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シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

人との距離感の取り方についてわからなくなったら読んでほしいコト


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あなたはむかし、親や学校の先生から、「誰とでも仲良くしなきゃいけない」と言われたと思います。でも、社会人になってみて、どうですか? 誰とでも仲良くできていますか?

…というか、誰とでも仲良くできる人って、本当にいるのでしょうか? あなたに、「誰とでも仲良くしなさい」と言っていたお父さんやお母さん、学校の先生は、誰とでも仲良くできているでしょうか? 恐らく、出来ていないと思います。

自分ができていないのに、子どもに「やれ!」というのも酷な話です。誰とでも仲良くすることなんて、無理なんです。できっこないんです。もし、「できる!」という人がいたならば、その人はよっぽどのいい人か、自分を殺して生きてる人か、のどちらかです。

『君に届け』の風早くんをみたとき、「僕も風早くんを見習って、誰とでも仲良くできる人間にならなきゃいけないな…」と思いました。だけど、よく考えてみたら、あれは漫画のキャラクター。やってみればわかりますが、実生活であれをやることは、ほとんど不可能なのです。

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むかし、僕は人とうまくやれない自分、苦手な人がいる自分、人のことを嫌ってしまう自分を責めてばかりいました。「もっと、誰とでも仲良くしなきゃダメじゃないか!」と…。

でも、今は違います。今は、誰とでも仲良くする必要はない。…というか、そんなことできない。だから、自分を責める必要はない、と思っています。

車に「車間距離」というものがあるように、人と人とのあいだにも、「人間距離」が必要なのではないでしょうか? どうしても合わない人とは、無理して仲良くなろうとしなくていいのではないでしょうか? 

あまり距離を詰めすぎることは、きっとお互いにとって良くない。…僕はそんなふうに割り切って、生きることにしました。

目次

どの職場にも必ず「合わない人」というのはいる

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「人と距離を置く」ということは、時と場合によっては必要なことだと僕は思っています。「絆」とかいろいろ言われていますが、災害などの緊急時はともかく、平時においても人と過度にべったりし過ぎることは、あまり良くないことなのではないでしょうか?

時代は変わったのです。もう昔みたいに、「向こう三軒、両隣」というわけにはいかないのです。上手に人と距離を置く、ということは、この何かとむずかしい現代社会を生きぬくためのひとつの知恵でもあります。

世の中にはいろいろな人がいます。すべての人と深く関わりを持っていたら、おかしくなってしまいます。もしも、「合わないな…」と思う人がいたら、僕は別に無理して付き合う必要はない、と思っています。

ただ、プライベートの場合は、それでいいのですが、こと仕事となると、無視したり、シカトしたりするわけにはいきません。僕が人間関係を考えるとき、いつも「大変だなぁ…」と思うのは、『職場の人間関係』です。

職場にも、実にいろいろな人がいますよね。嫉妬深い人、攻撃的な人、嘘をつく人、八方美人な人、巧妙な罠を仕掛ける人、etc…。朝、職場に行けば、僕たちはイヤでも顔を合わせなければいけません。

僕はそれがイヤで、サラリーマンの世界からドロップアウトしたようなところがあります。晴れて事業家となり、僕のなかで『職場の人間関係の悩み』というものは、完全になくなりました。だけど、すべての人が僕みたいにドロップアウトできるわけではありません。

多くの人は、悩み、苦しみながら、どうにかこうにかして職場の人間関係に耐えなければならないのです。でも、いくら職場が一緒だからといって、すべてがっちり肩を組んで仲良くしなくちゃいけないわけではありません。

合わないものはどうしたって合わないし、イヤなタイプの人は、どうしたってイヤなものです。僕は自分に合わない人たちとは、別に無理して仲良くする必要はないのではないか、と思っています。

「みんなと仲良く」がいちばんの理想ではあります。だけど、無理なものは無理なのです。でも、かといって、会社を辞めるわけにもいかないし、無視したり、シカトしたりするわけにもいきません。さて、どうしたらいいのでしょうか?

『こころの中で距離をとる』ということは可能

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たとえそういう人が同じ職場にいたとしても、上手に距離を置くことはいくらでもできるはずです。もしもあなたがある特定の人のことのことで思い悩んでいるのだとしたら、それは「その人と上手に距離を置いていない」ことの何よりの証拠です。

「距離を置く」というのは、必ずしも物理的な意味ではありません。その人のことを無視したり、避けたりすることでもありません。物理的に距離を置くことができなかったとしても、こころのなかで距離を置くことはできるはずです。

要するにその人に影響を受けなければいいだけの話です。その人が何を喋ろうが、どんな態度を示そうが、あなたのこころがその人から影響を受けさえしなければいいわけです。

街角で見ず知らずの赤の他人の人が何を話してたとしても、ちっとも気にならないですよね? スタバで、となりの席で談笑しているグループの話に、あなたのこころはいちいち反応しますか? しませんよね? 

それは、あなたと他者とのあいだに何の関係性もないからです。他人同士だから、ほかの人が何を話してようが関係ないわけです。ところが、同じ職場などにいる人は赤の他人ではありません。

だから、ついついその人に影響を受けてしまいそうになる気持ちはわかります。だけど、よくよく考えてみたら、その人とあなただって本来は何の関係性もありません。たまたま同じ会社に就職したというだけで、その人はあなたの家族でもなければ親戚でもないのです。

だから、こころのなかで一線を引くことぐらいはできるはずなのです。もちろん、仕事をしてゆくなかでは会話をしなきゃいけないこともあるでしょう。でもそれはあくまでも仕事上の会話です。

その人のことを「単なる同じ職場にいる人」と突き放してみることはできませんか? お前なんか友だちでもなければ、親戚でもない。たまたま同じ職場になっただけのことなのだ…といった具合に。

多くの人が、「みんなと仲良くしなきゃいけない」という固定観念に縛られすぎています。そして、そのことが多くの人を苦しめています。みんなと仲良くすることなんてできっこないのです。

気に入らない奴はどこに行ったっています。それは向こうも一緒です。あなたのことを「気に入らない」「ムカつく」と思っている人もたくさんいるのです。そのことをいちいち気にしたらキリがありません。だから、距離を置くのです一線を引くのです。

それはあなたのためでもあるし、その人のためでもあるのです。あなたはその人からシカトされたからといって、何ひとつ気にする必要はありません。その人から何を言われたからといって、何ひとつ気にする必要はありません。

あなたとその人との関係は、「たまたま同じ職場に勤めている」というだけの関係です。あなたが気にしなきゃいけないのは、あなたの恋人のことであり、家族のことであり、友人のことです。

すべての人と仲良くすることなんてできないのです。気に入らない人とは上手に距離を置いて、ビジネスライクに付き合ってゆく術を身につけましょう!