シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

減価償却費!←これこそが不動産ビジネスをやる人間にとっての神。


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あなたは『減価償却』というものをご存知でしょうか? 「聞いたことはあるけど、具体的には何のことだかよくわからない…」というのが本音ではないでしょうか。

僕も最初はよくわかっていませんでした。ましてやそのメリットとか、本当のスゴさといったようなものを実感できたのは、ずいぶん後になってからのことです。それくらいこの減価償却というやつは、普段は陰に隠れている存在なのです。

だけど、いちばん大事な時にその圧倒的な力を発揮してくれる、いわば『影の力持ち』的存在なのです。そして、この減価償却という仕組みこそが、不動産投資・アパート経営の最大のメリットといっても過言じゃないんです。

この減価償却のおかげで、僕たちアパートのオーナーは、さまざまな恩恵を受けています。これがあるおかげで僕たちは他のビジネスや商売よりも有利に事を進めることができるのです。

減価償却を使えば、フトコロを痛めることなく、毎年たくさんの経費を落とすことができます。…これがどれほど助かることか! 経費で落とせる額が多ければ多いほど、税金も安く済みます。会社の場合は、法人税。個人の場合は、所得税が安くなります。

しかもこの減価償却のスゴイところは、経費として落とせるのに、実際にはお金が出ていかない、という点です。だから、この減価償却を活かせば、お金は手元に残すことができるわ、税金は少なくなるわ、でサイコーにハッピーな状況をつくり出すことができるんです。

目次

減価償却費は、実際にはお金が出ていかない魔法のような経費 

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不動産投資・アパート経営は切っても切り離せない関係です。アパート経営というのは、建物を取得するところからスタートしますから、どうしても減価償却というのは無視できない存在になるのです。

もちろん、減価償却というのはアパート経営をやる人だけの特権ではありません。ほかの業種のビジネスだって、減価償却というものはあります。建物以外でも、機械にも、車にも、コンピューターにも減価償却はあります。

…それらはみんな経費にできるものです。でも、やっぱり「建物」には叶いません。なんといっても、建物がいちばん大きく減価償却費として落とすことができるものです。不動産という高額なものを扱う分、恩恵も大きなものになるというわけです。

減価償却費が大きければ大きいほど、節税効果が生まれます。もしも会社が黒字だった場合、減価償却費で落とせるものがあるのとないのとでは、会社の内部留保その他に大きく影響します。

みなさんは『経費』という言葉を聞いて、「人件費」だとか、「水道光熱費」だとか、「交際費」といったものをイメージすると思います。でも、僕は「減価償却費」こそが最も大切な経費だと思っています。

人件費とか、水道光熱費とか、交際費なんかも経費であることには変わりありません。だけど、これらの経費はみんな実際に自分のフトコロを痛める経費です。要するに、実際に会社の口座からお金が出ていってしまう経費です。

経費として損金で落とせるのは嬉しいことではありますが、自分のポケットからお金が出ていってしまうのは、なんか損した気分です…。でも一般的に『経費』と呼ばれるもののほとんどは、実際にフトコロからお金が出ていってしまうものばかりです。

でも、減価償却だけは違うのです! 減価償却だけは、実際にはフトコロからお金が出ていかないのに、なぜか経費として落とすことが許されているのです。僕にもどうしてそうなったのかわかりません。お金持ちへの優遇措置でしょうか? それとも、何かの陰謀でしょうか?

…いずれにしても、減価償却という制度と、減価償却費という経費はいまだに存続しているのです。そして、この制度と経費を利用することよって、お金持ちの方々はますますお金持ちになっていっているのです。

それを『ズルイ』ととるか、『賢い』ととるかは、あなた次第!…というわけなのです。

減価償却のない物件を取得してしまったら、黒字倒産ということにもなりかねない 

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商売というのは売上があってナンボのもの。その売上から経費を引いた額が、『利益』です。その利益に対して、税金が課せられます。個人の場合だと所得税が、法人の場合だと法人税が課せられます。

利益が多くなることは、たしかに嬉しいことです。でもその代わり、税金も多く払わなければならないことになります。税金を少なくするためには、利益を少なくすればいいのですが、それだと本末転倒です。

だって利益を出すためにわざわざリスクを負って事業をはじめたのに、その税金を払いたくないから利益を少なくするなんて、なんだかヘンな話ですよね? 利益も多く、税金も少なく…そんなわがままな状態をつくり出すことはできないのでしょうか?

実は、そのわがままを実現させてくれるのが『減価償却』というやつなのです! 減価償却費は、実際にフトコロを痛めることなく堂々と経費として落とせる唯一の経費です。理由はよくわからないけれど、減価償却費だけ「VIP待遇」されているのです。

…これを利用しない手はありません! これは、ある種の魔法です。せっかく魔法が使えるのですから、大いに活用しようではありませんか! 

減価償却があとどのくらい残っているのか? …物件選びをするときは、ぜひその点に注目して選んでみてください。減価償却がまだ残っている新しめの物件を取得すれば、節税効果が出てきます。

逆に、減価償却のない古い物件を取得してしまったら、節税効果はほとんどなくなってしまいます。利回りに目がくらんで、古い物件を所得してしまい、多額の税金を払うことになってしまったら大変なことになります。

不動産投資・アパート経営では、ちゃんと考えて運営しないと、『黒字倒産』ということも十分に起こり得るのです。税金のために倒産したり、自己破産してしまったりなんかしたら、何のためにリスクをおかして何千万円も、何億円も借金したのかわからなくなってしまいます。