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シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

家族の幸せより仕事を優先させる生き方について僕が思うこと


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仕事をしてお金を得ることは、とても重要なことです。僕たちは自給自足の生活をおくるわけにはいきません。だから、何らかの職業に就く必要があります。仕事をして、報酬を得るわけです。


だけど、その仕事が人生のすべてになってしまってる人がたくさんいます。そして、そのために自身の幸せをあきらめてしまっている人があまりにも多いような気がするのです。

「働き過ぎ」という問題は、日本だけにかぎった話ではありません。アメリカをはじめとする先進国のほとんどがこの問題を抱えています。それに、この問題を抱えている人は、何も収入が低い人ばかりではありません。最近では高い年収の人も「働き過ぎ」を起因とする悩みを抱えていたりします。

多くの時間を仕事に取られるということはそれだけ「人生を楽しむ時間が減る」ということを意味しています。「仕事が大好きで大好きでたまらない!」という人ならばいいでしょう。どんなにプライベートな時間が削られたとしても、仕事が趣味みたいなものなので、痛くも痒くもないでしょう。

だけど、そういう人はあまり多くはありません。少なくとも、僕の目には多くの人たちが仕事の悩みを抱えているように見えます。

目次

どんなにツラくても、多くの人が今の仕事を辞めるわけにはいかない理由

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なぜ僕たちはそんなにたくさん働く必要があるのでしょうか? そこにはいろいろな理由があるでしょうが、ひとつの大きな理由として挙げられるのが、『生活費にお金がかかるから』というものです。

では、なぜそんなに生活費にお金がかかるのでしょうか? そう。たくさんいろんなものを買い物をするからです! 

僕がここで言ってる「買い物」という言葉にはいろいろなものが含まれています。家も買い物だし、クルマも買い物です。食べ物も、服も、子どもの塾代も、保険代も、ママ友とのランチにかかる費用も広い意味でいえば『買い物』です。そして、その買い物をするためのに必要なお金を得るために僕たちは朝から晩まで働いているのです。

この「買い物」の金額が大きくなればなるほど、たくさん稼がなければならないことになります。ご主人ひとりの給料で少なければ、奥さんも働きに行かなければなりません。奥さんの稼ぎをもっと増やそうと思ったら奥さんもフルタイムで働けるような仕事を見つけなきゃいけません。

夫婦二人で一生懸命働いたとしても、それでも「家計は苦しい」という人はたくさんいます。なかには住宅ローンやマイカーローン、子どもの教育費などが重くのしかかり、破産寸前になっているご家庭もあります。

もちろん、こうなると、どんなに仕事がツラくても仕事を辞めるわけにはいきません。夫婦のうちのどちらかが仕事を辞めた途端、一気に秩序は崩壊してしまうからです。

多少の貯金はあるかもしれません。だけど、それも数か月で底をついてしまうことでしょう。だから、必死で今の仕事、今の会社にしがみつかなければならないのです。どんなに職場の人間関係が最悪だとしても、それに耐えなければなりません。どんなに過酷なノルマを課せられていたとしても、それをクリアしなければなりません。

今、多くのサラリーマンの方々は大きな苦悩を抱えながら仕事を続けているのです。…僕もかつてはサラリーマンだったから、その気持ちが痛いほどよくわかるのです。 

年収1000万円の代わりに失ってしまったものとは?

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いったんそのようなループにハマってしまうと、ほとんどの人はもう一生そこから抜け出せなくなります。当然のことながら、友人や家族と過ごす時間は極端に少なくなり、たとえ時間ができたとしても心の底から楽しめなかったりするようになります。

心身ともに疲労困憊してゆき、なかには身体を壊したり、うつ病になったりする人もいます。これは何も低所得者だけに限った話ではありません。年収500~600万円クラスのいわゆる平均的な年収のサラリーマンの方もこのループにハマって抜け出せなくなっている人がたくさんいるのです。

年収500~600万円なんて、僕からすると「立派なお金持ちじゃん!」という気がします。もしも奥さんもこのくらい稼いでいるのだとしたら夫婦合わせて1000万円以上の年収があるということになります。

1000万円といったら、相当なお金ですよ! だけど、その1000万円というお金を得るために毎日ため息をつきながら暗い顔をして仕事をしていたとしたら…? 確かに年収1000万円はすごいと思うけど、あまり羨ましいとは思いません。

仕事も面白く、自由な時間もたっぷりあり、社会の人間関係の悩みなんかひとつもない状態で夫婦合わせて1000万円ならいいかもしれません。だけど、そんな恵まれた状態の人なんて、果たしてどのくらいいるでしょうか? 

1000万円の年収というのは、並みの額ではありません。それだけの大金を会社から給料としてもらうためにはもちろん、それなりの働きをしなきゃいけません。タダ働きさせるような余裕も会社だってないでしょうから…。

なぜ、生活をするのにそんなにお金をかけなきゃいけないのでしょうか? 結局のところ、多くの人は「生活費を稼ぐ」ために、あくせくと働くしかないのです。家族と過ごす楽しい時間や、心の安らぎや、自分の趣味に没頭する時間なんてものはとりあえず横に置いておいて、何はさておき働かなきゃいけない…。

グレードの高いオートロックのマンションを購入してしまったら、月々の住宅ローンは15万円にも、20万円にもなります。その15万とか、20万円とかという金額は僕からしてみたら本当に「目が飛び出るような金額」です。

よく考えてみてください。15万、20万円ですよ! それだけのお金を利子をつけて銀行に払っているのですよ! 疲れ果てて、帰って、寝るだけの場所(スペース)に…。

どういうわけか、人間は「生活費を切り下げる」という方向には発想を転換できません。生活費がかさんできたらかさんできたで、「それを払えるぐらい稼げなければならない…」という発想になってしまいます。

なぜ、収入を上げる方向へではなく、支出を抑える方向へマインドをシフトできないのでしょうか? 見栄でしょうか? 世間体でしょうか? プライドでしょうか? 

ある程度のステータスがなきゃいけませんか? 住む家は賃貸ではダメですか? クルマは中古じゃダメですか? 子どもの塾代に月5万円もかけなきゃいけないのでしょうか? 外食をしなきゃいけませんか? 旅行に行かなきゃいけませんか? ガラケーは恥ずかしいですか? GAPのバーゲンで買った服はカッコ悪いですか?


…僕はそういう価値観からドロップ・アウトしたのです。もちろん、年収は一気に低くなってしまいましたよ! だけど、その代わり、たくさん得るものがありました。自由な時間、家族と過ごす楽しいひととき、心の安らぎ、etc…。

どれもこれもお金では決して買えないものばかりです。