シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

投資で失敗して自己破産しないために知っておくべきコト


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塾で講師の仕事をしている僕の友人がある日、こんなことを言っていました。「頑張ればがんばった分、成績が伸びるというのは嘘ではないが、本当でもない」。そのことは塾講師なら誰もが知っていることである、と。

だけど、本当のことを言ってしまったら、本人も傷つくし、その子の親も怒り狂う。生徒が一人減ってしまったら、塾としては困る。だから、何も言わずにそのままにしているというわけです。

要するに彼は、「勉強のできない子はどんなに努力してもダメだ」ということを言っているのです。「勉強に関して言えば、明らかに能力の差というものがある」ということを言っているのです。

もともと足の遅い子に速く走るコツを教えてあげたとしても、ある程度は速く走れるようになるかもしれません。だけど、それにも限界がある。もともと足の速い子には、やっぱりかなわない。それと同じようなことが、勉強に関しても言えるというのです。

だから、勉強のできない子は、なるべく早く、勉強以外の部分で自分の能力を活かせるもの見つけてほしいと思っている。…そう彼は言います。

僕はその話を聞いて、深く考え込んでしまいました。「ずいぶん、ひどいこと言うなぁ」とも思いましたが、同時に「たぶん、それが真実なんだろうな」とも思いました。現役の塾講師が言うんだから、たぶんそれは真実なのでしょう。全国の塾講師のみなさん、これって本当の話ですか…?

目次

投資をするうえで役立つ3つの基本的な投資の法則とは?

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僕は不動産投資というものをやって生計を立てています。いわば、「投資の世界」で生きている人間です。では、果たして、この投資の世界というのも『能力の差』というものは存在するのでしょうか?

どんなに勉強してもダメな子は成績は伸びない、と塾の先生は言います。じゃあ、どんなに投資のついて勉強したり、お金について勉強しても、ダメな人はダメなのでしょうか? 

そういう投資に向いていない人が投資なんかに手を出してしまったら、どうなってしまうのでしょうか? そして、「自分は投資に向いていない」ということをいったいどこで判断すればいいのでしょうか? 

僕はこのことに関して、次のように考えています…『投資の世界に限っていえば、勉強のような「どんなに努力しても、ダメなものはダメ」ということはない』と。

投資には、『ある一定の法則』というものがあります。有名なところでいえば「2倍の法則」とか「72の法則」といったようなものです。2倍の法則というのは、たとえば100万円のお金を7回、2倍にしていくと、1億円を超えてしまうというものです。

  • 1回目・・・・・・100万円 × 2 = 200万円
  • 2回目・・・・・・200万円 × 2 = 400万円
  • 3回目・・・・・・400万円 × 2 = 800万円
  • 4回目・・・・・・800万円 × 2 = 1600万円
  • 5回目・・・・・・1600万円 × 2 = 3200万円
  • 6回目・・・・・・3200万円 × 2 = 6400万円
  • 7回目・・・・・・6400万円 × 2 = 1億2800万円


…といった具合です。

「72の法則」はこの1億円というお金をつくるまでにいったい何年を要するのか? ということを計算するときに使われます。72という数字を投資利回りで割れば、2倍にするためにかかる時間が計算できます。

たとえば、銀行の1年ものの金利が0.5%だったとしたら100万円が倍の200万円になるまでにかかる日数は…

  • 72 ÷ 0.5 = 144{年}


…144年もかかります。

これを「2倍の法則」に当てはめて考えると…

 

  • 144{年} × 7{回} = 1008{年}


…つまり、100万円を1億円にするためには、1008年かかるということになるのです。

もしも、利回りが10%の賃貸物件を購入して、不動産投資をした場合…

  • 72 ÷ 10 = 7.2{年}  ⇒  72の法則
  • 7,2{年} × 7回 = 70{年}  ⇒  2倍の法則


…となり、あくまでも理論上では、「7.2年あれば元が取れる」「70年かければ1億円になる」ということなります。あくまでも、「理論上では」です。

この他にも『元金が大きければ大きいほど、得られるリターンも大きくなる』という法則もあります。元金100万円と、元金1億円ではまったく違うリターンになります。

元金100万円の方は、10%の利回りのものに投資したとしても「10万円」にしかなりません。それに対して、元金1億円の方は、10%の利回りのものに投資したら、「1000万円」になります。もしも、8%の利回りだったら、「800万円」です。もしも、6%の利回りだったら、「600万円」です。 

投資の世界には「リスク」というものがあることを忘れてはならない

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このほかにも、投資にはさまざまな法則というものが存在します。そして、この法則にのっとってものを考えていけば、投資というのは「ある程度は」成功させることができるのです。あくまでも、「ある程度は」です。

僕たち投資をやっている人間はこのようなさまざまな法則を駆使することによって、なんとか収入を得ているわけです。だけど、勉強はそういうわけにはいきません。確かに、勉強にも「これをやれば成績が上がるよ」といった勉強法のようなものはあるでしょう。だけど、それを実践したからといって、必ずしも成績がアップするとは限りません。

それに対して投資の方はよっぽどおかしな投資先でなければ、ある程度のリターンは確実に得られるはずです。これが勉強と投資の違いです。そして、その投資に関する知識は、投資やお金の勉強をすることで得ることができます。やればやっただけ身につくのです。

じゃあ、投資はいいことだらけの素晴らしいものなのか? といえば僕はそんなことはないと思っています。言うまでもないことですが、そこには「リスク」というものが確実にあります。そのことを忘れてはいけません。

先ほど例に出した投資の話のなかには、「リスク」という言葉はひと言も登場していません。だけど、投資案件のひとつひとつには、確実にリスクというものが存在しているのです。

勉強には、それがありません。「勉強をするために、銀行から何千万円も借金をした」なんて話は聞いたことがありません。大学の試験に落ちたからといって、自己破産するわけでもありません。

だけど、投資の世界は常にリスクと隣り合わせの世界なのです。このリスクというものをどう捉えるのか? ということによって、その人のその後の人生というものは大きく変わってくるのです。

お金に関する「識別眼」や「洞察力」といったようなものを身につけておこう!

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]ただし、この「リスク」というものも、お金のある人と、お金のない人とでは、話は全然違ってきちゃいます。100万円しかお金を持っていない人よりも、1億円のお金を持っている人の方がはるかにリスクをヘッジすることができるのです。

リターンが大きければ、もしも損失が発生したとしても、それをリターンの中からカバーすることができます。だから投資家はみんな、目の色を変えて利回りの高い投資先を探しつづけているのです。

そうやって考えてみると、投資の世界もやっぱり不公平な世界なのかもしれません。「能力の差」がある・なしなのではなく、「お金の差」がある・なし…という意味で。

とても不公平な世界なのかもしれません。子どもたちは、勉強能力の差があるなんてことは知りません。投資に興味を持ちはじめた普通の人も、「投資の世界では、元金を持っている人が有利」ということを知りません。

いまだにこの国では、家の中などでお金の話をすることはタブー視されています。しかし、これからの時代はお金のことや、投資のことについて学んでおくことはとても大切なことだと僕は思っています。

しっかりと学んで、お金に関する「識別眼」や「洞察力」といったようなものを身につけておくこと。…これこそが、これからの時代を生き抜くうえで最も重要なことであると僕は思っています。

年金だって、立派な金融商品であり、「投資」なのです。しっかりと考えておく必要があります。後になってから、「困った」とか、「知らなかった」とか言っても、もう遅いのです。