サカモトハルキの哲学

経営者。投資家。詩人(?) 不動産投資と株式投資やってます。趣味で詩も書いてます。5棟74室+月極P24台(2010年12月より法人化)。配当狙いの個別株投資。

僕はおすすめしない! 「インデックス投資は失敗することはないのか?」について真面目に考えてみた。

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不動産でも、個別株の銘柄でも、特定の投資信託やETFでも何でもいいんだけど、「いま流行ってるもの」や「いまブームになってるもの」、「いまみんなが殺到してるもの」には十分注意したほうがいいと思います。

 

ブームになってるってことは、それは「プレミア価格になってる」ってことですからね。

プレミア価格になってるってことは通常の値段よりも高くなってるってこと。 

そこを見抜かなければダメです。

 

そういうものってものすごく魅力的に見えるんです。

だから人間は「バスに乗り遅れるな」という感覚ですぐにそれに飛びついてしまう・・・

 

行列に並ばないと自分だけ損をするような気分になってしまう。 

だけど、それは『罠』なんです。

だから十分気をつけなければいけません。

 

焦ってそれに飛びついて、高値づかみをしてしまったら大変なことになります。

下手したらそれがきっかけで人生が転落してゆくことになるかもしれません。

 

百点満点の投資法なんてものは存在しない

ドットコム・バブルが加熱してた頃のことを思い出してほしい。

あのとき、あれに飛びついた人たちがその後どうなったのかを思い出してほしい。

 

とにかく、流行ってる投資法だとかブームになってる資産運用法なんてものには飛び付かないに限ります。 

そういったものに飛びつきそうになったらウォーレン・バフェットのこれらの言葉を思い出してほしい。

 

 

 流行っているものを買って成功することはない。

 

インターネットが発達したとしても、チューインガムを噛む人がいなくなるわけではない。

 

オレオのクッキーは50年後のアメリカの子供たちも食べている。

 

 

「なるほどなー」といったカンジです。

 

バフェットは人々の生活に浸透しているもの・日常に中に自然に溶け込んでいる商品やサービスが好きです。

それは生活になくてはならないものです。

 

そういう感覚で銘柄を選び、世界一の投資家になったのです。

別に流行ってるものやブームになってるものに飛び乗って成功したわけじゃありません。

 

ましてや今、流行ってる投資法(=分散されたインデックス・ファンドやETFをドルコスト平均法で積み立て方式で買いましていって30年後40年後の値上がり益を狙う)という手法で億万長者になったわけでもありません。

 

その辺りのことをよく考えたほうがいいですよ、マジで・・・・

 

僕は区分所有物件よりも、一棟モノの方を好むタイプの大家です。

その理由は簡単。

区分所有物件というのは一つしかないからです。

 

一つしかないということは、もしも空室が発生したら家賃はゼロになってしまうということです。

僕はコンビニのオーナーになるよりも商店街丸ごとのオーナーになりたい。

肉屋がダメになっても、まだ魚屋がある。

魚屋がダメになっても、まだ八百屋がある。

 

だから僕は区分所有の物件が嫌いなのです。

うちの会社で保有している物件はすべて一棟モノばかりです。

 

おかげさまでそのやり方が功を奏して僕は家賃収入で家族を養えるまでになりました。

でも間違いなく言えることは「不動産投資にも大きなリスクがある」ということ。

 

別に薔薇色の投資法でもなんでもありません。

 

僕は行き詰まった大家さんを何人も見てきました。

専業の大家になる前は不動産屋で営業マンとして働いていましたので、いろんな情報が入ってきます。

自殺したり、自己破産したりする大家さんもたくさん知っています。

 

常に一歩引いた目で見るってすごく大事なことです。

不動産投資は今、ブームになってはいますが、だからと言って百点満点ではありません。

不動産投資ならではのデメリットや弱点というものもたくさんあります。

 

同じことは不動産投資以外の投資についても言えます。

ベストセラーになってる本や雑誌、ネットでも話題の投資法には十分注意する必要があります。

 

常に「一歩引いた目」というものが必要なのです。

一見良さそうに見えたとしても、常に疑ってかかった方がいい。

 

証券会社やファンド会社、出版社なんかがみんなで知恵を出し合ってつくり出した『広告』に踊らされてはいけないのです。

 

人間はなぜ同じ過ちを繰り返してしまうんでしょうか?

