シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

法人化にすれば、1.社会保険に加入できる 2.それを経費で落とせる


f:id:orange345:20170327170644j:plain

サラリーマンの方は、社会保険に加入することができます。この社会保険には、医療保険、年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の5種類があります。

社会保険は、負担の面からみても、給付の面からみても、どちらも大きなメリットがあります。個人事業者は、社会保険の適用を受けられません。では、個人事業者の場合はどうしたらいいのか? というと、国民健康保険に加入するのが一般的です。

これが、個人事業主にとって、社会保険の中の「医療保険」にあたります。社会保険と、「国民健康保険」の負担割合は、どちらも3割で一緒なのですが、社会保険の場合は、その保険料の半分は会社が負担してくれます。

つまり、サラリーマンの方の実質の負担は、個人事業主に比べて半分で済むというわけなのです。

目次

この国で脱サラする人が極端に少ない理由は、この健康保険が影響している

f:id:orange345:20170327105855j:plain

また給付の面からみても、社会保険には「傷病手当金」というものがあったり、「出産手当金」というものがあったり、いろいろと手厚い仕組みになっています。

これに対して、国民健康保険にはこのような手当はありません。負担の面からみても、国民健康保険料は全額、自己負担です。

個人事業主は、会社に雇われているわけではありません。冷たい言い方をすれば、好きで個人事業主になったんだから、自分で何とかしろ!と言われているような制度なのです。

この国では、明らかにサラリーマンでいた方がいろいろとメリットが大きくなるシステムになっています。だからなのかもしれませんが、この国では圧倒的に開業率が低いです。起業する人の数が少ないということは、裏を返せば、それだけサラリーマン(会社に勤めている人)が多いということです。

会社を辞めて、起業しようとする人が二の足を踏むのもよくわかります。「全額自己負担」と、「半分会社持ち」。…この違いは、非常に大きいのです。

このことを踏まえたうえで、じゃあ、自分で会社を興した場合の健康保険はどうなるのでしょうか? 会社にすれば、社長以下、社員全員が社会保険の強制加入となります。

法人にすればその社会保険料も経費として扱うことができる

f:id:orange345:20170327073946j:plain

社会保険ということは、半分の保険料は会社の方で負担しなければなりません。しかし、その保険料は経費として損金で処理することができます。経費として落とすことができるということは、その分だけ課税対象から控除されるということになります。

要するに、その分だけ税金が安くなるのです。会社をつくれば、会社が負担した分の保険料を経費で落として税金を安くさせつつ、なおかつ、社会保険のさまざまなメリットを享受できるのです。

いわば、一石二鳥というわけです。これは、「年金」をベースに考えた場合でも同じです。