サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。趣味で詩も書いてます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

暴落局面に強い! 株式投資において少しずつ打診買いしてゆくことの重要性について。

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今回のショックによって株価が大きく下落しました。

まずダウが1,000ドル以上大きく値を下げ、その後、日経平均株価も一時1,000円安を超えた瞬間もありました。

 

その後、日米の株価は若干持ち直して上昇したもののふたたび下落したりを繰り返しています。

今回の株価の下落を果たして『暴落』と呼んでいいのかどうかは大いに疑問があります。

たしかにびっくりはしましたが、まだまだ日経平均も2万円以上の値をつけています。

 

僕はリーマン・ショックや東日本大震災を経験しているので、あの頃の株価の動きに比べれば「たいしたことないじゃん」と言えなくもありません。

あのとき、たしか日経平均は7,000ぐらいまで落ちていきましたからね・・・

 

ただ、今回のショックは今後どうなってゆくのかまったく予断を許しません。

このままフェードアウトしてゆくのかもしれませんし、世界的なパンデミックが起こってゆくのかもしれません。

もしもパンデミックが起こったら、株価はいま以上に下落することでしょう。

 

ですから株式投資をやってる人は株価が持ち直したからといって安心してはいけないのです。

それはまだ一番底で、このあと二番底・三番底が待っているかもしれないのです。

 

株式投資でいちばん重要なことは「生き残る」ということです。

株価が右肩上がりに順調に推移していってるときや横ばいのときだけでなく、こういった下落局面においても退場しないことが重要です。

そのためにはマインド面ももちろん重要なのですが、退場しないための『テクニック』というものも重要です。

 

以前の僕はこのテクニックを知らなかった。

だから必要以上に恐怖を感じ、必要以上にストレスを抱えました。

このテクニックを知った今は、どんな暴落がきても大丈夫です。

 

「なんだったら、もっと下げてくれ!」なんて思ってるくらいです。笑

 

『テクニック』というと大袈裟すぎますね。

そして、これは株式投資で生き残ってるベテランの人がみんなやってる手法でもあります。

僕は今回はじめてそれをやってみて、「なるほど。これなら株価が下落しても怖くないぞ」と心の底から思えました。

 

勿体ぶらずに言います。

それは投資の格言でよく言われている『相場のカネと、タコの糸は出し切るな』というものです。

 

簡単な話、「常に投資資金は確保しておけよ」ということです。

「弾切れを起こすなよ」ということです。

 

今回のショックのようなことが起こって株価が大きく暴落したからといって、「今が買いだ!」とばかりに手持ちの資金を一気に突っ込むようなマネはしてはいけないということです。

あくまでも打診買いからスタートして、糸を出しきらないように注意しなきゃいけないということです。

 

そうしないとすぐに投資資金が底をついてしまい、さらにもっと下落したときに身動きが取れなくなってしまいます。

 

自分の中では「ここが底だ!」と思っても、そのあと二番底・三番底があるかもしれないのです。

今が底かどうかなんて誰にもわかりません。

プロのトレーダーでもわかりません。

 

だから僕らみたいな普通の個人投資家が「今が底だ」「今が買いだ」なんて判断してはいけないのです。

 

そのためには一気にポジションを増やそうとせず、下落に合わせて少しずつ増やしてゆくというスローペースでいくべきです。

援軍を持っていれば心強いですよね。

1回目の下落ですべての兵をそこに注入してしまったら、資金が足りなくなり、精神的な余裕も失われます。

 

むかしから投資の格言では『相場のカネと、タコの糸は出し切るな』と言われています。

2018年12月にも大きく株価が下落したときがありました。

あのとき米中貿易摩擦の影響でした。

 

2016年にはイギリスのEUからの離脱(ブレグジット)の影響で暴落したこともありました。

その前には東日本大震災もありましたし、リーマンショックによる大暴落もありました。

 

最近は日米ともに株価が絶好調だっただけに「いつかどこかで大きな調整が入るだろう」と多くの人が考えていました。

そうした下落局面は言うまでもなく『バーゲン・セール』です。

普段は高くて手が出せなかった株を安値で手に入れる絶好のチャンスの時期なのです。

 

そのバーゲン・セールのときに手持ちの資金が底をついて買えない・・・・なんてことのないようにしておかなければなりません。

もともと資金が潤沢にあるというお金持ちだったら弾切れの心配などする必要はないと思います。

 

だけど、僕らみたいな資金がそれほど潤沢に持ってない個人投資家レベルは彼らと同じようなことをしていたら勝てません。

だから株を購入するときは「ちょっとずつ」「少しずつ」買わなければいけないのです。

 

極端なことを言えば、ある銘柄を100株購入したいと考えていたとしたら3回に分けて購入してもいいと思います。

 

① 1回目:30株

② 2回目:30株

③ 3回目:40株

 