2008年のリーマン・ショックのひきがねを引いたのはサブプライム・ローンを組み入れた投資信託でした。

 

リーマン・ショックというのは別に景気が悪くなって起こったわけではなかった。

おかしな投資信託が原因で起こった金融パニックでした。 

 

あれから10年が経過しました。

まわりを見回してみてほしい。 

あのとき、あれだけ痛い目に遭ったのに舌の根も乾かないうちにまた投資信託が王座に返り咲いているじゃないですか!

 

あのとき、僕らは『投資信託』という金融商品の恐ろしさについて嫌というほど学んだはずです。

それをすっかり忘れちゃったのかな?

 

 

30年後の株価のことなんて誰でもわからない 

大統領がオバマになろうが、トランプになろうが、日経平均株価が3万円になろうが、1万5千円になろうが、そんなことは重要なことではないのです。

大切なことは『あなたは自分なりの"ノアの箱舟"をつくっていますか?』ということだ。

 

大嵐は必ずやってきます。

それは札幌に毎年、雪が降るのと同じくらいの確率で、必ず来ます。

さて、その時、みなさんはどうやってそれに対処しますか? 

何に頼りますか?

 

  

www.excite.co.jp

 

「自分だけは詐欺なんかに引っ掛からない」と思ってる人がいちばんアブナイものです。

 

多くの人は「いい大学に行って、いい会社に就職して、定年まで真面目に勤め上げれば幸せになれる」と教えこまれ、無防備なまま社会に放り込まれます。

 

そこは怪しげな連中がウヨウヨいる世界です。 

不動産投資、投資信託、仮想通貨、バイナリー・オプション、マルチ、プログラミング教室、アフィリエイト、etc・・・

詐欺師たちは手ぐすねを引いて『子ウサギちゃん』を待ち構えています。

 

「オレは正しい」と豪語しているヤツがおかしな不動産投資や投資信託に手を染めているというパラドックスにもっと注目しましょう。

 

「分散しているからリスクを回避している」と言う人のポートフォリオがなぜ株価の暴落で毀損するのかについてもっと深く考えましょう。

本当にリスクをヘッジしているのなら暴落が起こっても平気なはずなのに・・・

 

何かに勧誘するための街コンや婚活パーティーもあります。

さて、皆さんはそれをどうやって見分ける?

みなさんはそれを見分ける洞察力や識別眼みたいなものは持っているでしょうか?

 

僕は「今、子供たちに本当のマネー・リテラシーを教えなければ大変なことになる」と思っています。

本当のマネー・リテラシーとはiDeCoやNISAの仕組みを理解させることじゃありません。

本質を見抜くチカラを身につけさせることです。

 

例えば、「分散」と「ヘッジ」の違いを把握させること

詐欺師に騙されない『眼』を養わせること

 

定年後、僕らは生活するのにいくらのお金が必要でしょうか。

1000万円?

3000万円?

それとも5000万円?

 

本当に65歳の時点で5,000万円があれば安心して老後を過ごせるでしょうか。

その頃、円の価値はどうなっているでしょうか。

株価はどうなっているでしょうか。

 

ファンマネも経済評論家も常に間違います。

市場の上がり下がりなんて誰にもわかりません。

 

本当にS&P500は今後20年30年のあいだに右肩上がりで推移してゆくのでしょうか。

多くの人が言ってるように9%上昇してゆくのでしょうか。

 

その答えは誰にもわかりません。

ボブ・ディランも言っています。

 

 

友よ、答えは風にふかれている

 

 

 

・・・と。

 

ってことは、そういうものに投資する人っていうのは「どうなるかわからないもの」に投資してるってことになります。

それってものすごく恐ろしいことだと思いませんか?

 

株価が今よりも高ければ勝利。

しかし、同水準か、今よりも低ければ敗北。

 

負ける確率は3分の2。

みなさんんは3つの穴のうち2つの穴に弾丸が込められているロシアン・ルーレットをやろうと思いますか?

 

それでも「S&P500は30年後に9%上昇する」という言葉を信じますか?

