僕が選んだビジネスは不動産投資ビジネスというものです。
いわゆる『アパート経営』と呼ばれてるやつです。
このビジネスのいいところはいろいろあります。
まず一人でできること。
従業員を雇わなくてもいいので余計な人件費がかからなくても済みます。
さらに勉強が落ちこぼれでもOKであること。
だから『学歴』はいっさい関係ないのです。
さらに、どこかに店舗や事務所を構える必要もありません。
在庫を抱える必要もありません。
営業して歩かなくてもいい。
そして、うまくやればどこまでも青天井に売上を伸ばしてゆくことができます。
さらに家賃収入というインカムゲインと物件を売却することによって得られるキャピタルゲインの両方を手にすることもできます。
はっきり言ってこんなに素晴らしい商売は他にはないと僕は思っています。
僕はこのビジネスのおかげで成功できたと思っています。
だから僕はこうして自由気ままな毎日を送ることができているのです。
そんなのんびりした毎日の中で僕がいつも考えるのは「どうしてあの時(脱サラ起業するとき)まわりの人たちはあんなに僕のことを非難したんだろう?」ということです。
それから「どうして親や学校の先生やまわりいる大人たちは『勉強ができない人間は幸せにはなれないぞ!』と言い続けたんだろう?」ということです。
どちらも未だに謎が解けていない難題です。
僕はこの日本人の『会社に対する忠誠心』と『学歴偏重主義』が多くの人が抱えている問題の根源にあると思っています。
日本人の仕事と勉強に対する帰依心は本当にすごいものがあります。
Twitterやブログでもちょっと仕事や学力に対して何か意見を言っただけでどこからともなく信奉者たちが飛んできます。
だけどビジネスの世界に身を置いてみると人間が豊かに幸せになることと仕事と学力とはいっさい相関関係にないことがわかります。
僕はこれまでに何十回も銀行から融資を受けてきたけど、これまでただの一度も支店長から僕の学歴のことを問われたことはありません。
銀行にとって僕が大学卒だろうが、中卒だろうが、そんなことはどうでもいいことなんです。
僕がきちんと貸したお金を返済できる人間なのかどうか・・・・それが彼らにとっていちばん重要なことなんです。
会社を設立してから10年が経ちました。
僕が脱サラ起業しようとしたとき、僕のことをバカにした連中はきっと僕がつくった会社が10年ももつなんて夢にも思わなかったと思います。
僕は読者のみなさんにぜひ言っておきたいことがあります。
それは「人の言うことはあまりに真に受けない方がいいよ」ということです。
だから自分を信じて好きな道を突き進んでほしい!
アパート経営はいろんな人やモノの力を借りることによって成り立っている稼業です。
・収益物件
・物件を紹介してくれる不動産会社
・お金を貸してくれる銀行
・物件を管理してくれる管理会社
・家賃を払ってくれる入居者
・内装業者
・税理士
etc…
自分ひとりの力で成り立ってるものじゃないんだよね。
だから僕みたいな頭の悪い人間でもできる。笑
そこに必ずしも膨大な知識とか、学力というものが必要とされるわけじゃないんだ。
僕の知ってる億万長者の大家さんは中学しか出ていないよ。
このあたりのことを誤解している人があまりにも多過ぎる。
『不動産投資で成功するためには勉強ができなければならない』と誤解しているんだ。
はっきり言って、不動産投資で成功するために宅建の免許はいらない。
それよりもコミュニケーション能力の高さの方がよっぽど重要だよ!
加えて、アパートの大家さんというは何もしなくてもいい世にも珍しい存在。
このあたりが『不労所得』と呼ばれるゆえんでもあるんだよね。
実際、僕は普段何も仕事らしい仕事をしていないよ。笑
僕以外の人やモノがいろいろやってくれるからね。
・物件自体が稼いでくれる(いわば自動販売機みたいなもの)
・物件を紹介してくれる不動産会社
・お金を貸してくれる銀行
・物件を管理してくれる管理会社
・家賃を払ってくれる入居者
・内装業者
・税理士
etc…
僕は彼らの様子を遠くから眺め、意思決定をするだけでいい。
頭のいい人たちというのは、このような『誰か第三者に任せる』ということができないんだ。
頭のいい人たちの最大の問題は、その『頭の良さ』だ。
その頭の良さゆえに「自分」というソリューションを使うしかなくなるんだ。
頭のいい人たちというのは勉強熱心だし、何でも自分一人でやろうとする。
その結果、考えて考えて考えて・・・・結局、行動ができない!とパターンに陥る人が多い。
誰よりも詳しい知識を身につけているがゆえに、その膨大な知識が足を引っ張り、思い切った行動が取れない。
行動よりも『理屈』の方が先行してしまうんだよね。
不動産投資は大金持ちでなきゃできないものじゃないし、世間で思われてるより自己資金もいらない場合もある。
銀行から相当な自己資金を要求された場合は「ああ、あんまり評価されなかったんだな…」と思った方がいいよ。
これは支店長との世間話の中で出来てきた話なので、実際のところはどうなのかははわからない。
だけど、『僕が長年、不動産会社に勤務していた』ということが審査に大きく影響したらしい!
もちろんある程度の軍資金と対象の物件の素晴らしさも評価されたんだと思うけどね。
不動産会社の営業マンなんて誰でもなれる。
高卒でもいいし、特に資格もいらない。
事務所に何人か宅建を持ってる人がいれば、自分が持ってる必要すらない。
ノルマはハンパないけど、その代わりガンガン歩合を稼ぐこともできる。
だから僕みたいな落ちこぼれでも就職できたし、稼ぐことができた。
北大に行って一部上場に就職した僕の友達は年収は高いけど、毎日暗い顔をして働いてるらしい。
年末にみんなで集まると、いつも「よりによって、なんでお前が?」ってからまれる。笑
僕もまったくそう思う!笑
なんでオレはこんなにハッピーな毎日を送っているんだろう?
そこに何があった!?
斎藤一人さんはこんな言葉を残しています。
授業で教えてることのほとんどは社会に出ると必要ない。
それなのに、いろんなことが勉強ができない自分を「ダメだ」と思っちゃってる。
でも実はダメだと思ってる部分て自分の人生にはいらないんだよ。
自分に必要のないことで、落ち込んでることが多いんだよ。
学歴の高い人は不動産投資を嫌う傾向があるらしい。
— サカモトハルキ (@sakamoto2haruki) September 24, 2019
わかるような気がする。
やっぱり何千万円も何億円も借金をする。
それは冷静に考えれば、『ありえない非合理的な愚かな判断』だ。
だけど、その愚かなことを平気でできるようなバカにならなきゃ銀行から多額の借金をしようなんて発想には慣れない。