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シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

「もう少しゆっくり働きたい」と願うことについてあなたはどう思いますか?


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今回は「働き過ぎはいろいろな問題を引き起こから、もう少しスローな働き方にシフトしてもいいんでないかい!?」という話をしたいと思います。

目次

いつからテクノロジーが僕らの「敵」になったのか?

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僕が子どもの頃、機械やテクノロジーといったようなものは『夢を実現させてくれるもの』以外の何ものでもありませんでした。

仕事といったようなものはすべて彼らに任せて、僕たちはプール・サイドに寝転んで昼寝をしたり本を読んだりしてればいい。

AIやロボット技術が発達すれば、世の中はますます便利になり、生産性も向上する。

生産性が向上すれば、労働時間も減少する。

そうすれば家族とゆっくり過ごす時間や自分の趣味を楽しむ時間が増える!

__今の若い人は笑うかもしれませんが、僕が子供の頃はそのような考え方をする人の方が多かった。

未来はどこまでも明るく、ワクワクするものだったのです。


  • くだらない仕事は機械にやってもらって、俺たちは街に繰り出して飲みに行こうぜ!

__そういう時代が来るものだと僕らは本気で信じていました。

でも、その予想はものの見事に外れてしまいました。

まさかこんな世の中がやってくるなんて夢にも思っていなかった。

機械によって幸福ではなく、不幸が生み出されるような時代がやってくるなんて…。

GDPってそんなに重要?

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21世紀になれば人間はそんなにたくさん仕事をしなくてもよくなるはずだ、という大方の見方はものの見事に外れてしまいました。

今では1日のうちの半分を労働に費やしてる人も珍しくはありません。

自分の趣味に充てる時間や家族とゆっくり過ごす時間は完全に仕事によって奪われ、家に帰ってきてからもまだ仕事をしている人もいたりします。

それはもはや「ワーカホリック」でも何でもありません。

いつ倒れてもおかしくない、危険なライフ・スタイルです。

世界一のGDP大国のアメリカの労働時間は北欧の国々の人よりも350時間も多いそうです。

でもスウェーデンやノルウェー、フィンランドといった北欧の国々は全然不幸そうじゃありませんよね?


GDPだけでみればスウェーデンの24位が最高で、次いでノルウェーが29位。

フィンランドにいたっては45位です!

確かにこういった国々の税金はめちゃくちゃ高い。

でもその代わりは医療費はタダ。

教育費もタダ。

負担も恩恵もみんなで分かち合い、どこかの国のように名目GDPのランキングが多少下がったからといって大騒ぎなんかしません。

「グローバル経済の波に乗り遅れてはいけない!」という声はよく耳にします。

でもよく考えてみたら、そもそもどうして僕らはそんなものに乗らなきゃいけないのでしょうか?

僕らは本来乗る必要のないものに必死に乗ろうとしているだけなのではないでしょうか。

ジョン・レノンの歌詞にこういうのがあります。

僕はここにただじっと座って、

まわり続けるメリーゴーランドをただ眺め続けているだけで満足なんだ

もうあれに乗りたいとは思わないね

後は勝手にまわってくれ!って感じさ

 

世の中が便利になった代償

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余暇を楽しむことを尊む時代はどこに行ってしまったのでしょうか。

いつから人間はこんなに働くことが好きになってしまったのでしょうか。

「いつ死んでもおかしくない」という状態にいるサラリーマンはいま日本じゅうにどれくらいいるのでしょうか?

働くことが悪いのではありません。

問題は1日の半分以上を仕事に費やすような異常とも思えるような働き方です。

中には1日12時間くらい平気で働く人もいるそうです。

正気の沙汰とは思えません。

昔は固定電話やファックスしかなかったから、まだ良かった。

ところがケータイができて、eメールができて、インターネットができて、世界中がWi-Fiでつながるようになると、どこまでが「ON」でどこからが「OFF」なのかわからなくなった。

家にいても、旅行先にいても、家族とピクニックに行っていても、いつでもどこでも繋がってしまう。

どこにいても仕事ができてしまうということは、24時間ずっと仕事から逃れられないということです。

それを「便利」と取るか、「悲劇」と取るかはその人次第です。

この『常時接続』こそが多くの人を苦しめている原因になっているのではないでしょうか。

週に60時間働く人が心臓発作を起こす確率は週に40時間働く人の2倍になると言われています。

24時間戦えますか」というかつて大流行したキャッチコピーがシャレにできない時代になってしまったのです。

まとめ 

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仕事に人生を捧げてしまっていいのでしょうか。

僕はかつて自律神経失調症になったことがあるのですが、それはどう考えても「働きすぎ」が原因でした。

あの経験があるから、僕は声を大にして言いたいのです。

  • 人生は仕事だけじゃない!

__と。

本を読んだり、家族と過ごしたり、友人と語らい合うことだって立派な『人生』です。

その大切な時間を仕事に侵食されてしまったら、いったい何のために生きているのかわからなくなってしまいます。

僕はそう思ったから「降りる」ことにしました。

競争だけを強いるサラリーマンの世界からドロップアウトすることにしたのです。

出世だとか、肩書きだとか、年収だとかを追い求めるのではなく、子どもの成長をゆっくり見届けるような生き方にシフトしたのです。

37歳の頃の話です。

それは決して簡単なことではありませんでしたが、その決断はまったくもって正しいものでした。



社会起業家の高坂勝さんは著書の中でこんなことを書いています。

 

遠回りは、幸せへの近道。

 

次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ -

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