不動産投資は自分でいろんなことを決めることができて結果に直接影響を与えることができるというのが最大のメリットです。
家賃を下げて募集することもできるし、逆に家賃を上げて募集することだってできます。
ペット可にして募集することもできるし、客付業者への広告料を増やすこともできます。
今はデフレだからあまりピンとこないかもしれませんが、このデフレの時期に世の中がインフレになったときのことを考えておいた方がいいと思います。
もしもインフレになったら借金してる人は大助かりです。
だから僕みたいな銀行からお金を借りてる不動産オーナーやビジネス・オーナーはインフレになった方が助かります。
インフレになったら、預金している人は困り、借金している人は喜ぶ事になります。
インフレになるということは物価が上昇するというよりも、『その国のお金の価値が下がる』ということですからね。
だから銀行にお金を預けている普通の人はインフレになったら困ることになります。
もしも本格的なインフレになってきたらラーメン屋のオヤジはラーメンの値段を上げるだろうし、スタバはコーヒーの値段を上げるでしょう。
ベネズエラではコーラ一本の値段が600円(!)だそうです。
ラーメン屋のオヤジが自由にラーメンの値段を変えられるようにアパートの大家も自由に家賃を変更して募集することができます。
不動産投資というものが投資ではなくてビジネス(商売)だからそういうことができるのです。
株や投資信託といった紙の資産への投資ではそういうことはできません。
市場の動きに対してこちらができることはほとんどありません。
投資の場合はコントロールすることができないのです。
でも不動産投資の場合はこちらの知恵や工夫でピンチを乗り切ることができます。
コントロールができるのです。
これは不動産投資の強みのひとつです。
大量に刷られた紙幣があるレベルを超えたとき、インフレが起こります。
国債が暴落し、金利が上昇します。
今はまったくそういう心配をするような経済状態ではありませんが、それでもそういうことがまったく起きないとも限りません。
インフレになり、現金の価値が下がると『不動産』がノアの箱舟になると言われています。
不動産投資はインフレに強いと言われています。
だから僕は不動産投資をやろうと思ったのです。
円の価値が下がれば、インフレになり、円安になります。
円安になれば外国人投資家が日本の不動産を買い漁りにくるでしょう。
そうなったら彼らに不動産を売却して難を逃れることもできます。
そのとき「売れる物件」と「売れない物件」にはっきりと分かれるでしょう。
パフォーマンスの良い物件は売れる物件になるでしょう。
これは利回りが高くて、きちんとキャッシュフローをもたらしてくれるような物件です。
そうじゃない物件は売れ残るでしょう。
不動産投資をやる人はそういうことを見越して物件選びをした方がいいでしょう。
言うまでもないことだけど、『現金』は最もインフレに弱い資産です。
インフレになるということはその国の通貨の価値が下がるということです。
価値の下がった通貨をたくさん保有していてもあまりメリットはないでしょう。
もしもインフレになったら、
① 3000万円を銀行に預金している人の3000万円はどうなるのか?
② 3000万円を銀行から借金している人の3000万円はどうなるのか?
このことを今のうちに考えておいたほうがいいでしょう。
おもしろいことに世間一般的には『預金』は安全で、『借金』はキケンだと思われています。
だけど、それは物事の一面しか見ていない。
世の中がインフレに振れてきたら預金をしている人は不利になり、借金をしている人は有利になります。
もちろんギャンブルとか、ガラクタを買うための借金はダメです。
僕が言ってるのはビジネスのための借金です。
その借金をすることによって自分のフトコロにキャッシュを運んでくれるような借金です。
マクドナルド の創業者であるレイ・クロックがしたような借金です。
スターバックス の創業者であるハワード・シュミットがしたような借金です。
そういう借金とギャンブルをやるための借金はまったく違うものです。
僕はビジネスのための借金だったら大いにすべきだと思っています。
日銀がこれだけお金を刷っていれば確実にインフレになりますね。インフレになれば会社員の給料よりも物価の上昇率のほうが高くなるので、インフラ耐性のある資産を持つことが重要。株、不動産投資、事業が代表選手。 https://t.co/UOEpZnbTeg
— JOJO@不動産投資家 (@jojo_felicity) June 11, 2019
米国人は昔から法定通貨ドルが価値希釈化されるインフレ通貨である事を認知してる。
— xKeiki@(公式)ながさきコイン (@Keiki_XRP) April 14, 2019
だから株式投資や不動産投資を積極的に行う。
今までは米国は経済自体の発展もあって投資が積極的であったわけだが、今後米国であっても日本化の様相を呈してきた場合、更にデフレ現物資産の重要性が増す事だろう。
不動産投資も「稼ぐ」ための投資と、資産を「守る」ための投資がある。
— 黒騎士 (@BK_KuroKishi) March 28, 2019
自分は前者のスタイルだけど、本当の富裕層は後者。
富裕層のが戦ってる指標はいくら儲かるかではなく、「税金」と「インフレ」からどれだけ資産を守れるか。
現金は一定額を超えると信用性が低くなる。