サカモトハルキの哲学

北海道で5棟74室+月極P24台の大家やってます。2010年12月より法人化(10期目に突入!)。奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す!

「不動産投資はやめたほうがいい」と考える人がもっとたくさん増えればいいと僕が思ってる驚きの理由

日本不動産研究所というところが毎年発表している「不動産投資家調査」を見ると、不動産投資はまだまだ関心が高いことがわかります。

 

www.reinet.or.jp

 

 

これによると、「新規投資を積極的におこないたい」と答えた割合が実に94%にものぼったというのです。

ここから導き出される結論はあいかわらず不動産投資の人気は高く、多くの人が「不動産オーナーになってリターンを得たい」と考えているということです。

 

何十年も投資用賃貸物件から家賃収入を受け取り、2010年には法人化した僕がこの現象について何かひとこと言えることがあるとすれば、それはこの言葉でしょう。

 

 

やめてくれってば・・・笑

 

 

株式投資は参加人数が増えれば増えるほど(株を買う人がたくさんいればいるほど)、株価が上がって儲かるというものです。

それに対して不動産投資の場合は参加人数が増えれば増えるほど(いい物件がほしい!とのぞんでいる大家さんがたくさんいればいるほど)、いい物件の争奪戦になって儲けが少なくなります。

 

だから僕は不動産投資に興味・関心を持つのは「やめてくれ!」と申し上げているわけです。笑

 

はっきり言って、僕はもっともっと不動産投資が嫌われものの投資法になってほしいと思っています。

今でも十分嫌われものですよ。

だけど、それでもこれだけ不動産投資がブームになっているのです。

 

もっと嫌われて、誰も不動産投資になんて関心を持たなくなってくれた方が僕は正直、助かるのです。

今、流行りのアメリカのETFとかにもっと人々の関心が集まればいいのにと心の底から思っています。

 

ご存知のとおり、株式投資と不動産投資はまるっきり別ものです。

投資対象からしてまず違います。

片いっぽうは「紙の資産」に投資するのに対して、もういっぽうは「現物資産」に投資します。

 

だからTwitterなんかを眺めていると、株式投資に熱心な人で不動産投資のことを悪く言ってる人は多いです。

僕は「そういう人がもっともっと増えてくれればいいな」と思っているのです。

 

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実際の話、僕は不動産投資いっぽんでメシを食ってきてつくづく思うのですが、不動産投資(というか、不動産賃貸事業は)決してラクなものではありません。

いろいろ考えなきゃいけないこともあるし、めんどくさいこともたくさんあるし、厄介な災難に見舞われることも多々あります。

 

でも逆に言えば、それが新規参入者を増やさない防波堤になってくれてるとも言えるのです。

誰でも簡単にはじめられて、ラクチンで、比較的ラクに儲けられるのならばみんな不動産投資に飛びつくはずです。

そうなったらあっという間にレッド・オーシャンになっちゃって、競争率が激しくなってもっと大変なことになっていたはずです。

 

レッド・オーシャンでノシてゆくのは大変です。

ライバルはなるべく少ない方がいいに決まっています。

 

物件ひとつ買うにしても物件選び、銀行審査、売主との交渉、管理会社選び、修繕工事、保険契約・・・・考えなきゃいけないこと・やらなきゃいけないことが山ほどいっぱいある。 

不動産投資は株式投資のようにスマホやPCから簡単・お手軽・便利にパッと購入できるような投資法ではないのです。

 

でも、そのしんどさやめんどくささがあるから比較的安定していて、見返りも大きいのです。

実際の話、僕のまわりでも失敗してる大家さんよりもうまくいってる大家さんの方が多いです。

 

大儲けしてないまでも、そんなにカンタンに行き詰まったり自己破産したりはしません。

おそらく「儲けやすさ」でいったら、不動産投資がいちばん儲けやすい投資法だと言えるでしょう。

 

ところが世間ではまるっきり逆に捉えられています。

実際にはそれほどリスクがないにもかかわらず、世間では「不動産投資はこの世の中でいちばん危険な投資法だ」と思われているのです。

 

その辺はおもしろいなぁと思うところです。

 

 

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さらにおもしろいことに比較的、属性の高い人ほど不動産投資を毛嫌いするところがあります。

 

彼らは勉強もできて、実際に高学歴で、一流企業に就職したり国家公務員になったりしています。

そういう人はもちろん年収も高く、安定しています。

銀行は属性の高い人をとても評価し、「できれば属性の高い人にお金を貸したい」と考えています。

 

本来であるならば、そういう人が不動産投資をやった方がいいのです。

銀行と利害関係も一致しているので、取引もスムーズにいくはずなのですから。

 