といった具合に1回に100株買わないで、3回に分けて最終的に100株に到達できればそれでいいと僕は思います。

幸いなことに米国株は1株単位で購入できます。

だから別に無理して最初の暴落時にドカン!と資金を投入しなくてもいいと思います。

 

日本株は1株単位では購入できません。

だから通常は100株単位で購入します。

でも日本株でも単元未満株で購入することが不可能なわけではありません。

 

SBI証券には「S株」という単元未満株で購入できるシステムもあります。

若干、手数料はかかってしまいますが、100株を高値づかみするよりはるかにマシだと思います。

 

また最近ではネオモバイル証券というのも人気です。

こちらを利用すれば1株単位で取得することができます。

 

 

ネオモバイル証券を利用すれば1ヶ月50万円までは手数料はかかりません。

 

SBI証券がやっているS株の場合は手数料が約定代金の0.5%かかります。

ですから、たとえば1株3,000円の株を30株購入しようと思ったら、約450円(取得にかかる金額90,000円)の手数料がかかります。

でも僕はこれを利用しない手はないと思っています。

 

たとえば1株3,000円の株がその後、30%ずつ下落していったと仮定します。

それを3回に分けて(30株+30株+40株)取得すれば平均取得単価はとても低くなります。

 

 

① 1回目:3,000円(30株) 90,000円

② 2回目:2,100円(30株) 63,000円

③ 3回目:1,800円(40株) 72,000円

 

このように購入していったとしてら、投資資金の合計は225,000円となります。

100株に到達したときの平均取得単価は2,300円となります。

3,000円で100株取得したときよりも700円も安く手に入れることができます。

 

また単元未満で取得したとしてもきちんと配当金は支払われます。

100株を保有してる株主でなければ配当金は支払われないというわけではないのです。

 

もちろん100株保有していた方がたくさん配当金はもらえますが、それでも30株とか60株しか保有していなかったとしてもその保有枚数に応じて配当金は支払われるのです。

それよりも「どんなに下落しても援軍を送りこむことができる」「弾切れにならずに済む」という安心感の方が重要です。

 

ある特定の銘柄を100株一気に取得してしまったら、もうそれ以上、購入しようとは思わなくなるのが一般的です。

もちろん200株、300株、1,000株と保有枚数を増やしてゆく方法もありますが、それだと分散効果は薄れてしまい、その企業の業績が悪化した場合、「一緒に堕ちてゆく」ということになりかねません。

 

NTTドコモにばっかり集中投資するよりも、KDDIにもオリックスにもJTにもブリヂストンにも投資した方がリスクは小さくなるでしょう。

僕たちはウォーレン・バフェットではないのです。

そして、日本にも「優良企業」はたくさんあります。

 

何もNTTドコモだけが優良企業ではないのです。

NTTだっていいだろうし、三菱商事だっていいだろうし、伊藤忠商事だっていいはずです。

 

米国株に投資する場合も基本的には考え方はいっしょです。

あっちの場合は1株から購入できますので、日本株よりもややこしくなくて非常にスッキリしています。

 

それから単元未満株の手数料は確かに高いです。

 

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だけど、そんなのは誤差の範囲だと思います。

大したことはない金額です。

 

それから単元未満株は指値も逆指値も成行注文もできません。

注文できる時間はこのようになっています。

 

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これも僕は「大したことない」と思っています。

僕の経験上、午前中の10:30の時点で大きく値を下げてるような銘柄は後場のスタート時の値段もそれほど変わらないケースが多いからです。

 

僕は東証一部上場の大企業しかターゲットにしていません。

だからそんなに値動きは激しくないのです。

今まで一度も「午前10:30の時点で買い注文を入れたけど、後場始値が大きく上昇してしまい、高値づかみをしてしまった💦」という経験はありません。

 

それよりも、どんな下落局面がやってきたとしても相場から退場しないことの方が重要です。

いちばん恐ろしいのは大暴落(バーゲン・セール)がやってきたときに手持ちの資金が底をついていることです。

弾切れを起こしてしまったら身動きが取れなくなってしまいますからね。。

 

僕の言ってることの意味、わかりますかね?

 

僕はJTやブリヂストンを100株単位で注文してしまって、はっきり言って「失敗した…」と思っています。

なぜなら僕が取得してからこの2つの銘柄はズルズルと下がりつづけて、僕のポートフォリオの足をひっぱっているからです。

今、含み損の状態です。

あのとき、単元未満株で少しずつ買っていれば良かった・・・・と後悔しています。

 

もちろんどちらも超優良企業なので倒産する心配もありませんし、業績が回復したら株価も上がってゆくと思っています。

だけど一気に100株買う必要はなかったなと思っています。

 

単元未満株で取得したKDDIやNTTの方は含み益を抱えています。

もしも今後、大きく下落したとしても追加購入できる余力が残っていますので大丈夫です!