サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。趣味で詩も書いてます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

配当も株主優待もどっちも魅力的! 僕がオリックス(8591)の株を購入した理由について解説します。

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2020年1月21日、オリックス(8591)の株を100株購入しました。

購入したときの株価は1,867円でした。

 

オリックスは以前から「欲しいなぁ」と思って目をつけていた銘柄のひとつ。 

本当はもうちょっと安くなってから買いたかったのですが、3月の権利確定日に向けてちょうど株価が上がりはじめてきてしまっていましたので購入に踏み切りました。 

 

そこで今回はなぜ僕はオリックス(8591)の株を購入したのかについてまとめてみました。

 

 

配当が魅力 

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オリックス(8591)といえば高配当銘柄として有名な銘柄です。

僕が購入した時点の配当利回りは4.07%

1株あたりの配当は76円となっていました。

 

100株購入しますと、1年間に7,600円の配当金が得られる計算になります。

月になおすと633円の不労所得が得られることになります。

 

僕が12月に購入したJTほどではないにせよ、日本株のなかではかなり高配当の部類に入る銘柄だと思います。

 

オリックス(8591)は連続増配銘柄ではありません。

しかしながら、配当は2009年以降一度も減配したことがありません。

それだけ長期にわたって配当維持をしているということは、それだけ経営が安定しているということの裏付けでもあります。

 

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引用:https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/stock/dividend.html

 

 

こちらがオリックス(8591)の配当の状況なのですが、2009年が7円、直近の2019年が76円までずっと増配をしつづけてきました。

先ほど、「オリックスは増配銘柄ではない」と書きましたが、それまでは10年連続で増配をしつづけてきた銘柄になるのです。

 

2020年の配当金は前年と同じ1株あたり76円ということで、連続増配記録はここでストップしてしまったわけなのですが、業績が悪くなったわけではありませんのでそれほど心配する必要はないと思います。

 

オリックスのホームページを見ますと、「配当の方針」として次のように記載しています。

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引用:https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/stock/dividend.html

 

 

連続増配はストップしたものの減配しているわけではありませんので、相変わらず株主還元を重視してる企業だと言えるのではないでしょうか。

気になる配当性向の方は32%となっています。

まだまだ余力があると言えるのではないでしょうか。

 

ちなみに僕が保有している銘柄ではブリヂストンの配当性向が40.1%で、JTの配当性向は70%となっています。

そう考えてみると、オリックス(8591)はまだまだ配当に余裕があるとみることができるでしょう。

 

配当性向というのは1株あたりの利益に対して配当をどれくらい出しているかという割合のことです。

「だいたい40%が目安」と言われていますのでオリックスの配当性向の32%というのは高すぎず低すぎず非常に適正な設定になっていると言えるでしょう。

 

配当性向があまり低すぎると、「この会社は株主に還元する気のない会社なのだな」と投資家に思われてしまいます。

そうなると株も買われなくなり、株価も上がりづらくなります。

配当性向というのは高すぎてもダメ、低すぎてもダメなところがあるのです。

 

なお、オリックス(8591)の権利確定日は3月末および9月末の年2回となっています。

 

株主優待が魅力

オリックス(8591)は株主優待が魅力的なことでよく知られています。

株主優待目的に保有している人も少なくありません。

気になる優待内容は次のとおりとなっています。

 

【3月】

・ふるさと優待(カタログギフト)

・株主カード

【9月】

・株主カード

 

オリックスの株を100株保有していると『ふるさと優待』というカタログギフトがもらえます。

その内容は次のようになっています。

 

 

・3年未満保有 

 Bコースカタログより1点(5,000円相当)

 

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引用:https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/individual/investment/

 

 

・3年以上保有 

 Aコースカタログより1点(10,000円相当)

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引用:https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/individual/investment/

 

 

僕が保有しているヤマダ電機の株主優待と同様にこちらのオリックスの株主優待も長期保有すればするほど内容がグレードアップしていきます。

ですから、値上がり益(キャピタルゲイン)を目的に購入するのではなく、あくまでもインカムゲイン目的で100株購入し、それを長期保有してゆくという考え方がいちばんベストでしょう。

