TOMOYAの不動産投資術

これまでに僕が実践して学んできた不動産投資に関するノウハウを発信しているブログです。

本や雑誌には書かれていない大家さんが備えておくべき資質とは?

 

 

不動産投資はちょっとしたブームになっていて、ビジネス雑誌などでもしょっちゅう特集記事が組まれています。

だけど僕はそういう記事を読んでいつも違和感を感じています。

何か肝心なことが抜け落ちているような気がしているのです。 

 

その「肝心なこと」とはいったい何でしょうか。

長いあいだ僕もそれがわかりませんでした。

だけど最近になってようやくそれが何であるかがわかってきました。 

 

そこに抜け落ちていたのは『大家さんとして資質』です。 

不動産投資に関する本にはノウハウなんかはよく書かれています。

でも実際に自分がやっていて思うのはそういうテクニック的な話よりももっと重要な話があるんじゃないかということです。

 

それが大家さん(オーナー)の資質に関わる部分です。 

本当はそっちの方が大事だったりします。

ところがどの特集記事を読んでも大家さんの資質の部分についてはあまり触れられていません。 

 

まず大家さんは経済の動きに敏感でなければなりません。

不動産価格は株価の動きとリンクしています。

株が暴騰し、経済が調子がいいときは不動産価格が上がる傾向にあります。

 逆に株が暴落し、経済が調子が悪くなると不動産価格も下がる傾向にあります。

 

だからアパートの大家さんになる人はその辺の時代のトレンドのようなものを知っておかなければなりません。 

経済オンチでは話にならないのです。

経済の動きに敏感でなければいけないのです。 

 

経済の動きを読み解く力がなければ購入してはいけない時期に不動産を購入して失敗してしまったり、せっかく不動産のバーゲン・セールがはじまったのにそのチャンスを逃してしまったりしてしまうでしょう。 

経済の動きを読み解く力のある・なしはそのままダイレクトに不動産投資の成功・失敗に影響を及ぼします。

 

もうご存知の方も大勢いらっしゃると思いますが、投資や商売の鉄則は『安く買って、高く売れ』です。 

「そんなことはとっくに知ってるよ」と皆さんは言うかもしれません。

ところが実際やるとなるとこれがなかなかむずかしいのです。

 

みんな逆のことをやってしまいます。

 

こんなに不動産価格が高騰している時にこれだけ不動産投資がブームになっているのをみればそれだけ多くの人が逆のことをやっていることがわかるはずです。  

それだけ大原則を守ってない人がたくさんいるということです。 

 

 

みなさんに簡単な質問をしたいと思います。

今は不動産価格は高い時期でしょうか、それとも安い時期でしょうか。 

最低でもそれくらいはわかっておかないと話にならないのではないでしょうか。

 

この経済のトレンドをしっかり理解できてる人は暴騰してるときには決して動きません。

 

そういう人は暴落するのをじっと待ち構えています。

お祭り騒ぎに乗じて舞台に上がってきた初心者たちが真っ青な顔をして舞台を降りてゆくのをじっと待っているのです。 

 

これから不動産投資をはじめたいと考えている人はぜひとも経済の動きに敏感であってもらいたいと思います。

そして、今が買い時かそうじゃない時期かを瞬時に判断できるようになってもらいたいと思います。 

 

『経済動向を読む』というと何やらとてもむずかしいことのように思えるかもしれません。

分厚い経済書やビジネス書を何冊も読まなければいけないような気がするかもしれない。

でもそんなことはないのです。 

 

普通に新聞やネットの情報に触れてるだけでかなり世の中の動きは見えてくるはずです。  

 

僕が言ってることはそれほどむずかしいことではないと思います。

普通のことが普通にできればそれでいいのです。

でもこの「普通のことが普通にできる」ということがいちばんむずかしかったりします。 

 

むずかしい本なんか読む必要はありません。

不動産価格や株価の動きを毎日追わなくてもいい。

専門のスクールに通ったり、資格を取ったりする必要もありません。

普通に生活しているだけで十分経済の動きを読み解くことはできます。 

 

みなさんが暮らしている街はどんなカンジですか?

何か変化はありますか?

雰囲気はどうですか?

活気はありますか?

それとも閑散としていますか?

街で今、盛り上がっているエリアはどこですか?

逆にどのエリアが人気のないエリアとなっていますか? 

 

それらの理由は何ですか?

最近撤退したスーパーやコンビニはありますか?

逆に、最近進出したスーパーやコンビニはありますか?

みなさんが暮らしている街についてまわりの人はどんなふうに言っていますか?

週末の繁華街は人が歩いていますか?

