僕が尊敬して止まないウォーレン・バフェット氏。
アップルの株を大量に購入したりして、相変わらず話題には事欠かない。
でも最近、「いい投資先がなかなか見つからない…」というような内容の発言が目立つ。
僕はそれが気にかかるんだよね。。
ご存知のとおり、バフェット氏は20世紀を代表する偉大なる投資家だ。
そんなバフェット氏も「いい投資先がない」と言って嘆いているのだ。
そのことについて僕らはよくよく考えてみる必要があると思う。
ウォーレン・バフェット氏は21%以上のリターンを40年以上に渡って出し続けてきた。
まさにバケモノのような投資家だ。
しかし、それはバフェット氏がバケモノだったのもさることながら、この40年間の資本主義の(しかもアメリカの資本資本主義の)成長がそれだけスゴかった!と考えることもできる。
でも、もうそのような夢の資本主義の時代は終焉を迎えつつあるのかもしれない…
資本主義は西部開拓時代よろしく暴走を続けてきた。
でもそれができたのはまだ『未開拓の地』があったからなのだ。
今はそのようなフロンティアはほとんど残されていない。
右肩上がりを実現させるためには「余白」が必要だった。
そこに辿り着けば食料にありつけるという「フロンティア」が!
だから右肩上がりが実現できた。
でも今後はどうだろう・・・
フロンティアや余白がなくなってしまった資本主義社会。
それでも『成長』に賭ける人たちがたくさんいる。
でも果たして、本当にそんなに成長してゆくものだろうか・・・