シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

学歴の高さと就職した後の人生の幸福度との関係性について


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僕には二人の子どもがいます。二人とも小学生です。子を持つ親なら、誰もがそうであるとおり、僕も『教育』ということに関しては非常に高い関心を持っています。

僕は両親が二人とも学校の先生だったこともあり、とりわけ教育ということについて昔からいろいろと考えてきました。ただ僕の考えていることは、多く人が思っているような教育観とはだいぶ違うような気がします。

僕は教育というものを、「ただ勉強ができるようになればいい」とは考えていません。むしろ、勉強よりももっと大切なことがあると思っています。これは精神論でもなんでもなく、本当に純粋に、切実にそう思っているのです。

僕は危機感を持っています。今のような教育のやり方をしていれば、子どもたちはますます不幸になってゆくと危惧しています。国は何とか持ちこたえるかもしれません。企業は何とか持ちこたえるかもしれません。大学や学習塾も、たぶん大丈夫でしょう。そういった組織はどんどん守られる方向へこれからを行くでしょう。

しかし、そのいっぽうで、たくさんの人が傷つき、深い絶望感を抱きながら一生を終えることになるのではないか、と僕は心配しているのです。

目次

学歴は高いけどバカというよりも、勉強はできなかったけど頭のいい人になれ

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僕は子どもたちは、もっともっと勉強すべきだと思っています。だけど、僕が言ってる勉強というのは、学校で教えられるような勉強とは少し違います。

僕が言ってる勉強とは、お金のことや、経済のこと、世の中の仕組みのことです。僕はもっとこのような分野を子どもたちに教えてあげるべきだと思っています。

なぜ、連帯保証人になってはいけないのか? なぜ、法人は税金の面で優遇されているのか? なぜ、本当のお金持ちは暴落時にも、バブル時にも儲けることができるのか? なぜ、学校は収入を得る方法には勤労所得と不労所得の2種類あるということを教えないのか? etc…。

こういったことをひとつひとつ知ってゆくこと。そして、本当の知性を磨いてゆくこと。そして、いったいこの世の中はどうなっているのか?…ということについて深く考えること。僕はそれこそがこれから求められる教育であると思っています。

だけど、子どもたちが今、学校や塾で学んでいることは、そういう類のものではありません。そこでは知識は得られるかもしれないけれど、知性は得られません。世の中に出て本当に役にたつためのことは何ひとつ学んでいないのです。幸せになることとはまったく関係ないものばかりを学んでいるのです。

もしも「勉強ができる人=幸せになれる人」ならば、死ぬ気で勉強すればいいと思います。だけど、世の中は全然そんな風にはなっていません。どんなに勉強ができたとしても、それで幸せが約束されているわけではないのです。

高学歴だけど、バカという人は世の中にたくさんいます。勉強はできなかったけど、頭のいい人もたくさんいるのです。

必ずしも高学歴の人が成功して、幸せな人生を歩めるわけではない

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あなたのまわりにいる成功している人や、幸せな人はみんな勉強ができた人でしょうか? もちろん、あなたのまわりにも東大をはじめとする有名大学を出た人というのがたくさんいるでしょう。だけど、彼らは本当に成功していますか? 幸せですか? 

僕は北海道の地方都市に暮らしていますが、僕のまわりにだって東大を出た人や、有名大学を出た人がたくさんいます。だけど、必ずしもそういった方々が成功し、幸せな人生をおくっているとは限りません。

30代半ばぐらいまでは順風満帆だったけれど、その後、うつ病になったり、離婚したり、リストラに遭ったり…。まあ、いろいろな災難に見舞われているようです。

もしも勉強ができればそれで人生がうまくいくのならば、彼らは幸せになってなきゃいけないのです。だけど、実際にはそうなってはいない。これはどういうことを意味しているのか? 

