サカモトハルキの哲学

北海道で5棟74室+月極P24台の大家やってます。2010年12月より法人化(10期目に突入!)。奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す!

映画『コーヒー&シガレッツ』を観て思ったこと(レビュー)

 

コーヒー&シガレッツ [DVD]

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コーヒーとタバコについての会話する人々を描く異色のオムニバス。

監督はあのジム・ジャームッシュ。

イギー・ポップやトム・ウェイツ、ケイト・ブランシュットなど錚々たるメンバーが顔を揃えている。

 

それぞれの短編には関連性はなく、ジャームッシュが18年間にわたって撮りためたものを繋げたかたちになっている。

3話目の『カリフォルニアのどこかで』はカンヌ映画祭短編部門のパルム・ドールを受賞した。

 

 

監督はあのジム・ジャームッシュ!

特にイギー・ポップとトム・ウェイツの回、最高。

 

もうやめたけど無性にタバコが吸いたくなる。

たまには肩の力抜いてさ、リラックスしません?

 

長いキャリアを持ちながら決してハリウッド的な雰囲気に巻き込まれることなく己を貫きつづけているジム・ジャームッシュ。

その姿勢は近年になって高く評価され、彼の作品への出演を希望する俳優が後を絶たないという。

 

そんな巨匠の作品のなかでも本作は異例中の異例の作品。

 

いつもながらのジム・ジャームッシュらしいゆったりと流れる空気感とユーモアに魅了される。

役者陣の演技も自然そのもので、まるでドキュメンタリー映画を観ているような感覚におちいる。

 

18年という長い期間にわたって断片的に撮影がおこなわれてきたといわれる作品。

しかし、不思議に時間の経過みたいなものは感じられない。

それはおそらくこの監督が『普通の日常』を大切にしてきたからなのだろう。

 

リーマン・ショックが起きようが、iPhoneが開発されようが、普通の人々にとってそれはそれほど重要なことじゃない。

彼らは今日もタバコとコーヒーを飲みながらカフェで駄話を繰り返しているのだ。

 

ジャームッシュ監督の作品からはそういった普通に生きてる市井の人々への愛情とリスペクトが感じられる。

 

 

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