シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

勝ち負けにこだわらない人が最終的に勝つという法則について


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今回は「勝ったとか、負けたとかにこだわらないで自分らしく生きた方がハッピーになれるよ」という話をしたいと思います。

みなさんもよくご存じのことだと思いますが、現代は『競争社会』です。


大人から、子どもまで、みんな毎日「競争」「競争」のレースを繰り広げています。

競争社会が悪いわけではありません。

ある程度の競争心のようなものがなければ、人間社会は崩壊してしまうことでしょう。

我々がこんな風に豊かで便利な社会に生きられるのもそこに競争があったからだ、というのは理解できます。

しかし、度を超えた競争心は身を滅ぼしてしまう可能性があります。

競争心を抱くのはいいけど、競争心に自分の心をコントロールされてしまってはいけません。

競争心をコントロールするのはあくまでも僕らの方でなければいけません。

それなのに、ときどき、競争心に支配されたような人と出会うことがあります。

人生のすべてを「勝ち」「負け」で判断してしまうような人。

人生のすべてを「闘い」とか、「勝負』で捉えてしまうような人。

こういう人は、本当に疲れます。

人生というのは、果たして「勝ち」「負け」で判断できるようなものなのでしょうか? 

何が勝ちで、何が負けなのでしょうか? 

僕は人生というものに勝敗はない、と思っています。

とくに幸福な人生をおくることと、「勝ち」とか、「負け」といったようなものは一切関係ありません。

人生はスポーツとは違うのです。

目次

人生は成果とか、実績とか、業績で判断されるものではない

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僕はサラリーマンを卒業し、起業する道を選びました。

そのことによって、決して大金持ちになれたわけではありません。

「まあ、なんとかメシが喰える」というレベルです。

でも、仕事のことでうつになっちゃたり、自殺を考えたりしている人から見たら僕の今の立場は「うらやましい」ということになるのかもしれません。

そこそこの暮らししかできないけど、少なくともサラリーマンのみなさんが抱えているような悩みは僕とは無縁のものです。

でもだからといって、それが「僕の勝ちだ!」とか、「サラリーマンの方々が負けだ!」とは僕は思っていません。

  • まったく違う人生を歩んでいる

__という『違い』がそこにあるだけです。

どっちが上で、どっちが下ということではありません。

しかし、競争心に支配されちゃってる人はこういう風にはものを考えません。

常に自分と誰かを比べて、自分がその人より優っているか、劣っているか、ということを気にしています。

いちばん大切なことは、「いい人生だったか?」ということなのではないでしょうか?

自分の人生をふり返ったときに自分なりに納得できたのなら、それはとても素晴らしいことです。

  • どれだけのお金を稼いだか?
  • どれだけ有名になったか?
  • どんな賞をもらったか?
  • etc

__そんなことは長い人生のなかの、ほんのちょっとの出来事に過ぎません。

僕は大金持ちなのに、いつも「オレは不幸だ」と言っている人を何人も見てきました。

誰もが知ってる有名人なのに、うつ病に苦しんでる人もいます。

そのいっぽうで、年収300万円しかないけど、温かい家族に囲まれ、毎日幸せに暮らしている人もいます。

そういう人は自分のことを「負けた人生」とか「負け組」なんて思っていません。

その人にとっては温かい家庭があり、家族みんなで健康で暮らしていけてるだけで十分、幸せなのです。

人生というのは成果とか、実績とか、業績で判断されるものではありません。

そんなもの家族の笑顔に比べたら、どうってことないことなのです。

普通の人生とは?

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もちろん、時には競争心を持ったほうがいい場面というのはあるでしょう。

その競争心を燃焼させることによって難局を乗り切ることもあるでしょう。

でも、すべてを『競争』というファクターを通じて見てしまうことは大変、危険なことなのです。

あまりにも過剰に普段から「競争」「競争」ばかりを意識していると普通の社会生活がおくれなくなる可能性があります。

そして、いちばん恐ろしいのは激しい自己嫌悪におちいることです。

人間というのは常に勝ち続けることができるわけではありません。

僕は人間というのは非常に弱い生きものであると思っています。

人生も、山あり谷ありです。

うまくいくこともあればうまくいかないこともあります。

もっと、肩の力を抜いて、スローに生きてみませんか? 

もうイケイケ・ドンドンの高度経済成長の時代ではないのですから。

僕はセミ・リタイア生活をおくるようになって本当に心から良かったと思っているんです。

何がいちばんいいかというと、こころが穏やかでいられることが良かったと思っています。

もう誰とも争う必要がない。

もう誰とも闘う必要がない。

もう誰と比べる必要もない。

__このような状態は人間をホッとさせます。

本当の意味でのストレス・フリーです。

僕たちはどこかで、「競争することはいいことだ!」という考え方を刷り込まれたのです。

恐らくそれは学校で刷り込まれたのです。

廊下に成績が貼り出され、自分の学力が周知の目にさらされる。

成績が良ければ、優越感。

成績が悪ければ、劣等感。

__あの辺から、僕らはいつもいつもプレッシャーとストレスにさらされるようになってしまったのです。

なにもそんなに、あくせくする必要なんかないんです。

勝ち負けにこだわって、死に物狂いになる必要なんかないのです。

勝った自分だけを愛し、負けた自分を嫌悪するような生き方はしない方がいいと思います。

なぜなら、人間は必ず負けるからです。

彼女にもフラれます。

面接でも落とされます。

リストラにも遭います。

子供もグレます。

奥さんとケンカばかりします。

うつになって、精神科に通院することになります。

__いろんなことがうまくいきません。

でも、人生とはそういうものなのです!

僕たちは、そういうパッとしない人生を生きているのです。

でもだからと言って、それは負けではありません。

負けの人生ではありません。

それが普通の人生なのです。

 

古代中国の思想家、老子はこんな言葉を残しています。

 

自分自身に満足することができ、

誰とも自分を比べず、

誰とも競わなければ、

誰もがあなたを尊敬してくれるだろう

 

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