 

 

株主優待投資家、桐谷さんは正しい

 

money-bu-jpx.com

 

 

結局、桐谷さんみたいに優待や配当といった『ポケットに入ってくるもの』を楽しみながらやるのがいちばんイイと僕は思います。

世間では桐谷さんのやり方をバカにするような向きがあるけど、なかなかどうして、あれはかなり賢いやり方だと思います。

 

キャピタルゲインを狙うのはムズカシイですよ。

それがたとえ3分後だろうが、30年後だろうが・・・

 

桐谷さんってなんか結構バカにされたりしてる。

でも僕は「すごく真っ当なことを言ってるな〜!」と思っていつも見てます。

 J.P.モルガンだか、メリルリンチだか知らないけれど、そういうところに勤めた経歴のある投資アドバイザーの言葉よりもはるかに信用できます。

 

そういう投資アドバイザーや資産運用のプロといわれている人たちは証券会社や投信会社と紐づいていることが多い。

そういう会社からバック・マージンをもらっているんです。

 

だから証券会社や投信会社が儲かるようなことしか言わないんです。

決して、『僕ら』が儲かることではなくてね・・・

 

彼らは結局、「長期、分散、積立、複利で運用すれば将来値上がりするから持ち続けろ」としか言ってない。

それは結局、「キャピタルゲインを狙え!」ってことを意味しているんです。

値上がり益で儲けろと言ってるわけです。

 

それがすごくむずかしいことだと彼ら自身はわかってるはずです。

やってみたらわかります。

なんとなくうまくいきそう、簡単に儲けられそうって思うかもしれないけれど、そう簡単じゃないんですよ。

 

でも彼らのセールス・トークを信じている人が急増しています。

そして、「30年間ずっと積立投資していけば、複利の力で資産が2倍・3倍になっているはずだ・・・」と本気で思っています。

 

僕はそれは非常に危険なことだと思ってます。

金融庁もそのやり方を後押ししているという異常事態にまで発展しています。 

 

僕は桐谷さんみたいに株主優待を楽しんだり、配当を楽しんだり、家賃収入を楽しむのが投資の醍醐味だと思っています。

要するにインカムゲインです!

 

それは実際に手にすることができるものです。

『含み益』なんてパソコンの画面上に存在しているだけのものです。

現実には存在しないものです。

 

値上がり益(キャピタルゲイン)を目的に投資をするのは危険です。

それは泥沼にハマってゆくだけです。。。

 

 

まとめ 

「この湾岸エリアの築浅オートロックMSはいいですよ! 利回り4.7%ですけど、今なら1.9%で借りられます。価格はオリンピック後に若干落ち込むかもしれませんが、ご安心ください! 必ずまた上がりますから」

 

これはキャッシュフローではなく、キャピタルゲインをアテにしたセールス・トーク。

 

さて、本当に値上がりするの?

 

「このファンドは先進国にも、新興国にも、債券にも投資していて分散効果抜群です! 30年後にすごいことになってますよ。雪だるまのように資産は増えてます。アインシュタインの複利の話、ご存知ですか?」

 

これもキャッシュフローではなく、キャピタルゲインをアテにしたセールス・トーク。 

さて、本当に値上がりするの?

 

キャピタルゲインを狙う投資って、『神のみぞ知る』の領域にお金をはるって行為だよね。

それは僕に言わせれば限りなくギャンブルに近い行為だ。

あまりにもキケンすぎる。

 

今はアメリカも日本も株価が高くて、みんな「我が世の春」を謳歌しているよ。

でも、必ず物事にはサイクルというものがあるんだ。

みんな忘れているみたいだけどね・・・

 

『これまで右肩上がりだったから、これから先も右肩上がりでいくだろう』なんて、誰にもわからないことなんだよ。

僕にもわからないし、ウォーレン・バフェットにもわからない。

 

そういうわからない幽霊みたいなものにお金を突っ込んでいいんだろうか?

僕はキャピタルゲインを目当てに投資はしない。

 

『思いがけず、たまたま異常に上昇してしまった・・・』という場合は売却することもあるけれど、基本的には僕はキャッシュフローを目的に投資します。

そして、そのほうがうまくいくことが多いと思います。

 

「未来に投資する」という考え方は素晴らしいと思うけど、自身のポートフォリオを「そればっかりにする」というのは本当に正しいことなのかな。

 

長い目で見れば市場は値上がりし続けているから大丈夫だ!

 

凸凹はあっても最終的には右肩上がりで上昇してゆくはずだ 

 

 

それは本当なのだろうか?

目の前にキャッシュが得られる投資があるのに、それを蹴って20年後30年後にキャッシュが得られる(かもしれない)ものに投資することは本当に安定しているのだろうか?

 

税金面から見ても、もっと有利になる投資はいっぱいあるのに、それを蹴って税金が高くつくような投資を選ぶのは正しいのだろうか?