ところがおもしろいことに、そういう高属性の人たちほど不動産投資を嫌う傾向があるのです。

そもそも、そういう人たちは『不動産』というものが好きではありません。

そういう高属性の人たちが好むのは株や投資信託といった『紙の資産』です。

 

彼らは不動産のことを「カッコ悪いもの」「スマートじゃない」「危険だ」と捉えているフシがあります。

そんなものに手を出すくらいだったら、スマホだけでパッと売買ができる株式投資をやった方がマシだと考えているようです。

 

そういう人たちがいてくれるおかげで、僕みたいな人間はどーにかこーにか生存していけているのです。

彼らがもしも不動産投資の優位性に気づいてしまったら・・・・きっと僕の居場所はなくなってしまうはずです。

 

だから僕はなるべく人々に不動産投資に関心も持ってもらいたくないのです。

できることならばずっとこのまま毛嫌いしつづけてもらいたいのです。

 

株式投資をやってる人のTwitterなんかを見ていてると、不動産投資に対する罵詈雑言が飛び交っています。

 

あんなものに手を出すなんてバカじゃね?

あまりにも危険すぎる

借金をしてまで投資をするなんて気が狂ってる

こんなに人口減少してるのに部屋が決まるはずない

物件は飽和状態だ

etc・・・

 

こういう方々がたくさんいてくれるおかげで僕がどれほど助かっていることか。

それをうまく説明できればいいのだけれど・・・・

 

本当にありがたいです。

マジでそう思っています。

 

 

 

テレビ東京『日経スペシャル ガイアの夜明け「マネーの魔力」』第56回ギャラクシー賞 報道活動部門 優秀賞を受賞! という記事を読みました。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

 

『ガイアの夜明け』の一連のレオパレスがらみの不動産投資の特集、すごかったですよね。

ギャラクシー賞も受賞したみたいですね。

おめでとうございます。

 

あの番組で取り上げられていた不動産販売会社もひどいし、ス◯ガもひどいものでしたよね。

だけど僕がいちばん引っかかったのは、「あの女性はなぜ岩手県のあのボロボロのアパートを8,000万円もの借金をして購入しようと思ったんだろうか?」「なぜあれが儲かると思ったんだろうか?」ということ。

 

そこがいちばん気になりました。

 

でも、あの物件の「18部屋」という部屋数は魅力的でした。

僕はいつも部屋数の多い物件を取得するように心がけています。

その方が利回りの高くなりますし、リスクが軽減されるからです。

 

あの番組の中であの女性、「ここが雨漏りしてる」とか「ここの壁紙がボロボロだ」とかって散々自分の物件のことを文句言ってましたよね。

でも、そういうものって修理修繕すれば直ることですよね。 

あの女性の不動産賃貸事業が行き詰まったこととは直接的には関係ない話です。

 

問題は『資金繰りの悪化』と、悪い物件に手を出してしまった『目利き力』です!

 

あの番組の中で融資の件が問題視されてましたよね。

でも僕は融資うんぬんの話って実は2番目、3番目の話だったんじゃないかなと思ってるんです。

まるであの女性は「自分は被害者だ」って顔をしていましたけど、実際に自分の目で物件を見て契約してるわけですよね。

それに、『8,000万円』という物件価格も自分でわかったうえでハンコをついたわけです。

 

「部屋の様子が見れなかった」と言うけど、そういうことはよくあるケースだし、部屋の状態を見ないで契約をしたのは誰のせいでもないですよね。

もしも部屋の状態が見れないということがどうしても引っかかるのだったら、売買契約をしなければいいだけの話ですよね。

 

僕も過去に満室物件を紹介されて、「部屋が見れないから判断しようがない」と言ってパスしたこともありますよ。

 

まあ、どう見ても8,000万円は高すぎるように見えますけどね。

どうしてそういう物件に手を出しちゃったんでしょうか??

 

自分の失敗を投資法のせいにしてはいけない。

 

「私は不動産投資をやって儲からなかった。だから不動産投資は儲からない」というロジックの人いますよね。

それは不動産投資が悪いのではなく、悪い投資をした(悪い物件を取得してしまった)人が悪いんであって、不動産投資が悪いわけじゃないんです。

 

株式投資で失敗した人は株式投資のことを悪く言います。

不動産投資で失敗した人は不動産投資のことを悪く言います。

 

投資法の良し悪しの問題じゃなくて、「投資対象(物件なり、銘柄なり)をどんなものを選びましたか?」の目利きの問題です。

ここをごっちゃにしている人があまりにも多すぎます。

 

今回のレオ○の件や、かぼち○の件にしたってそうです。

自分の失敗を不動産投資という投資法やアパート経営という商売のせいにしないでほしい。

 

 

なぜデメリットばかりの不動産投資をしようと思うのかがわからない!こんなにもある、不動産投資の落とし穴16個をまとめてみた。という記事も読みました。

 

news.cardmics.com

 