 

さらにオリックスの株主カードがあればオリックスグループが提供しているサービスが割引価格で利用できます。

たとえば、こんなのがあります。

 

・オリックスのホテル/温泉旅館 最大50%OFF

・オリックスの水族館の入場料 10%OFF

・オリックス球団の野球観戦 約10%OFF

・オリックスの高齢者住宅、老人ホーム 最大50万円割引

・オリックスのレンタカー 最大50%OFF

・オリックスの病院での人間ドック料金 最大10万円割引

 

 

株主カードは何度も利用可能なところが人気を呼んでいます。

ヤマダ電機にしろ、吉野家にしろ、割引券を発行している株主優待はたくさんあります。

 

しかしそのほとんどは使い切りのものばかり。

オリックスのように何度でも繰り返し使えるものは非常にめずらしいと言えます。

オリックスの優待利回りは2.7%です。

 

ですから、オリックス(8591)の株を100株保有しているだけで配当金が7,600円、優待が5,000円相当ということで合計12,600円トクをするという事になるのです。

総合利回りとしては6.8%もあります!

ヤマダ電機とほぼ同じくらいの超高利回りの銘柄ということになります。

 

オリックスは株主優待に力を入れる方針を打ち出している

オリックスは2014年から株主優待をはじめたのですが、それまでは株主が45,000人しかおらず、株主優待の内容もレンタカー30%やオリックスが水族館10%割引といった地味なものでした。

「これではいかん」と思ったオリックスの社会がこの『ふるさと優待』というものをはじめました。

 

これは「100株保有していると5,000円相当のカタログ・ギフトがもらえる」という株主優待で、これを発表したところ個人株主が一気に増えて90,000人になったとのこと。

実に2倍になったわけですね。

 

さらにその翌年、「3年以上長期保有すると1万円にします」ということを発表したら、個人株主が18万人になりました。

現在では30万人以上の個人株主がいて、みんな配当とこの株主優待を楽しみにしているという状態です。

  

業績が良い

ご存知のとおり、オリックス(8591)という会社は日本屈指の優良企業として有名です。

54年連続で黒字を出しています。

あのリーマン・ショックが起きたときも赤字に転落することがなかったことでも有名です。

 

僕の株式投資の基本スタイルはあくまでも長期保有。

そして、保有しているあいだに配当金と株主優待を楽しむというスタイルです。

 

ですから業績にバラツキが出るような不安定な会社は必然的に除外されます。

そういった意味ではオリックスは安定していますので、安心して長期保有ができる銘柄と言えるでしょう。 

 

 

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PERが低い

僕が購入したときのオリックス(8591)のPERは7.93倍でした。

一般的には目安は『15倍』と言われていますので、それを下回っているので現在のオリックス(8591)の株価は割安の状態であると言えるでしょう。

 

PERというのはその銘柄がどれくらい投資家から人気があるかを見るひとつの指標です。

PERが低ければ低いほど株価が低いということで割安ということになるのですが、裏を返せば「投資家からの注目度が低い=あまり人気がない」と思われてるということでもあるので注意したいところです。

 

ただ、PERが低すぎてもダメです。

基本的には10倍を下回るようなPERの銘柄よりも、10〜20倍がいいところじゃないでしょうか。

そういった意味ではオリックス(8591)の7倍というPERはちょっと低いかな?という印象があります。

その点が気になるところです。

 

ちなみに僕が保有している他の銘柄のPERは次のようになっています。

 

・JT 13.04倍

・ブリヂストン 10.26倍

・オリックス 7.93倍

・ヤマダ電機 18.65倍

・KDDI 11.45倍

 

 

PBRが低い

僕が購入したときのオリックス(8591)のPBRは0.81倍でした

一般的には目安は『1倍』と言われていますので若干下回っていますね。

 

市場全体が堅調なときにPBRが1倍を下回っているということは何かしらの問題を抱えていることが多いと言われていますので、1倍〜2倍くらいがちょうどいいと僕は思っています。

