シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

最後は土地が残るので資産価値がゼロになることはない!


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世の中には、「投資」の名の付くものは数多く存在します。そういった投資のなかで『不動産投資』は明らかに異彩を放っています。投資であることには変わりはないのですが、他の投資法と全然違う部分がたくさんあるのです。

僕が不動産投資が他の投資といちばん違うなぁ…と思うところは、『不動産投資は現物が残る』という部分です。現物が残るとは一体どういうことか? それは僕の解釈でいえば「資産価値が0円になることはない」ということです。

そうなのです。唯一、不動産投資だけは0円になることがない投資なのです。どんなに不動産バブルがはじけて、不動産価格が暴落したとしても、土地や建物は現存として残っています。この土地や建物がタダ(=0円)で取引されることはありません。必ず値段がつくはずです。

たとえ建物の減価償却期間がなくなってしまったような古い建物であったとしても、それでも不動産の場合、0円になることはありません。なぜなら、まだ土地が残っているからです。

建物の価値がまったくゼロになったしまったとしても、あるいは建物の値段が二束三文の値段にしかならなかったとしても、不動産の価格はゼロにはなりません。土地があるからです!

…これは、とても大きな魅力です。不動産というものだけに与えられた特権です。どんなに暴落したとしても、土地を持っている人はある程度、安心することができます。よっぽどヘンな場所でない限り、土地を売却さえすれば、お金をつくることができます。

そのまま土地を持ち続けて、市場が盛り上がってくるのを待ってから売却するのも良し。その土地の上にアパートを建築するも良し。駐車場にして貸すのも良し。etc…。土地持ちは、いつの時代も強いのです!

目次

不動産への投資と、紙の資産への投資の違いってなに? 

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不動産投資は、『不動産』に投資することによって利益を出す投資法です。相手は不動産なわけですから、当然、それらは目に見ることができて、手に触れることができるものです。

僕たち不動産投資家は、いわばそのような『現物』を手に入れるところからスタートをするわけです。そして、その現物が僕たちにリターンをもたらしてくれて、僕たちはそのリターンによってメシが食えているのです。

これに対して、株やFX、投資信託といった、いわゆる「紙の資産」と呼ばれるものたちには、『現物』がありません。なるほど「証券」とか「株券」といった現物はあるかもしれません。しかし、それらはやはり不動産のような現物とは違うものです。

その『紙』は価値を持っているかもしれませんが、時と場合によっては価値を持たなくなるかもしれません。不動産のように『絶対に0円になることはない。』というお墨付きがあるわけではありません。

現物が残らないということは、0円になる可能性がある、ということです。もしも株価が暴落したら、手元にある株券はその瞬間、ただの紙切れになってしまうのです。それはとても恐ろしいことだと僕は思います。僕は『投資』というものを肯定的にとらえるタイプの人間ですが、このような紙の資産への投資に100%依存することは大変危険なことだと思っています。

この紙の資産への投資に比べると、不動産投資の場合は、現場に行けば、目で見ることもできるし、手で触ることもできます。不動産は絶対に動きせん。どこにも逃げたりしません。

たしかに不動産にも「評価額」というものがあり、それは年々変わっていきます。その評価額がガクンと下がってしまうときもあるでしょう。とくに建物の評価額なんかは、減価償却されていきますので、年を追うごとに減少していきます。当たり前の話ですが、『モノ』というのは劣化してゆく運命にあるのです。

建物の老朽化が進めば、場合によっては取り壊さなければならないケースもあります。建物が消滅してしまえば、建物部分の価値はゼロになってしまいます。しかし、たとえ建物がなくなっても、まだ土地が残っています。土地は建物のように劣化していったりはしません。

たとえ建物が消滅したとしても、不動産というものにはまだこの土地が残っているので、不動産としての価値がまったく0円になることはないのです。…この辺りが紙の資産への投資と不動産投資のいちばんの違いです。

不動産投資は銀行と利害関係が一致している

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不動産の場合、建物と土地という二本柱があるおかげで、たとえ建物がなくなったとしても、土地が残るという強みがあります。ほかの投資法にはこのような二本柱はありません。株なら株、投資信託なら投資信託、その株価なり、運用実績が悪ければ、それを補うものは何ひとつありません。つぶしが効かないのです。

不動産の場合、建物がなくなったとしても、まだ土地がありますから更地にして土地だけで売却することも可能です。逆に、更地の状態で売った方が高い値段で売れたりするくらいです。

「投資」と名のつくもののほとんどが、紙の資産(あるいはコンピューターの画面上の資産)です。紙切れは、どこまでいっても紙切れです。コンピューターの画面をいくら叩いても、『現物』に触れることはできません。

僕ははっきり言って、このような投資法を好みません。紙の資産を好まないのは、僕だけではありません。銀行も好みません。嘘ではありません。嘘だと思うなら、融資担当者のところに行って、「FXをやりたいので、お金を貸してください」と言ってみてください。…門前払いです。

ところが「アパートの購入を検討している」と言った場合、彼らの目の色が変わります。どうして、株やFXの場合は門前払いなのに、不動産の場合はそうではないのでしょうか? 株やFXへの投資と、不動産への投資はどこがどう違うのでしょうか? それは、不動産というものが『0円にはならない』という特性を持っているからなのです。

銀行がいちばん恐れているもの。貸したお金が焦げ付くことです。不良債権化することです。株やFXの場合、暴落でもしたら、0円になってしまう可能性があります。これに対して、不動産の場合、0円になることはありません。だから銀行は担保力のある不動産にだったらお金を貸してもいいと判断しているのです。

銀行は、土地や建物に抵当権というものをつけます。こうすることによって、いざとなったら土地や建物を売却することもできます。不動産投資は、この『現物』を商売のタネにすることができます。…完全に銀行とも利害関係が一致しています。これ以上のメリットがほかにあるでしょうか?