 

こういう記事を書く人がもっともっと増えてほしいと思っています。

 

『ガイアの夜明け』や『クローズアップ現代』などで、かぼちゃの馬車やレオパレス、スルガなんかの特集が放送され、だいぶ不動産投資に逆風が吹きはじめました。

 

それは僕にとっては極めて歓迎すべきことなのです。 

どうか参入してこないでね!笑

 

次から次へと不動産投資がらみの悪いニュースが出てくると、人は不動産投資に拒否反応を示すようになります。

そうなると不動産投資をはじめたい!という参加者自体が減ります。

 

舞台に上がろうとする人の絶対数が少なくなればなるほど、ライバルは減る。

ライバルが減れば減るほど、いい物件を安く取得できる確率が高くなる。

 

もしも運よくそういう優良物件を取得することができたら、僕のフトコロには毎月、安定的にキャッシュフローが振り込まれてくることになります。

 

ところが、不動産投資がブームになってしまうと、ライバルが増えて、物件価格がどんどん吊り上っていってしまいます。

そうなると、利回りが低くなってしまい、全然儲からない「ダメ物件」ばかりが市場に出回ることになります。

とたんにレッド・オーシャンになってしまうのです。

 

だから「どうぞ、たくさん不動産投資のことを嫌いになってください!」というのが僕がの本音なんです。

これは僕だけじゃなく、まだまだ物件を増やしていきたいと考えている既存の大家さんみんなの本音だと思います。

 

だから、このような不動産投資のデメリットをあげつらう記事がバズったりなんかするたびに、僕は心のなかで「ありがとうございます」とつぶやいています。 

多くの人が不動産投資になんか興味を持たなくなってくれればいいなと思っています。

 

ところが最近、ネットで稼いでいる『インフルエンサー』と呼ばれている人たちが不動産投資に関心を示していて、その動きが気になっています。

 

いやいや、やめてよ〜

あなたたちネットの世界の人たちでしょ。

関係ないでしょうが。

こっちの世界に入ってこないでよ。

ただでさえもレッド・オーシャン化してきたっていうのにあなたたちみたいな人たちが入ってきたら、ますます血の海になっちゃうじゃん。笑

 

ネットで稼いでいるキャッシュを持った人たちが不動産投資の優位性に気がついてしまったら、一気にレッド・オーシャン(血の海)になっちゃいますよ。

せっかく今、嫌われ者第1位の投資法なんだからさ。

こっちに来ないでよ〜!笑 

 

「不動産投資なんてダサい。ジジイがやる古い投資法だ!」ってなこと言ってたじゃん。

それがどうしちゃったの??

どうぞ、そのままの認識でいてくれよ〜

 

weblog.horiemon.com

 

唯一の救いがIT系の人というのは僕らみたいな営業あがりじゃないから、『ヒトと接すること』が苦手というところ。

不動産の世界ってコミュニケーション能力がないとやっていけない世界ですからね。

 

ネットはパソコンの画面と向き合うだけである程度、収入を得ることができるかもしれないけれど、不動産の世界はそういうわけにはいきません。

ネットの世界の人はコミュ障が多いから、きっと不動産の世界にきたらストレスたまって大変だと思いますよ。

 

それこそ消耗しますよ!笑

 

でも、マジでイケハヤさんとか、与沢さんとか資金力のある人が次々に不動産投資に興味を持ちはじめていて、マジでやめてほしい・・・

 

かぼちゃとか、レオパとか、いろいろあったじゃないッスか。

それなのになぜ? 

不動産投資はオワコンなんでしょ?

人口減少なんでしょ?

 

頼むからもっと嫌いになってくれって。笑

 

 

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イケハヤ氏のツイートやYouTube動画を見ていると、いよいよ『不動産』にも興味もちはじめてるみたいです。

あれだけ税金払ったら流石に気づくよね・・・

 

今までイケハヤ氏は株や投資信託などの紙の資産にばかりお金を投資していました。

不動産投資には興味を持っていなかった。

ところが最近、不動産投資に興味があるような発言が目立つようになってきた。

 

そりゃそうです。

不動産投資は経費にできるものがとても多いですからね。

税金もたくさん払わなきゃいけないけど、その分、経費も多い。

 

儲かってる人がここに目を向けないはずがないですよね。

 

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出典:不動産投資で節税!経費にできる支出と注意点 | Risk Carrier

 

 

さらにイケハヤ氏の場合、個人ではなくて法人成りをしています。

法人と不動産投資。

この二つが合わさったとき、ものすごいパワーが生まれるんです。

 

さらに不動産投資は『減価償却費』という魔法を使うことができます。

 

これに気づきはじめてしまったインフルエンサーがたくさんいるようです・・・