そういった意味で見ればオリックスの株は1倍を下回っています。

この辺りが若干気になるところです。。

 

ちなみに僕が保有している銘柄のPBRは次のようになっています。

 

 

・JT 1.68倍

・ブリヂストン 1.28倍

・オリックス 0.81倍

・ヤマダ電機 0.79倍

・KDDI 1.63倍

 

 

ROEが高い 

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引用:https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/financial/financial_highlight/

 

オリックス(8591)のROEは11.21%となっていますので、まずまず高いと言えるでしょう。

平均は8%と言われており、銘柄選びの際には「10%がひとつの目安になる」と言われています。

そういった意味ではオリックス(8591)のROE11.21%は立派な数字と言えるでしょう。 

 

ROEとは自己資本利益率のことで、企業が自己資本を効率的に運用して利益を出しているかどうかをみるときに役立つ指標となっています。

 

ROEが高い会社というのはそれだけ株主から集めたお金を効率よく事業に生かし、利益を上げることができている会社ということになります。

逆にROEが低い会社というのは経営効率が悪い会社という意味になり、そういう会社には投資家はお金を投資したがらなくなります。

 

投資家からお金が集まらなければそれだけ株価も下がってゆくということになりますので、ROEが高い銘柄を選ぶことが大切になります。

 

ちなみに僕が保有している銘柄のROEは次のようになっています。

 

 

・JT 14.30%

・ブリヂストン 12.36%

・オリックス 11.21%

・ヤマダ電機 2.50%

・KDDI 15.52%

 

 

ROAがまずまず

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引用:https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/financial/financial_highlight/

 

オリックス(8591)のROAは2.83%とまずまずです。

ROAの平均は3%と言われていますので、オリックス(8591)の2.83%はまぁ普通といったところでしょうか。

せめて3%を欲しいところではありますが・・・

 

ROAとは総資産利益率のことで、その会社の収益性を見る指標のひとつです。

これはその会社が総資産をうまく使用して利益を生み出しているかどうかが分かります。

 

ただし、自己資本がなく、借金を多額に抱えていても、効率の良く利益を出してさえいればROAは高くなります。

有利子負債が多い会社かどうかをしっかり見ておく必要があります。

一般的には5%を超えていれば優良企業であると言われています。

 

僕、個人としては最低でもこのROAが5%以上ある銘柄を選びたいと思っています。

ちなみに僕が保有している銘柄のROAは次のようになっています。

 

・JT 7.22%

・ブリヂストン 7.46%

・オリックス 2.83%

・ヤマダ電機 1.25%

・KDDI 8.88%

 

  

金融関連企業ならではリスク

オリックス(8591)はさまざまな事業を展開している会社ですが、メインとなるのは金融関連です。

しかしこの金融関連の企業というのは景気の影響をモロに受けやすい業種でもあるのです。

 

この辺がオリックス 株を保有するうえでの心配事・デメリットといえるでしょう。

 

生活必需品を扱うような企業でしたら、どんなに世の中が不景気になってもあまり影響を受けることはないと言えます。

たとえば、不景気でもトイレットペーパーは必要でしょうし、電気は使うはずです。

ごはんも食べなきゃいけませんので、食品も購入するでしょう。

そういう生活に欠かせない商品やサービスを扱ってる企業は景気の影響を受けづらい企業といえるでしょう。

 

しかしオリックスは設備投資などの事業を展開している企業です。

ですから不景気になって企業が設備投資を控えるようになると、途端に売上が下がるというリスクがあります。

 

日本企業でいえばコマツなんかも建設機械といった設備投資に関連した企業なので『景気敏感株』として有名ですね。

 

オリックス(8591)はリーマンショックのときに大暴落したことで有名です。

リーマンショック前の株価は3,500円前後だったのに対して、リーマンショック後の株価はなんと一時205円まで大暴落しました。

実に94%も株価が下落したことになります。

もしも100株購入していたら-325,000円になっていたということです。

 

このようなリスクを抱えた銘柄であることは十分考慮したうえでオリックスの株を購入された方がいいと思います。