読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

ビジネスのための借金だったら別に後ろめたさを感じる必要なくね?


f:id:orange345:20170327073947j:plain

僕はアパート経営をすることで生計を立てています。だから、当然のことながら、借金もいっぱいしています。

日本は一生のうちで大きな借金といえば、「住宅ローンぐらいしかない」という人が大多数を占める国です。そうした国民性のなかで、僕みたいに住宅ローン以外に何億円もの借金をして生きる生き方を選択するということ。…それは、相当の勇気がいることです。

僕は時々、人から「そんなに借金をして、怖くないですか?」といったようなことを訊かれることがあります。もちろん、借金することは怖いことです。僕は金融の世界で仕事をしたこともあるので、借金の恐ろしさについては誰よりもよく知っているつもりです。

借金というものは取扱いに注意しなければ、制御不能のバケモノに変貌する可能性を秘めています。だけど、借金をすることが全部、悪いことだという考えも極端なような気がします。

なぜなら、借金には良い借金と、悪い借金があるからです。今回は、その良い借金と悪い借金について書いてみたいと思います。

目次

住宅ローンやマイカーローンも、借金である

f:id:orange345:20170327073916j:plain

多くの人の頭のなかには、借金をすること=悪いこと。という刷り込みがあります。ところがおもしろいことに、借金をすることが悪いことだと言う人自身が、実は借金まみれになっていたりします。

住宅ローン、マイカーローン、教育ローン、クレジットカードの分割払い、etc…。実はこれ、すべて借金です! 本人たちがどう思っているかは別にして…。

自分たちの借金のことは棚に上げて、人の借金のことを悪く言うのです。そして、「危険だ」「危険だ」と大騒ぎをはじめます。それって、何だかとってもおかしな話だと思うのですが…。

なぜ、彼らは自分たちの借金のことは棚に上げて、僕のような事業のための借金をする人間のことを悪く言うのでしょうか? それは彼らが『生活に密着した借金は、借金ではない。』と思い込んでいるからです。

彼らの頭のなかには自分たちが住んだり、家族で楽しんだり、子どものために銀行やカード会社から借りたお金というのは、『借金ではない』という思い込みがあります。それは生活に必要なお金であり、その生活に必要なお金を借りることは、悪いことではないのだと…。

もちろん冷静になって考えてみれば、それらも借金であることは彼らにもわかると思います。ただ、それがあまりにも普段の生活に密着しているものだから、ついつい「借金をしている」という意識が希薄になってしまっているだけなのです。 

事業をするための借金と、生活に密着したことに使う借金との違いとは何か?

f:id:orange345:20170326173128j:plain

たとえば、自宅用に4000万円の住宅ローンを組んで、マンションを購入した家族がいたとします。 彼らは毎月の支払いを自分の給料の中からねん出します。それに対して、事業をするために4000万円の借金をした会社経営者がいたとします。彼らは毎月の支払いをビジネスで得た利益のなかからねん出します。

何を言っているんだ! そんなの当たり前だろ? とお思いになった方もいらっしゃるかもしれませんが、この2つは全然違うものなのです。同じ4000万円という借金だとしても、天と地ほどの差があるのです。

僕は確かに借金をしています。僕はアパート経営をしているので、商売道具である収益物件を購入するためには、どうしても銀行借入に頼る必要があります。しかし、僕はその借金の支払いを自分の給料の中から支払っているわけではありません。

僕の借金は事業を行うためのものなので、事業で得た利益(僕の場合は家賃収入)の中から支払っています。その借金返済に関しては、『僕のフトコロ』は少しも痛んでいません。

僕は会社から給料をもらっていますが、その給料のなかからは借金返済のためには1銭も使っていません。しかし、住宅ローンやマイカーローンを抱えている人の多くは、その借金を自分のフトコロを痛めるかたちで返済しています。

じゃあ、僕の借金はいったい誰が払ってくれているのでしょうか?…その答えは、うちのアパートに入居してくれている入居者さんのみなさんです。そう、僕の借金は入居者の皆さんからもらう家賃によって支払われているのです。この点がもっとも大きな違いです。 

銀行の視点に立ってものを考えてみよう!

f:id:orange345:20170326173100j:plain

銀行は、「その人に支払い能力がある」と判断すれば、喜んでお金を貸します。銀行は人にお金を貸すことで儲けています。銀行の視点に立ってものを考えてみると、いろいろなことが見えてきておもしろいですよ!

銀行の立場に立ってみると、毎月の返済が「どこからねん出されたのか?」なんてことはあまり関係ありません。彼らにしてみれば、毎月きちんと滞りなく支払ってくれれば、それでいいのです。

多くの人は30年とか、35年といった長期に渡りずっとローンを払い続けます。もちろん、その返済額のなかには金利も含まれています。だから、銀行は僕らが黙って35年間住宅ローンを払ってくれることを望んでいます。

その借金をどんな方法で返済してゆくのか? なんてことは銀行の人にとってはどうでもいいことなのです。あなたがしかるべき条件を満たしていれば、銀行はきっと喜んであなたにお金を貸してくれます。

だけど、その借金を返すのは、あなた自身です。事業をやる人のようにそのビジネスからの儲けで借金を返済するわけではないのです。何らかの借金をするときには、必ずそのことを十分に理解しておくようにしましょう!

多くの人は僕のように何億円もの借金をしている人のことを「危険だ!」「危険だ!」と言います。借金の額だけを聞いて、その借金を『悪い借金だ!』と言います。

それに対して、自分のフトコロを痛めるかたちで支払わなきゃならない住宅ローンなどの借金のことは『良い借金だ!』と思い込んでいます。それって、逆じゃないかな?…と、僕なんかは思うのですが、あなたはどう思いますか…??