物のことだけじゃない。

 

人間関係、社会全体・・・・いろんなことに当てはめて考えることができると思う。

 

大量生産・大量消費の時代になぜアレルギーが増えたのか?

なんとなく理解できる。