それともどのお店も閑古鳥が鳴いて苦戦してる様子ですか? 

etc・・・ 

 

分厚くむずかしい本なんか読まなくても目をよくよく懲らしさえすれば経済のことは手に取るようにわかるようになります。

問題はそうやって目を凝らして自分の周辺を見つめることができる人が非常に少ないということことです。 

 

 

 

 

不動産投資というのは株式投資や投資信託、仮想通貨への投資とは明らかに違うものです。

不動産投資は『不動産』に投資します。

不動産に投資する以上、その街の状況をしっかり把握しておくことは非常に重要なことなのです。 

 

動かせないものを扱うわけですからね。

当然、その土地にまつわる情報が重要になってきます。

よく知らない土地の物件を購入してしまい、失敗するアパートのオーナーが後を絶たないのは不動産投資を紙の資産と同じような感覚でやりはじめてしまったせいです。 

 

不動産は『立地』の影響をモロに受けます。

それが株式投資や投資信託、仮想通貨なんかと大きく違う点です。

不動産投資をやる人は部屋探しをする人が「住みたい」と思うような立地に建ってる物件を手に入れなきゃいけません。

 

それができるかどうかが不動産投資の成功・失敗を分けます。 

どんなに小さな情報でも構いません。

その小さな情報が物件の入居率に大きな影響を及ぼすかもしれないのです。 

 

例えば、購入を検討している物件の周辺に『新しい大学ができる』という情報をゲットしたとします。

それはアパート経営をするうえでかなりの好材料になりえます。

もしかしたらその大学に通う学生さんがそのアパートに入居してくれるかもしれません。 

 

その反対に、購入を検討している物件の周辺にあった大学が、『近々、移転するかもしれない』という情報をゲットしたとします。

もしもそういうウワサを耳にしたのならばその物件の購入は控えた方がいいでしょう。

 

わざわざこれから間違いなくリーシングがむずかしくなることがわかっている物件を購入する必要はありません。 

こうした情報は一見すると「小さなこと」です。

だけどその小さなことが非常に重要なのです。

 

どんなに小さなローカルなニュースであっても決して見逃すべきではありません。 

むしろそういうローカルな話題こそが不動産投資の成功・失敗を左右するのです。

 

その他にも情報を手に入れておいた方がいいチェック・ポイントは山ほどあります。

 

物件の近くにスーパーやコンビニはあるか? 

交通アクセスはどうなっているか? 

物件周辺の治安はどうか? 

物件に隣接している建物はどんな建物か? 

騒音や匂いを発するような店舗は近くにないか? 

近所に「おっかない人」が出入りするような事務所はないか? 

似たようなアパートが密集してはいないか? 

etc・・

 

不動産投資をやる人はそういった様々な情報を収集しなければならないのです。

それらは経済学の本やビジネス書には載ってないことです。

実際に現地に足を運んで、自分の目で見て、匂いをかいで、雰囲気を確かめなければわからないことです。 

 

そして、そういう情報をゲットし、そのゲットした情報を分析して瞬時に「イケる」「イケない」を判断する能力を持つこと。

僕はそれが大家さんにとって最も必要な資質だと思っています。 

 

どんなに頭が良くても、どんなにむずかしい資格を持っていても不動産投資で失敗する人は大勢います。

不動産投資は紙の資産への投資とまったく違う投資法なのです。 

数字だけで判断できないのです。

 

不動産投資はちょっと特殊な投資法なのです。 

 

株式、債券、FX、仮想通貨、etc・・その他いろいろある「紙の資産」への投資法はアタマの良さで勝負できる投資法です。

だからチャートが読めて、数字に強く、知識があれば、ある程度の成績をおさめることができると言われています。 

だけど不動産投資はそういうわけにはいきません。

 

もっと泥臭く、もっと人間的で、もっと生活に密着した投資法です。

不動産投資で成功している大家さんの中に主婦の方が多いのもそういった理由もあるのです。 

 

じゃあ、そういったローカルな情報をいったいどうやってゲットしたらいいのでしょうか。

その際に重要になってくるのが『コミュニケーション能力』ってやつです。 

コミュニケーション・スキルもアパートの大家さんに必要な資質なのです。

 

不動産投資というのは最初から最後まで『人』と関わりを持つ投資法だからです。 

 

その物件にまつわる情報をゲットする相手も「人」

部屋を決めてくれる不動産会社の営業マンも「人」

入居者も「人」

リフォーム業者も「人」

物件を売却する際の相手も「人」

etc・・ 

 

不動産投資はとにかく「人」と関わることの多い投資法なのです。

この点はパソコンやスマホの画面だけで成立する紙の資産との大きな違いです。 

 

はっきり言ってアパートのオーナーは『コミュ障』では絶対につとまりません。

人と関わり、積極的に話ができる人でなければできません。 

 

やっぱり不動産投資は泥臭く、人間くさい投資法です。

スマートに、ドライに、サラッと完結する他の投資法と大きく違います。

 

不動産の世界で生きてゆこうと思っているのなら人と深く関わることは避けては通れないということだけは覚えておきましょう。 

人と関わることが嫌いな人は悪いことは言いません。

不動産投資はやめておいた方がいいでしょう。