サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。不動産投資と株式投資やってます。趣味で詩も書いてます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

Take me out

 

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僕の記憶の片隅にあるのは

学校で女の子が僕の手を引いて

僕をどこかへ連れ出してくれたこと

そのコが誰だかわからない

クラスメートだったのかもわからない

顔も名前も思い出せない

でも、それは夢なんかじゃない

彼女の手のぬくもりをしっかりと憶えているから

それが僕の出発的だった

それは僕にとって『希望』の象徴だった

誰か

僕をここから連れ出してくれないか

人生ってやつにからめとられて

にっちもさっちもいかない状況なんだ…

 

 

 

僕の記憶の片隅にある“希望”は

僕に生きる勇気を与えてくれる

彼女に手を引かれて

僕はとても嬉しかった

きっとこの世界の片隅には

そんなささやかな“希望”すら与らえれず

暗闇のなかでうずくまってる人がたくさんいる

誰かが救いの手を差し伸べるのを

待ってる人たちがたくさんいる

毎晩、祈りながら過ごしてる子供たちがたくさんいる

「誰か迎えに来て」

「誰かここから連れ出して」

「誰かわたしを救い出して」

と・・・

 

 

だから僕は生きている

だから僕は頑張っている

誰かを救う存在になりたいんだ

僕には“希望”の記憶があるから…

 

 

 

僕の手を引いた少女とはその後

何の発展もなかった

だって顔も名前も憶えてないくらいなんだから

でもすごく嬉しかったことだけは憶えてる

二人は走った

誰もいない場所を目指して

教師やクラスメートたちの目の届かない場所

それは二人にとって特別な場所

僕は今、深夜のコンビニに立ち尽くしている

わずかばかりの生活費を稼ぐために

なぜこんな人生を歩むようになったのかわからない

でもここが僕の居場所なんだ

ここが1日のうちの大半を過ごす“場所”なんだ…

 

 

 

僕の記憶の片隅にある“希望”は

僕に生きる勇気を与えてくれる

彼女に手を引かれて

僕はとても嬉しかった

きっとこの世界の片隅には

そんなささやかな“希望”すら与らえれず

暗闇のなかでうずくまってる人がたくさんいる

誰かが救いの手を差し伸べるのを

待ってる人たちがたくさんいる

毎晩、祈りながら過ごしてる子供たちがたくさんいる

「誰か迎えに来て」

「誰かここから連れ出して」

「誰かわたしを救い出して」

と・・・

 

 

だから僕は生きている

だから僕は頑張っている

誰かを救う存在になりたいんだ

僕には“希望”の記憶があるから… 

 

 

 

僕の家族の話はしたくないんだ

「問題を抱えている」とだけ言っておくよ

子供の頃はそんなに酷くなかったんだ

だけど、だんだん酷くなっていった…

現実ってやつは厳しいってことに気づいたとき

僕はその現実から抜け出せない状態におちいっていた

どうにかしなきゃいけないことはわかってる

だけど、どうしたらいいのかわからない

疲れ果ててベッドに転がり込んで

目をとじるとき思い出すのは

誰かに手を引かれたあの記憶なんだ

学校時代の思い出はすべて忘れてしまった

だけど、その記憶だけは僕のアタマに残ってる

 

 

 

僕の記憶の片隅にある“希望”は

僕に生きる勇気を与えてくれる

彼女に手を引かれて

僕はとても嬉しかった

きっとこの世界の片隅には

そんなささやかな“希望”すら与らえれず

暗闇のなかでうずくまってる人がたくさんいる

誰かが救いの手を差し伸べるのを

待ってる人たちがたくさんいる

毎晩、祈りながら過ごしてる子供たちがたくさんいる

「誰か迎えに来て」

「誰かここから連れ出して」

「誰かわたしを救い出して」

と・・・

 

 

だから僕は生きている

だから僕は頑張っている

誰かを救う存在になりたいんだ

僕には“希望”の記憶があるから…

 

 

 

そのコの手はとても美しかった

細くて、とても白かった

顔は思い出せないけど

彼女の手だけは不思議に憶えているんだ

考えてみたら

僕はずっと彼女を追いかけていたような気がする

そして、もう一度僕の手を引いて

どこかへ連れ出してくれるのを待ち望んでいる

誰か僕をこの暗闇から救い出してくれ

夢でも構わない

誰かが僕を見つけてくれるのを待っているんだ

 

 

 

僕の記憶の片隅にある“希望”は

僕に生きる勇気を与えてくれる

彼女に手を引かれて

僕はとても嬉しかった

きっとこの世界の片隅には

そんなささやかな“希望”すら与らえれず

暗闇のなかでうずくまってる人がたくさんいる

誰かが救いの手を差し伸べるのを

待ってる人たちがたくさんいる

毎晩、祈りながら過ごしてる子供たちがたくさんいる

「誰か迎えに来て」

「誰かここから連れ出して」

「誰かわたしを救い出して」

と・・・

 

 

だから僕は生きている

だから僕は頑張っている

誰かを救う存在になりたいんだ

僕には“希望”の記憶があるから…

 

 

 

サカモトハルキ 『Take me out』