サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。趣味で詩も書いてます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

“そこ”はまだ底ではないかも!? 僕が「落ちてくるナイフはつかむな」という相場の格言が正しいと思ってる理由

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以前僕は「株価が下がったからといって一気に資金を投入しないで少しずつ購入していこう」という内容の記事を書きました。

 

www.nonbiri-happy.com

 

 

「落ちてゆくナイフをつかむな」という有名な格言がありますよね。

 

株価がドカンと落ちたとしても、それは「だまし」で、そこからさらに二番底・三番底に落ちてゆく・・・・ということがよくあります。

自分では「ここまで落ちたんだから大丈夫だろう」「まさかこれ以上落ちるなんてあり得ない」と思っても、株価がさらにそこから落ちてゆくなんてことはしょっちゅうあります。

 

僕も何度も経験して痛い目に遭っています。

じゃあ、落ちてゆくナイフをキャッチしないためにはどうしたらいいのか?

きちんと地面にナイフが着地したことを確認してからそのナイフを取りにいけばいいのです。

 

でもこれがなかなかできなくて、多くの人が含み損を抱えています。

僕もJTの株やブリヂストンの株でそれをやらかしていますね。

あのときは「ずいぶん下がってるからさすがにこれ以上は下がらないだろう」という甘い考えがありました。

 

その後、僕の予想に反してJTの株はズルズルと下がりつづけていってしまいました。

 

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今にして思えば僕は「落ちてゆくナイフ」をキャッチしてしまったんです。

ただ、JTの場合は配当が高いのでそれが唯一の救いになっています。

まあ、ほとんど言い訳ですけどね。笑

 

自分としては「ここが底だ!」と思っていても、まだ下がってる途中だったということはよくあります。

だから僕は株式投資をはじめたばかりの人にぜひ言いたい。

暴落初日や下がりはじめた頃に慌てて買うようなマネだけはしない方がいいですよ。

それは落ちてゆくナイフである可能性が高いから。

 

デイ・トレードやスイング・トレードのように短期的な視点で相場に向かっている人ならばいいかもしれません。

でも長期保有を目指している人は特に要注意です。

 

下手したら「売るに売れない」という塩漬け銘柄になる可能性があります。

 

僕は基本的にはどんなに暴落が起きても、1週間くらいは様子をみることにしています。

慌てる必要はまったくないと思います。

「早く買わないと損をする」なんて思わない方がいいです。

 

買うチャンスはいくらでも訪れます。

「だまし」も多々ありますからね。

一回ガクンと下がって、そこから「跳ねた」けれど、その後またズルズルと下がっていってしまった・・・ということもよくあります。

 

株価は一直線に下がりつづけるなんてことはありませんからね。

下落するにしても必ずギザギザした動きを見せます。

 

でも下がった株が上がってきっちゃったりすると、人間は「やばい、上がってきちゃった」「今、エントリーしなきゃ損だ」という心理になるものです。

でもそれは『罠』です。

 

相場の世界には「デッド・キャット・バウンズ」という言葉もあります。

これは直訳すると、死んだ猫も跳ねるという意味になります。

 

株価も一気に落ちたあとにリバウンドすることがよくあります。

でもその後、やっぱりズルズルと落ち続けていってしまう。

そのリバウンドしたときに、「おっ、回復したんだ」とか「状況は改善されたんだ」と思わない方がいいです。

 

そういうときは「デッド・キャット・バウンズかもしれない」と思った方がいいです。

実際、ほとんどのケースはそうだからね。

その「跳ね」は結局大したことがなかった・・・・なんてしょっちゅうあることです。

 

そういう「だまし」には十分注意する必要があります。

株を購入するときはアタマを冷静にしておかなければなりません。

絶対に焦って飛びついてはいけません。

 

最初の反発は「死んだ猫が跳ねただけ」かもしれないのです。

 

もしも株価が高い位置から暴落がはじまったのならばより一層注意する必要があります。

ここ数年、アメリカの株価も日本の株価も「さすがに高すぎるのではないか?」と言われつづけてきました。

 

その株価は本当に企業の現在の価値を反映しているのか。

それともバブルなのか。

とてもむずかしいところだと思います。

 

でも、もしもここ数年間の株価が『実力以上』のものだったとしたら・・・

もしもそうだとしたら、たとえ今回のショックのような大きな下落が起こったとしても、「大したことない」という見方もできます。

 

つまり、まだまだ落ちるかもしれないということです。

だって、今までが高すぎたのですから。

実態に合ってないバブルの値段がついてただけなのですから。

 

そのバブルがはじけたら、実態の値段に落ちてゆくのは当然の帰結だと思います。

そういった観点から見ると、今回の下落でも「まだ株価は高い位置にある」と言ってる人もいます。

 

確かにそうです。

下落幅はどうでもいいのです。

1,000円下落しようが2,000円下落しようが、そんなことは問題ではありません。

「その株価が実態に合っているのか」が非常に重要な問題なのです。

そして、もしも実態に合っていないのであればやっぱり株価は実態に向かって落ちつづけてゆくはずです。

 

どこがボトムかなんて誰にもわかりません。

僕にもわかりません。

プロのトレーダーにもわからないでしょう。

 

リーマン・ショックのときも、東日本大震災のときも、後になって振り返れば「あれがボトム(底)だったんだな」ということがわかりますが、そのときはわからないものです。

その判断はとてもむずかしい。

 

だからこそ僕はこの記事で書いたように「ちょっとずつ購入してゆく」「常に援軍を遅れる状態にしておく」「弾切れをおかさないようにしておく」ということが重要だと思っているのです。

 

欲しかった銘柄が暴落したからといって一気に100株突っ込まなくてもいいかもしれません。

そこからさらに下落してゆく可能性は十分にあります。

 

その下落率に合わせて30株+30株+40株といった具合に3回に分けて購入してゆくといったような工夫も必要だと思います。

そうすれば平均取得単価はガクンと下がりますからね。

 

「相場のカネとタコの糸は出し切るな」という相場の格言があることを忘れないでおきましょう。

自分が思ってた以上に下落が止まらないというケースは多々あるのです。

そのときに身動きが取れなくなるようなことになってはいけません。

 

常にある程度のキャッシュ・ポジションはキープしておきましょう。

くれぐれも『全力買い』みたいなマネはしないように。

余力を残しておくことはとてもとても重要なことです。

 

僕は今回のショックはまだまだ続くと思っています。

アメリカの株も、日本の株も、下落はこんなものでは済まないと思っています。

どんなに一時的に回復したとしても、それは「デッド・キャット・バウンズ」の可能性がある。

 

実体経済はすごく悪くなっています。

「今回、すごく暴落した」というけれど、まだ日経平均株価は2万円を割り込んでいません。

リーマン・ショックの頃なんて1万円を割り込んでいましたからね。

僕はまだまだ落ちる可能性は十分にあると思っています。

 

僕は注意しましたよ。笑

忘れないでいてくださいね。