サカモトハルキの哲学

北海道で5棟74室+月極P24台の大家やってます。2010年12月より法人化(10期目に突入!)。奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す!

実践者は語る! 「他人を金持ちにするために自分の労働力を使う」不毛なラットレースからカンタンに卒業する方法

 

自分はいったい誰を金持ちにするために生きているんだろう?

 

そんなことを考える日本人はほとんどいないと思います。

日本人のほぼ97%ぐらいはそんなこと考えたりせず、目の前にある仕事をこなし、家に帰り、睡眠を取り、明くる日ふたたび仕事に向かう・・・・という生活を送るはずです。

 

そういう生き方があってもいいと僕は思います。

僕も30代の後半ぐらいまでそういう生き方をしてきましたからね。

 

 

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『働いて給料を得る』という人生は何も悪いことではないと思います。

僕も長いことサラリーマンをやってきましたから「給与所得者ならではのメリット」というものも誰よりもよく知っているつもりです。

 

現在、僕は不動産投資や株式投資なんてものをやって生計を立てているけど、最初から投資ビジネスの世界の住人だったわけではありません。

最初はどこにでもいるごくごく普通のサラリーマンでした。

 

会社のために朝から晩まで真面目に働き、その対価として会社から給料をもらうという生活をしていました。

そのことに何の疑問も抱かなかった。

 

不動産投資をやるときに銀行からお金を借りる際にも『サラリーマン』という肩書きは大いに役に立ちました。

銀行は安定した給与所得者にはお金を貸します。

でも不安定な個人事業主にはお金を貸しません。

 

何だかんだ言ってもサラリーマンには『信用』があります。

その信用は大いに役に立ちました。

 

もしも僕がサラリーマンじゃなかったらおそらく銀行の審査は通らなかったと思います。

そういった意味では僕はサラリーマンになったことをまったく後悔していません。

良かったと思っています。

 

それは僕にとって必要なプロセスでした。

でもだからと言っていつまでもサラリーマンのままでいいのかというと、それも違う。

 

物事にはいい面と悪い面の2つの側面があります。

サラリーマンにはサラリーマンのいい面、ポジティブな面があります。

だけど、それと同時に悪い面、ネガティブな面があることも確かです。

 

ホワイトな部分もあればブラックな部分もある

光もあれば闇もある

 

いい面だけをクローズアップして語るのは、いささかバランスを欠いているように思います。

悪い面にもきちんと目を向けるべきです。

 

もしもサラリーマンが「良いことづくめ」だったのなら、自殺したりうつ病になったりするリーマンがこんなにたくさんいるはずがありません。

すべてが薔薇色ではないはずです。

 

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サラリーマンのいちばんの問題点は他人を金持ちにするために働いていることにあります。

勤め人のみなさんはこの事実から目を背けるべきじゃないと僕は思います。

 

「何を言っているんだ! 一生懸命働けば給料をもらえるじゃないか。だから他人ではなく、自分を金持ちにしているじゃないか」と言う人もいるかもしれません。 

でもそれは違います。

みなさんが一生懸命働けば働くほどいちばん潤うのはみなさんではありません。

 

いちばん潤うのは『雇用主(会社)』です!

 

もしもコンビニのバイトのお兄ちゃんがコンビニのオーナーよりも儲かっていたとしたら大変なことになります。

でも絶対にそんなことは起こり得ない。 

ここを勘違いしている人が非常に多い・・・

 

一生懸命働けば多少は出世するかもしれません。

その結果、給料やボーナスも上がるでしょう。 

だけど、いちばんいい想いをするのはあくまでも会社であり、その会社の社長です。 

 

それが資本主義のシステムだからです。

 

つまり、みなさんがサラリーマン(給与所得者)でいる限り、一生その搾取の構造から抜け出せないということです。

金持ちをますます金持ちにするために働くことになるということです。

 

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では、ここで質問があります。 

 

そうやって一生懸命、働いている人自身というのはいったいいつ金持ちになるのでしょうか。

いったいいつ自身のお金の問題を解決し、自分が抱えている将来不安などにいつ決着をつけるのでしょうか。

 

それは部長に昇格すれば解消されるのでしょうか。

それとも専務になったらお金の問題は消えてなくなるのでしょうか。

 

・・・そもそも、一生懸命働いたからってそんなにびっくりするくらい昇給・出世できるものなのでしょうか。

 

他人を金持ちにするのは『労働』のことだけではありません。

人生全般のありとあらゆることについても言えます。

 

自分では自分のお金の問題を解決するつもりではじめたことが、実は他人のお金の問題を解決することに貢献していただけだった・・・・ということが往往にしてあります。 

笑えないブラック・ジョークです・・・

 

たとえば昨今流行りの『資産運用』なんていうものがその際たる例でしょう。

金融庁はNISA、つみたてNISA、iDeCoといった制度を用意し、たくさんの人を投資の沼に引き込もうとしています。

 

だけどそこで本当に儲かるのは誰でしょうか。

投資に参加する人でしょうか。

それとも証券会社やファンド、あるいは税収が入ってくる政府でしょうか。

 

