サカモトハルキの哲学

北海道で5棟74室+月極P24台の大家やってます。2010年12月より法人化(10期目に突入!)。奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す!

警告! 今、人気の長期投資・分散投資・積立投資というものには十分注意した方がいい驚きの理由

 

 

 

勘違いだらけの「長期投資」 という記事を読んだよ。

 

zuuonline.com

 

「長期投資さえやっていれば将来的には大きな利益が得られるだろう」という考え方は本当に正しいのか?

 

「新興国だから今はこうでも、20年後はこうなる」とか、「ここの立地は将来的に都市化されるはずだから、この場所の物件を買っておこう」とか・・・

そういう『予想』とか『願望』で儲けられるほど投資の世界って甘くないと僕は思っているよ。

 

ところが「長期投資」という言葉を誤解してとらえている人は、どうも「長期投資さえやっていればすべてがうまくいく!」と考える傾向があるようだね。 

そして、「たとえ短期的には儲からないものに投資しても構わないんだ!」と豪語する人さえいる。

 

僕はこの考え方には賛同しない。

短期で儲からないものは、それがたとえ長期になっても儲からないと僕は思ってるよ。

 

たとえば、『バランス・ファンド』と呼ばれる投資信託がある。

株式だけじゃなく、債券も組み入れてバランスを取りましょうという金融商品。

 

ご存知のとおり、いまは超低金利時代だ。

だから債券の利回りも低い。

だけど、バランス・ファンドをやっている人は「今は債券の利回りは低いけど、いずれ上昇してゆくはずだ」と考え、目の前の利回りの低さを問題視しない傾向があるんだ。

 

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僕は投資というのは、『いま目の前にある価格』がいちばん重要だと思っている。

そして、その『いまの価格』がもたらしてくれる利回りがすべてだと思っている。

 

2年後の値段ではなく、5年後の値段ではなく、10年後・20年後の値段ではなく・・・

その価格で購入した資産からいくらの報酬(リターン)を得られるのかがすべてだと思ってる。

 

こういう考え方をする人が少なくなってきていることを僕は危惧している。

 

最近ではこういう考え方をする人のことを(つまり、僕みたいな人を)、『短期志向だ』『目の前のことしか見えていない』とバッシングする風潮があるよね。

でも20年30年ガマンしてさえいれば、20年後30年後には大きなリターンを得られるという考えは根本的に間違ってると僕は思ってるよ。

 

いまは世界的に株価が調子がいいので、多くの個人投資家が酔っ払った状態になっている。 

だけど、僕はいずれ彼らが目を醒ますときが来ると僕は思ってる。

 

「将来こうなるはずだ!」という発想のものに行われる投資はすべて『賭け』に近いものがあると思う。

ギャンブルだよ。

 

予測よりも実際のリターンの方が重要だと思う。

「値上がりを期待する」という考え方は、奇しくも彼らが忌み嫌う仮想通貨をやっていた人たちと同じ考え方だよね。投資期間が長いか、短いかの違いだけで・・・

 

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僕は投資家(投機家?)と呼ばれる人たちよりもラーメン屋のオヤジとかの方にシンパシーを感じるな。

それはすぐ目の前に売上(キャッシュ)がくるからなんだろうな。

「お代は25年後でいいですよ」なんてお客さんに言うラーメン屋いないもんね笑

 

というわけで僕はキャッシュフローのために投資しています。

 

あっ、もしも20%以上上昇した場合は『特別ボーナス』として売却しますけどね。笑

 

 

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2000万円問題がきっかけで投資に目覚めた人も多いみたいだけど、

マジでよく考えたほうがいいよ。

 

 

www.nikkei.com

 

複利はものすごいパワーを秘めているのは事実だけど、それがプラスに作用してるあいだはいいけど、反転してマイナスに振れたらダメージもデカくなるってことだからね。

 

「複利はすごい」「複利で運用すれば雪だるまのように増えてゆく」という話は前提条件がすっぽり抜け落ちているんだよね。

 

それは『期待収益がプラスなら…』という前提条件。

 

もしも下がり続けるものに資金を突っ込み続けた場合(そしてそれが複利で運用し続けていた場合)、ヤバイことになるからね…

 

然るべきトレンドになった時に、きちんと売却できたり損切りできたりの判断ができる人ならいいんだけど。

それがなかなかできないから、みんな苦労してるんだよね。

 

複利投資はターボエンジンみたいなもの。

プラスはよりプラスに。マイナスはよりマイナスに。

 

気をつけなきゃいけないよ。

 

複利効果って場合によっては良いことばかりじゃないんだよ。

ところが今回の騒動をきっかけに投資をはじめたような人はそんなふうには思っていないようだ。

 

「複利で運用してさえいれば老後を迎える頃にはとんでもない額まで増えている」というイメージを持ってるみたいだ。

 

それはとても危険なことだと思うな。

 

金融庁はそのことを具体的に何も説明していないよね。

「分散投資」とか「長期投資」とか、「複利効果」とか、「投資信託」とか、「ETF」とかといった言葉をただ羅列しているだけ。

 

「S&P500はこれまで複利での平均年率9%近くで推移してきた!」と言ってる人たくさんいるよね。

それは嘘ではないと思うよ。

 

「72の法則で考えれば、8年で2倍、40年で32倍、80年で1024倍に増えてゆく!」という話はこの界隈ではよく耳にする話だよ。

 

でもさ、今までがそうだったからと言って、どうしてこれから先も「そうに違いない!」になっちゃうの??

 

それから、そんなに儲かる投資がこの世に存在してるんだったら、僕らのまわりには億万長者があふれてるはずだよね。

だけど実際、みなさんのまわりで「投資信託で億万長者になった!」なんて人、いないでしょ?笑

 

 

 

 

 

ケインズはこんな言葉を残しています。

 

船は港にいれば安全だが、それでは船の用をなさない。

 

 

雇用・利子および貨幣の一般理論 (まんがで読破 MD134)

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