サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

JTが決算発表! 「財務内容はどうだったのか?」「配当金はどうなるのか?」などについて。

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2020年2月6日、いろんな意味で注目を集めているJTの気になる決算が発表されました。

結論から言うと、あまり芳しくない内容だったみたいです。

 

僕も200株保有しておりますので非常に気になっていました。

 

 

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JTの株価推移について 

JTの株価は現在、約2300円。

10年チャートで見ると、もうずっと下落し続けていることがわかります。

 

なかには「このままなら1,000円台に突入する」と言ってる人もいます。

 

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引用:yahoo!ファイナンス

 

JTは売上営業利益率が20%を超えており、異常に高いことで有名です。

さらに配当利回りも6%を超えているので日本株の中でも最も人気の高い銘柄のひとつとなっています。

 

しかしながら、ここ数年はずっと下落トレンド。

「配当は高いんだけど、株価がね・・・」という状態がずっと続いていました。

 

 

JTの決算内容について

JTは自己資本比率も48.4%と非常に高いので、財務内容的に何か問題を抱えている企業というわけではありません。

だからJTは配当利回り6.6%という驚異的な利回りを株主に提供できるのです。

 

しかしながら、やはり『たばこ』という商品自体がやはり不人気になってきていることが災いし、売上がずっと減少し続けています。

JTが発表した「決算短信」を見てみましたら、売上収益が減少した理由についてこんなことが書かれていました。

 

売上収益は、国内たばこ事業、医薬事業、加工食品事業の減収により、前年度比1.8%減の2兆1,756億円とな りました。

なお、海外たばこ事業においては、単価上昇効果による堅調なパフォーマンスがネガティブな為替影 響をほぼ相殺しました。

 

まあ、要するにJTのメイン商品である「たばこ」が売れなくなってきているということなのだと思います。

 

また2020年度の予想としても、売上はほぼ横ばいであるにもかかわらず、営業利益は減益になると予想しています。

減益はなんと5期連続です。

 

株価がずっと下落し続けているのはやはりこの決算内容の影響なのでしょうね。

 

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引用:https://kabutan.jp/stock/finance?code=2914

 

配当金はどうなるのか?

JTの株を保有するいちばんの目的は何と言っても配当金でしょう。

JTは日本屈指の高配当銘柄。

株価の下落により株の売却益(キャピタルゲイン)は狙えないとしても、その代わりに高い配当金(インカムゲイン)が得られれば痛みは軽減します。

 

だけど配当金というのはその企業の利益の中から株主に配分されるもの。

肝心かなめの利益自体が減ってしまえば、当然配当金も減らされることになってしまいます。

 

しかも、JTは16期連続で増配を続けてきました。

2020年度も増配はあるのか?ということについても注目が集まりました。

 

結論から先に言えば、今期の配当は前期と同じ。

 

1株あたり154円

 

 ということでした。

 

これによって16期続いた連続増配記録はストップ。

それでも減配しなかっただけでも良しだと僕は思っています。

 

配当性向が約90%に!

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引用:https://www.jti.co.jp/investors/finance/yield/index.html

 

こちらはJTの配当の推移なのですが、今回増配しなかったことによって配当性向はついに驚異の89.6%にまで上昇してしまいました。

配当性向が90%というのはかなりかなり高いと言えます。

 

高いということは「出し過ぎ」の領域に入ってしまっているということです。

配当性向は一般的には「40〜50%ぐらいに抑えるべき」と言われています。

 

それなのにJTは90%という未知なる領域に足を突っ込んでしまったことになります。

配当金についてJTはこのようなことを言っています。

 

株主還元方針については、強固な財務基盤を維持しつつ、中長期の利益成長に応じた株主還元 の向上を図ることとしております。

具体的には、以下の3点です。

 

・1株当たり配当金の安定的

・継続的な成長

・自己株式取得は事業環境や財務状況の中期的な見通し等を踏まえて実施の是非を検討

 

したがっ て、年間では中間配当77円を含め、1株当たり配当金は154円となる予定です。

次期の1株当たり配当金は年間で154円(うち、中間配当金77円)を予定しております。

 

つまり、「JTは強固な財務基盤を維持しているので配当性向が90%近くにまで達してもまだ大丈夫です」ということを言っているのです。

 

まあ、JTさんがそう言っているのですから僕らをそれを信じましょう。

 

JT株の気になるところ

やはり、何と言っても売上が下がりつづけているところが気になります。

実際、たばこを吸う人の数は減り続けていますからね。

僕もやめちゃいましたしね。

 

それから配当性向が90%というのもやはり気になりますね。

株主としては配当がいっぱい入ってくることは嬉しいのですが、90%というのはさすがに「高すぎ」「出し過ぎ」のような気がします。

 

またJTは積極的に海外の企業の買収を進めています。

その『のれん代』も2兆円を超えてきています。

その辺りも気になるところですね。

 

売上の減少にともなって営業利益率もずっと減少し続けていますよね。

たばこという商品の利益単価がいくら高いとはいえ、やはり全体的にたばこが売れなくなってきてる影響をモロに受けていますね。

 

 

まとめ

まあ、なんだかんだ言ってやっぱりタバコを吸う人はまだたくさんいますからね。

コンビニなんかに行ってもレジのうしろにまだズラーっとタバコが並んでますもんね。

それだけ買う人がいるってことですからね。笑

 

確かにタバコを吸う人の数は減ってきています。

だけど、一定数の割合でまだ吸う人はいます。

その一定数の人たち向けのビジネスをJTはやっているわけです。

 

そういうビジネス・モデルが果たしてどの程度までいけるものなのか。

いろんな意味で気になるところです。

 

僕は相変わらず200株を保有しつづけていこうと思っています。

もしも株価が2000円を割り込んだら、「追加で購入してもいいかな」と思ってる暗いです。

配当金が入ってくるのが今から楽しみです!

 

 

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