「S&P500に連動したファンドに投資していれば何十年後か資産は大きく膨らんでるはずだ」とたくさんの人は思っています。

「過去30年のチャートを見ると株価は9%上昇してきたんだ。だから今後30年間も9%上昇していくはずだ」とたくさんの人は思っています。

 

本当にそうなのでしょうか・・・

 

僕はこれなんかも勤め人と同じく『本当はいったい誰を金持ちにしているのか?』という典型的な例だと思っています。

 

ここで本当に金持ちになるのは誰でしょうか

みなさんはこのやり方でいつ金持ちになるのでしょうか

みなさんのお金の問題はいつ解決されるのでしょうか

 

根本的に問い直してみてください。

 

みなさんは他人を金持ちにするために生きているのだろうか。

それとも自分を金持ちにするために生きているのだろうか。

 

 

precious.jp

 

 

tabi-labo.com

 

  

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今の世の中、税金面でいちばん割りを食っているのは労働者です。

給与所得者は「給与を受け取る」と同時に問答無用で源泉徴収されてしまいます。 

日本はそういう制度設計になっています。

 

労働者が節税対策できない仕組みになっているのです。

でも法人は違います。

法人にはさまざまな税の優遇措置があります。

 

政府が法人にやさしい税制を敷いているのはご存知の通り。

「法人税は高い」という議論も一部では言われていますが、それは『税率』の話。

 

法人税には個人にかかる税金よりもはるかに多くの節税方法が用意されています。

それに法人税自体も年々、減税されてきています。 

だからどんなに法人税の税率が高くても法人には抜け穴はいくらでもあるのです。

 

もちろん合法的に!

 

にも関わらず、『法人税率をもっと下げよう』という声もあったりする。

しかもその政策を法人でもない一般の勤め人のみなさんが言っていたりします。

そういうアベコベな現象が起こっているのです。

 

法人はますます大喜びです! 

だから法人税は減額されつづけ、その代わりに消費税が増税されつづけています。

 

国民の多くは自分の首を締めるような政策を支持し続けています。

選挙になると自民党や公明党といった自分たちに不利になるような政策を打ち出している政党にせっせと投票しつづけています。

 

このパラドックスを僕たちはどう解釈したらいいのでしょう。笑

 

法人税の減税になれば税収が下がります。

政府もそれじゃ困ることになります。

だけどその分を消費税で埋め合わせれば万事、問題は解決します。

 

こうして「法人税を下げる代わりに、消費税を上げる」という流れが形成されていきます。

法人と政府は『持ちつ持たれつ』の関係にあるのです。

 

この政・官・財の癒着は今にはじまったことではありません。

この資本主義というものがスタートしてからずっと続いてきた伝統芸能です。 

 

政府が法人に対してやさしい税制を用意しているのは法人が雇用を創出してくれるからです。

法人の方は人を雇えば税控除を受けることができます。

人件費はみんな経費(損金)で落とせるのです。

だから法人はたくさん人を雇えば雇うほど法人税の負担が減るという構造になっています。

 

なおかつ、企業がたくさん人を雇って給料を払ってくれれば政府としても助かります。

法人がたくさん従業員を雇ってくれればそれだけ『問答無用で税金を取れる層』が増えることになります。

 

だから「法人税を減らしても構わない」という議論が出てくるのです。

その分、個人から税金が取れればいいわけですから。

 

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それに、政府は「商売人はいろいろめんどくさい」と思ってるフシがあります。 

何と言っても商売人はお金の取り扱いがうまい。

税金に対する知識も相当あり、日夜、研究しています。

あの手この手で節税しようとするめんどうな連中です。

 

こんなややこしい連中を相手にするくらいだったら、大人しく従順な連中を相手にした方がいい。

その方が簡単に税金を徴収することができる。

 

さて、政府が考える「簡単に税金を徴収できる連中」とはいったい誰のことでしょうか。

そうです。

労働者です。

つまり、みなさんです!

 

 

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blogos.com

 

tsutomeninpanda.com

 

 

この田端氏と藤田氏のTwitter上でのバトルをご存知でしょうか。

あのバトル、僕は興味深く見ていました。

 

二人が興味深いのではありません。

ネットの意見のうち9割以上が田端氏を支持していたことが興味深かったのです。

 

 

弱肉強食・優勝劣敗の世の中になって喜ぶのは資本家やエスタブリッシュです。

古い言葉で言えば、『ブルジョワ』です。 

もしも僕が資本家側や政府の側の人間ならば、「このままの体制・制度が続いてほしい」と思うことでしょう。

いちばん恐ろしいのは労働者全員が『団結(=ユナイト)』することです。

 

藤田氏は「労働者の権利を守ろう!」と訴えています。

でも、その意見を労働者はまったく支持していません。

むしろ、搾取する側の田端氏の方を多くの労働者は支持しているのです。

 

ここでもパラドックスが起こっています。

僕はそれがとても興味深い。

 

藤田氏は半ば嘲笑の対象となっていました。 

法人を運営している僕がこんなことを言うのはおかしな話かもしれません。

でも、いつから『ユナイト(=団結)』することがが嘲笑の対象になっちゃったんだろうな・・・・と僕は思うのです。

 

いったい誰がトクをし、誰が損をしているのでしょうか。

いったい誰が金持ちになり、誰が貧乏になっているのでしょうか。