サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

僕が「下がったらちょっとずつ買う」というナンピン買いで株式を購入している理由

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今はほぼ戻してきましたが、今回のショックによって世界じゅうの株価が暴落しました。

 

日経平均株価は一時、19,000円を割り込んだ瞬間もありました。

ニューヨーク市場では売買が15分間停止される「サーキットブレーカー」が発動され、世界じゅうの投資家たちを驚かせました。

ダウの下げ幅は過去最大の2,000ドル安となり、下落率もリーマンショックの頃の世界金融危機以来のものでした。  

 

中央銀行による買い支えによってなんとか株価だけ維持していますが、こういった「まやかし」のようなやり方がいつまでもつのか・・

このような相場環境のなかで僕たちはどうしたらいいのでしょうか。

 

僕の意見は『弾を使い切るな(温存しておけ)』というものです。

ここで下手に動いてしまって手持ちの弾を失ってはいけません。

常にピンチのときに援軍を送りこめる状態にしておかなければなりません。

 

『相場のカネと、タコの糸は出し切るな』という投資の格言があります。 

今、相場はおかしくなっています。

こういうジェットコースターのような相場にあわてて乗り込んでしまったら、下手したら振り落とされてしまうかもしれません。

 

相場が落ち着くまで様子を見るのもひとつの手だと僕は思います。 

 

もしかしたら2018年の12月のときみたいにすぐさま回復するかもしれません。

もしかしたらリーマンショックのときみたいに5年以上も回復しないかもしれません。

もしかしたらこの後、二番底・三番底が待っているかもしれません。

 

「落ちてゆくナイフをつかむな」という有名な格言がありますよね。

 株価がドカンと落ちたとしても、それは「だまし」で、そこからさらに二番底・三番底に落ちてゆく・・・・ということがよくあります。

 

自分では「ここまで落ちたんだから大丈夫だろう」「まさかこれ以上落ちるなんてあり得ない」と思っても、株価がさらにそこから落ちてゆくなんてことはしょっちゅうあります。

 僕も何度も経験して痛い目に遭っています。

 

じゃあ、落ちてゆくナイフをキャッチしないためにはどうしたらいいのか。

きちんと地面にナイフが着地したことを確認してからそのナイフを取りにいけばいいのです。

 

でもこれがなかなかできなくて、多くの人が含み損を抱えています。

僕もJTの株やブリヂストンの株でそれをやらかしていますね。

あのときは「ずいぶん下がってるからさすがにこれ以上は下がらないだろう」という甘い考えがありました。

 

その後、僕の予想に反してJTの株はズルズルと下がりつづけていってしまいました。 

今にして思えば僕は「落ちてゆくナイフ」をキャッチしてしまったんです。

 

まあ、JTの場合は配当が高いのでそれが唯一の救いになっています。

ほとんど言い訳ですけどね。笑

 

どこが底かは誰にもわからない

自分としては「ここが底だ!」と思っていても、まだ下がってる途中だったということはよくあります。

だから僕は株式投資をはじめたばかりの人にぜひ言いたい。

暴落初日や下がりはじめた頃に慌てて買うようなマネだけはしない方がいいですよ。

 

それは落ちてゆくナイフである可能性が高いから・・

 

デイ・トレードやスイング・トレードのように短期的な視点で相場に向かっている人ならばいいかもしれません。

でも長期保有を目指している人は特に要注意です。

下手したら「売るに売れない」という塩漬け銘柄になる可能性があります。

 

僕は基本的にはどんなに暴落が起きても1週間くらいは様子をみることにしています。

慌てる必要はまったくないと思います。

「早く買わないと損をする」なんて思わない方がいいです。

 

買うチャンスはいくらでも訪れます。

「だまし」も多々ありますからね。

一回ガクンと下がって、そこから「跳ねた」けれど、その後またズルズルと下がっていってしまった・・・ということもよくあります。

 

株価は一直線に下がりつづけるなんてことはありませんからね。

下落するにしても必ずギザギザした動きを見せます。

 

でも下がった株が上がってきっちゃったりすると、人間は「やばい、上がってきちゃった」「今、エントリーしなきゃ損だ」という心理になるものです。

でもそれは『罠』です。

 

相場の世界には「デッド・キャット・バウンズ」という言葉もあります。

これは直訳すると『死んだ猫も跳ねる』という意味になります。

 

株価も一気に落ちたあとにリバウンドすることがよくあります。

でもその後やっぱりズルズルと落ち続けていってしまう・・

 

そのリバウンドしたときに、「おっ、回復したんだ」とか「状況は改善されたんだ」と思わない方がいいです。 

そういうときは「デッド・キャット・バウンズかもしれない」と思った方がいいです。

 

株を購入するときはアタマを冷静にしておかなければなりません。

絶対に焦って飛びついてはいけません。

最初の反発は「死んだ猫が跳ねただけ」かもしれないのです。

 

もしも株価が高い位置から暴落がはじまったのならばより一層注意する必要があります。

ここ数年、アメリカの株価も日本の株価も「さすがに高すぎるのではないか?」と言われつづけてきました。

 

