シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

昨今の不動産価格の異常な高さを見て僕が思うこと


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不動産投資物件の値段が高騰し続いています。

さながら、
バブルの様相を呈してきました。

警戒が必要です。

今は物件取得に動くべき時期ではないのかもしれません。

  • 安く買って、高く売る

…いつの時代も商売の基本はこれです。

高く商品を仕入れてしまったら、商売は失敗します。

それは不動産投資ビジネスでも同じことが言えます。

にも関わらず、不動産投資物件の取引は活発に行われています。

銀行もバンバンお金を貸しているようです。

僕は今の状況には『危機感』しかありません。

これからどんなことが起こるのか、まったく予測がつきません。

空恐ろしくなるばかりです。

目次

僕は今の不動産市場に、『漠然とした空恐ろしさ』を感じている

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あなたがもし花屋さんを経営していて、以前ならバラ一輪が10円で仕入れることができていたのに、今、100円を出さないと仕入れることができないとしたらどうします?

…今、不動産投資界隈で起こっていることはまさにこれなのです。

不動産投資物件はもっと安く買えたのです。

それは何を物語っているのか?

  • 今は買い時じゃない!

…ということです。

僕はエコノミストでもなければ、大学の経済学部の教授でもありません。

ただのアパートの大家です。

何の資格もありませんし、権威もありません。

そんな人間が何か言ったとしても、たぶん聞く耳を持ってもらえないかもしれません。


でも、商売というのは、数字や知識だけでは測れないものです。

僕は今の状況をあまりポジティブに受け取っていません。

もちろん、物件を買うも買わないもその人の勝手です。僕がとやかくいう権利はありません。


ただ、不動産の世界で生きてる人間として、不動産投資でメシを食ってる人間として、みなさんにこれだけは言っておきたい。

  • 今の不動産投資物件の価格の高さは異常だぞ! 気をつけろ!

高い値段で買ってしまったら、キャプタルゲインは得られない

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不動産投資は今、熱いと言われています。

不動産投資関連の本もたくさん本屋さんに並んでいます。

だけど、それはいつまで続く現象でしょうか?

  • 3年?
  • 1年?


もしかしたら、3ヶ月後に不動産の価格の大暴落が起こるかもしれません。

不動産の価格が下落したときに売りに出しても、キャピタルゲイン(売却益)は望めません。


いや、それどころか、ローンの残債以上の金額で買い手がつくかどうかもわかりません。

なんせ、相当高く買ってますからね…。

でも、もしもリーマン・ショックの直後の頃のように不動産価格が最低の時期に物件を取得できていたならば、キャピタルゲインは大いに期待できるでしょう。

通常よりも明らかに安く購入しているので、「おいしい想い」ができるのです。


商売のプロは「安く買って、高く売る」という商売の鉄則を絶対に忘れません。

僕の知ってるベテランの大家さんは、今、物件の取得には動いていません。

むしろ、積極的に売却に動いてます。

今は不動産市場を静観すべきときなのか?

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こんなに高い値段で買って、大丈夫?」とこちらが心配してしまうくらいの値段で物件を購入する人が後を絶ちません。

実は僕も昨年末、キャッシュフローがあまり出ない物件を売却しました。


まだまだ法定耐用年数が残っているまずますの物件だったので、恐ろしく高い値段で売却することができました。

あまりにも高く売れてしまったので、今度は法人税のことを気にしなきゃいけないハメに…。

うれしい悲鳴ってやつです。

その物件は、僕が「利益が芳しくないなぁ…」と思っていた物件でした。

そうじゃなかったら、手放しませんって!

買い手はすぐに見つかりました。

瞬殺で「買い付け」が入りました。

強気の値段で出したら、ほんのわずかの値引き交渉があっただけで、ほぼほぼこちらの希望通りの値段で売買契約を結ぶことができました。

  • そんなに高い値段で取得して、大丈夫ですか?
  • いったいこの物件から、毎月どれくらいの手残りがあると思ってます?

…買主にそう聞いてみたかったけど、もちろんそんなことは聞けません。

そこから先は、僕のタッチする領域ではありません。 

物件の高騰が続いているのは、銀行は融資しすぎたからなのか?

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これほどまでに不動産投資熱が高まっている背景には、『銀行』の存在があります。

銀行が以前だったら絶対に融資しなかったような人にまでバンバンお金を貸しているのです。

銀行の支店長から話を聞きました。

不動産投資の融資の金額は、すでに「バブル期を大幅に超えている」そうです。

危険水域はとっくの間に越えているのです。

その話を聞いて、「やばいなぁ…」と思いました。

80年代後半〜90年代前半にかけて、あれほど痛い目に合ったのに、また不動産バブルが起こりつつあるのです。

…というか、もう起こっているのです。

銀行にしてみたら、不動産にお金を貸すことは最もリスクがなく、儲かる。

なんせ、不動産は最も担保価値があります。いざとなったら、売却しちゃえば売却益が稼げます。

銀行がこぞって不動産への融資を拡大している理由もわかります。

それだけ、「今がバブルなんだ」ということを知らない人が大勢いるということです。


アカデミー賞候補にもなった『マネー・ショート 華麗なる大逆転』という映画をぜひご覧になってください! 

バブルって、おっかないのです。

誰も「今がバブルだ」なんて信じない。

…それがバブルなんです。

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今は投資対象となりうる「いい物件」が市場に出回っていません。

もしもあったら不動産会社が誰よりも先に買ってしまいます。

こういう時期はじっと我慢して、「ことの成り行きも見守る」という姿勢が大切です。

 

いいですか。

僕は警告しましたからね!