不動産投資これだけはやってはいけない

会社経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。大家歴20年以上。元不動産会社の営業マンでした。

ケチな人やセコイ人ほど損をするのはなぜかについて解説します。

『不動産投資をやっている』という話をすると、「なんでそんな危ないことやってるの!?」という驚きの反応をする人がある一定数の割合でいます。

 

話を聞いてみると、その人は不動産投資に限らず、投資と名のつくものは全部危険なもので「絶対にやってはいけないもの」「やったら絶対に損をするもの」という認識を持っている人だということがわかります。

 

その人の認識のなかでは投資なんていうどうなるかわからないものにお金を使うのは、「もったいないこと」なのです。

もしかすると失くなってしまうかもしれないリスクのあるものにお金を使うのは間違いなのです。

 

僕はそれはそれで構わないと思っています。

自分が投資をやっているからと言って「それが絶対正しいこだ」と思っているわけではありません。

 

一定数の割合で「投資」というものに対して嫌悪感を感じる人がいても、それはそれでいいと思っています。

そういう人たちに自分の考えを人に押しつけるつもりは毛頭ありません。

 

仏教の『托鉢』の話

仏教の修行のひとつに『托鉢(たくはつ)』というものがあります。

これは修行僧が鉢を手に持って家々をまわり、お経を唱え、その見返りとしてお米やお金の施しを受けるというもの。

 

ところがこの托鉢は裕福なお金持ちの家ではなく、むしろ貧しい家にまわるというのです。

通常であれば、お金持ちの家に行った方が施しを受けてもらいやすいと考えるでしょう。

お金持ちの方が施すだけの余裕があるからです。

 

しかし、仏教ではそういうふうには考えないのです。

貧乏な人というのは、

 

人に施すことをせず

お金を人に分け与えることをせず

お金を使うことをせず

ケチで

がめつい

etc・・・

 

だからいつまで経っても貧乏から抜け出せないのだと考えるのです。

托鉢という僧侶の修行には貧乏な人をその悪循環から救ってあげるという意味も込められているというのです。

 

僕はこの考え、一理も二理もあると思っています。

 

確かにお金持ちの人たちというのは「ここぞ!」というときには思いっきりお金を使う傾向があります。

ソフトバンクの孫正義さんをみてほしい。

ボーダーフォンを買収したときに2兆円という、当時としては考えられないような額の投資をしています。

 

この一世一代の大勝負に対して当時、いろいろなところから「アホだ」「マヌケだ」「博打だ」と散々、叩かれました。 

でも今にして思えばこの「2兆円の投資」があったからこそ孫正義という人はここまでの大人物になれたし、ソフトバンクという会社もケータイ・キャリアの三強に食い込むことができたのです。 

 

成功する人というのは「ここぞ!」というときにお金を使うことを躊躇しません。

だから大きな成功をおさめることができるのだと思います。

 

スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、エジソン、本田宗一郎、松下幸之助、etc・・・みんなお金を使わなかったからお金持ちになったんじゃない。

お金を貯めてたからお金持ちになったんじゃない。

お金を惜しみなく使ったから彼らはお金持ちになれたのです!

 

貧乏な人はそのことを知りません。

お金持ちがやってることと逆のことばかりしています。

だからいつまで経っても貧乏から抜け出せないのです。

 

仏教は「托鉢」という修行を通じてそのことを貧しい人に教えようとしているのです。

決して貧乏人からお金をむしり取るつもりで貧乏な家を訪問して歩いているわけではないのです。

 

むしろ、「そのやり方ではうまくいかないよ」ということを教えに歩いているのです。  

 

自分をお金持ちにしてくれる借金は「良い借金」

僕も不動産投資なんてものをやって生計を立てているから、すごくよくわかる。

「お金がもったいない」「損をしたくない」「リスクを背負いたくない」「失敗したくない」「自己破産したくない」etc、、、、

そんなことばかり考えていたら、不動産投資なんてものは一生できない。

 

でも、やらなければお金は入ってこない。

家賃収入(キャッシュフロー)も、売却益(キャピタルゲイン)も、入ってこない。

それじゃ、問題は何も解決しない。不安は一生消えない。

 

何かを手に入れるためには何かを手放さなきゃいけないのだ。

「お金を失いたくない!」という恐怖に負けて、『投資をしない』という選択をするということ。

それは「何も変わらない」ということなのだ。「ずっとそのままだ」ということなのだ。

 

ケチなままでお金持ちになった人はいない。

がめついままではお金持ちにはなれない。

お金持ちになるにはお金を上手に使わなければならないのだ。

 

借金をしたって構わないのだ。

その借金が自分をお金持ちにしてくれる借金であるならば、むしろ僕は積極的に借金をすべきだと思っている。

自分をお金持ちにしてくれる借金は、『いい借金』だ。

 

孫正義さんはいっぱい借金をしている

孫正義さんもいっぱい借金をした。

でも、そのおかげでソフトバンクは蘇り、孫さんは世界的な大金持ちになったのだ。

ボーダーフォンを買収したときの2兆円は孫さんやソフトバンクの「貯金」から捻出されたのではない。すべて銀行借入だった。

つまり、借金だ!

 

でも、その莫大な額の借金がすべてを変えたのだ。

投資を始める前の僕はとんでもなくケチな男だった。

「投資なんてものにお金を使うなんて、とんでもないことだ!」と思っていた。

 

サラリーマンをしていた頃の話だ。

あの頃の僕はいつもお金の不安を抱えていた。

給料もあった。ボーナスもあった。

しかし、いつも経済的な問題を抱え、不安だった。

 

 

投資をやり始めて僕はようやく自分の過ちに気づいた。

ケチなままではお金は決して入ってこないのだ。

お金が欲しかったら、どこかで『貧乏な考え方』を捨てなければいけないのだ。

 

そのことに途中で気づくことができた僕は『とてもラッキーな男』だと思う。