その株価は本当に企業の現在の価値を反映しているのか。

それともバブルなのか。

とてもむずかしいところだと思います。

でも、もしもここ数年間の株価が『実力以上』のものだったとしたら・・・

 

もしもそうだとしたら、たとえ今回のショックのような大きな下落が起こったとしても、「大したことない」という見方もできます。

つまりまだまだ落ちるかもしれないということです。

 

だって今までが高すぎたのですから。

実態に合ってないバブルの値段がついてただけなのですから。

 そのバブルがはじけたら実態の値段に落ちてゆくのは当然の帰結だと思います。

 

そういった観点から見ると、今回の下落でも「まだ株価は高い位置にある」と言ってる人もいます。

確かにそうです。

下落幅はどうでもいいのです。

1,000円下落しようが2,000円下落しようが、そんなことは問題ではありません。

「その株価が実態に合っているのか」が非常に重要な問題なのです。

 

そして、もしも実態に合っていないのであればやっぱり株価は実態に向かって落ちつづけてゆくはずです。

 

どこがボトムかなんて誰にもわかりません。

僕にもわかりません。

プロのトレーダーにもわからないでしょう。

 

リーマン・ショックのときも、東日本大震災のときも、後になって振り返れば「あれが底だったんだ」ということがわかります。

でも、その瞬間にはわからないものです。

その判断はとてもむずかしい・・

 

だからこそ僕は「下がったらちょっとずつ買う」というやり方で株式を購入するようにしています。

 

 

タコの糸は出し切るな

株式投資において「常に援軍を遅れる状態にしておく」「弾切れをおかさないようにしておく」ということはとても重要です。

欲しかった銘柄が暴落したからといって一気に100株突っ込まなくてもいいのです。

そこからさらに下落してゆく可能性は十分にありますから・・

 

下落したら買う → そこからさらに下落したら買う → もっと下落したらさらに買う

このやり方で購入していけば弾は温存されます。

おカネが尽きることはないでしょう。

 

最悪なのは最初に焦って弾を使い切ってしまうことです。

おカネを一気に投入してしまうことです。

これをやると、さらに株価が下がったときに援軍を送り込めなくなります。

 

多少手数料はかかりますが、「ミニ株」や「S株」という単元未満株で購入することもできます。

また、「ネオモバ 」を利用すれば1株から購入できます。

 

別にあせって一発目に100株を一気に買わなくてもいいのです。

下落したら買う、下落したら買う・・・といった具合に『30株+30株+40株=100株』といった具合に3回に分けて購入してもいいと僕は思います。

そうすれば平均取得単価はガクンと下がりますしね。

 

「相場のカネとタコの糸は出し切るな」という相場の格言は非常に重要です。

思ってた以上に下落が止まらないというケースは多々あるもの。

そのときに弾が尽きて身動きが取れなくなるようなことになってはいけません。

常にある程度のキャッシュはキープしておくようにしましょう。

 

くれぐれも『全力買い』みたいなマネはしないように。

余力を残しておくことはとてもとても重要なことです。

 

僕は今回のショックはまだまだ続くと思っています。

 

実体経済はすごく悪くなっています。

「今回すごく暴落した」というけれど、まだ日経平均株価は2万円を割り込んでいません。

リーマン・ショックの頃なんて1万円を割り込んでいましたからね。

僕はまだまだ落ちる可能性は十分にあると思っています。

 

 

ナンピン買いでもいいじゃないか

僕がここで言ってる「下がったら買う、また下がったら買う、さらに下がったら買う」というやり方は世間で『ナンピン買い』と言われている株の買い方です。

 

そしてこのナンピン買いは「絶対にやってはいけない買い方だ」とよく言われています。

『下手なナンピン、スカンピン』という言葉もあるくらいです。

 

ナンピン買いのいいところは平均取得価格を下げることができることです。

でも、もしもその株がどんどん下がりつづけ、回復しないとなった場合、「損失が大きく膨らんでしまう」ということにもなりかねません。

 

それだったら最初からドカン!と100株なら100株、500株なら500株買ってしまった方がいいように思えます。

でも僕は日経平均株価もS&P500もいずれ今よりももっと高くなると考えていますので、「多少の下落は長い目で見れば大したことがない」と思っています。

それよりも『なるべく安く買える』ことの方が重要なのです。

 

だから僕は日経やS&P500に連動するETFを購入するときはナンピン買いで購入するようにしています。

個別銘柄もそのようなやり方で購入しています。

 

そして株価がもしも下がらないようであれば保有しつづけ、配当金や分配金が入ってくるのを楽しみにします。

株価がもしも20%とか30%とかといった具合に大きく上昇した場合は売却を検討します。

 

これは今、流行りの「ドルコスト平均法」で定期購入してゆくやり方と真逆のやり方です。

多少、手間はかかりますが僕はこのやり方が気に入っています。

 

これだと「下がってよし」「上がってもよし」です!

 

このやり方だとどんなに株価が暴落しても怖くありません。

むしろ株価が下がってくれた方が嬉しいです。

それは「買い増しのチャンス」ということになりますから。

 

このやり方を採用するようになってから僕の株式投資の成績は確実に良くなりました。

 

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