サカモトハルキの哲学

北海道で5棟74室+月極P24台の大家やってます。2010年12月より法人化(10期目に突入!)。奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す!

映画『フィールド・オブ・ドリームス』を観て思ったこと

 

フィールド・オブ・ドリームス [Blu-ray]

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謎の声に導かれるように野球場をつくった農夫に次々と奇跡が起こり始める。

ウイリアム・パトリック・キンセラの小説『シューレス・ジョー』の映画化。

日本と同様に野球というものが身近なスポーツとなっているアメリカにおいて大ヒットを記録した。

 

主演は当時もっとも人気のあった俳優、ケビン・コスナー。

62回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、作曲賞にノミネートされた。

 

野球場は何のメタファーか?

学校で妻はどんなことに反発していたか?

非常に深い作品。

 

人を思いやる気持ちを忘れかけてるこんな時代だからこそ観てほしい映画。

 

リアルタイムでも観ていたが、こうやって年齢を重ねたあとで見返すと、いろいろな発見がある。

 

ファンタジー的な要素もあり、当時から「いろいろなものが散りばめられているな」とは思ってはいたが、いろんなことを経験し知識をつけたあとで見返すと、驚くほどいろんな要素が盛り込まれた非常に深い作品であったということがよくわかる。

 

僕も本作のケビン・コスナーと同様に父親との折り合いがうまくいってなかった。

だけど、往往にして父親と息子の関係というのはそういうものなのかもしれない。

僕も父親になってはじめて、父の気持ちが少し理解できるようになった。

 

心がジワーッとあたたかくなる素晴らしい作品。

『良心とは何か?』ということについて深く考えさせらた。

 

ところで、あの有名な『ライ麦畑でつかまえて』は、『フィールド・オブ・ドリームス』の原作で「反体制的だ」という理由で学校に置けなくなり、ケビン・コスナー夫妻が学校側およびPTA側と闘った曰くつきの本だ。

 

いつの時代も反体制的なものは権力とそれに寄り添う人間によって弾圧される。

 

だから村上春樹はこの本を翻訳したのかな。

僕のバイブルの本です!

 

ケビン・コスナーはいつも巨大な権力に立ち向かうリベラルな男を演じてきたよね。

 

この映画はもちろんのこと、アンタッチャブルもそうだったし、ロビンフッドもそうだった。

JFKもそうだったし、ドリームもそうだった。

 

ドリームなんかは黒人差別、女性差別が根深く残るアメリカの南部(NASA)において、その長年続いてきた伝統をぶち破る男を演じていた。

そう言えば、『再会の時』という映画では学生運動に明け暮れた青年を演じるはずだった(なんらかの事情により、ケビン・コスナーの出演シーンはカットされた)。

 

つまり彼は一貫してずっと権力に対して抵抗する役を演じてきたんだ。

だからよくケビン・コスナーは「アメリカの良心」と言われたりしている。

 

そう言えば、ベン・アフレックと共演したカンパニー・メンでも古き良きアメリカのやさしい男を演じ、ベン・アフレックを助けてあげていたよね・・・

 

つまり、この『フィールド・オブ・ドリームス』という映画もそういう映画なんだよ。

リベラルの精神そのものを描いた映画なんだよ。

 

これはドナルド・トランプみたいなジャイアンみたいなやつが幅を利かせている今こそ観るべき映画だ!

 

 

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