それは、学歴偏重主義が必ずしも正しいわけではない。ということを意味しているのです。でも、そんな歴然とした事実がここにあるのに僕たちは(僕は言ってないけど)相変わらず、子どもに「勉強しろ、勉強しろ」と言い続けています。

そして、月に3万円も5万円もかけて子どもたちを学習塾に通わせ、教育を商売にしている企業を儲けさせているのです。 

テレビに出てくる『教育屋さん』たちに騙されてはいけない!

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僕たちはもしかしたら、騙されているかもしれません。壮大な詐欺に引っ掛かっているのかもしれません。彼らは僕たちに恐怖を植えつけます。文部科学省をはじめとするお役人さんとがっちりと手を組み、僕たちを怖がらせようとしているのです。

「勉強しないと、いい大学に入れないぞ」
「いい大学に入れないと、いい会社に入れないぞ」
「いい会社に入らないと、人生はうまくいかないぞ」
「人生がうまくいかないと、幸せにはなれないぞ」
etc…。

そうやって僕たちをあおり、僕たちの財布からお金をむしり取ろうとしているのです。いわば、彼らは『教育屋さん』なのです。それが商売なのです。そして、保護者や学校の先生も一緒になって、彼らの扇動に乗っかってしまっています。

むしろ、そういった「あおり」から子どもたちを守ってあげなければならないはずなのに…。僕は子どもたちがかわいそうでなりません。こんな大人たちに囲まれて、本当のことを何も教えられないまま社会に放り出されて、いったい何をどうすればいいのでしょうか?

人と違っていても、幸せであればそれでいい

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僕は会社を辞めて、起業しました。40歳になる前のことです。この僕の取った行動は、多くの親御さんからみれば、眉間にしわを寄せられる行動だと思います。

いい大学に行って、いい会社に行って、定年まで真面目に勤め上げる。…このことを最大価値だと思っている人からしたら、僕の取った行動はあってはならないことなのです。

無責任だ、自殺行為だ、危険だ、狂ってる、etc…。そんな風に思われるかもしれません。確かに僕の取った行動は、ある人から見ればとんでもない行動かもしれません。だけど、いちばん重要なことは…それによって、僕は幸せになれたのか? なれなかったのか?…ということです。

そういう観点から言わせていただくならば、僕は圧倒的に幸せになれました! 金銭的にも、精神的にも、肉体的にもどこをどう切り取っても、僕はサラリーマンをやっていた頃よりも数倍ハッピーな毎日をおくることができています。…それじゃ、ダメなのでしょうか?

多くの人は幸せになりたいと思って生きています。幸せになる方法は1つや2つではありません。ある人にとっては勉強して、いい会社に入って、がむしゃらに働くことが幸せになる方法なのかもしれませんが、僕の場合はそうではありませんでした。僕の場合は、脱サラして、自分で事業をやることが幸せになる方法だったのです。

いちばん大事なことを子どもたちに教えてあげられる大人がいない

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子どもたちも「幸せになりたい」と思っているはずです。だったら、子どもたちを幸せにしてあげればいいじゃないですか? それが僕たち大人のつとめではないでしょうか? 

僕が考えている「教育」というのは、今、学校や塾で行われている「教育」とはまったく違うものです。「何を勉強するか」ということについても、「どのように勉強するか」ということについても、僕は今、行われている教育はダメだと思っています。

福利厚生のしっかりしたいい会社に就職することができたら、それで安泰。…という幸福な時代は終わってしまったのです。仮に、超有名企業に就職することができたとしても、それで問題が解決したことにはなりません。

問題が解決するどころか、問題はより複雑になり、より解決するのが困難になるだけです。問題は、ものの考え方そのものにあるのです。多くの人が抱いている価値観そのものにあるのです。これを変えない限り、問題は解決しません。

そして、その価値観を変えない限り子どもたちは幸せにはなれません。子どもたちは、まだ何も知らないのです。僕たち大人が教えてあげなきゃいけないのです。

だけど、いちばん大事なことを子どもたちに教えてあげられる大人がほとんどいません。…それが最大の問題なのです。