シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

「地方移住したいけど仕事がない…」という人のための支援サービス


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里山資本主義』という本がベストセラーになったりして、今、なにかと『地方』が注目を集めています。

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

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しかし、いくら地方で暮らしたい&仕事をしたいと思っても、いったい何からはじめたらいいのか困ってしまいますよね? 

でも、ご安心を! 「地域おこし協力隊 」というユニークな制度があるんです。 

これは、

  • 都会で仕事するのも、なんだか疲れたなぁ
  • 田舎でゆっくりのんびり暮らしてみたいなぁ
  • 最近、何かと話題の里山生活って、どんな感じなんだろう?
  • etc

__そんなロハス&スローライフ指向の方におススメの制度です。

いきなり『定住』となると、やっぱりハードルは高いものです。

この「地域おこし協力隊」を利用すれば、いきなり定住という高いハードルを超えなくてもいいから、気がラク。

今回の記事ではそんな「地域おこし協力隊」について取り上げてみたいと思います。

目次

地域おこし協力隊って、そもそも何?

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最近、『地方』や『田舎』が何かと注目を集めています。

  • 「都会ではなく、田舎で暮らしたい」
  • 「生まれ育った地域に戻って仕事がしたい」
  • 「ふるさとに何か役に立つことがしたい

__そんな風に考える若者が増えてきました。


地域おこし協力隊は、そんな若者たちの声にこたえてくれるサービスです!

「地方や田舎で働いてみたい!」という若者たちと、人口減少や高齢化などに悩む地方とを結びつけてくれるユニークなサービスなのです。

地方や田舎には、農業、林業、漁業をはじめとする、さまざまな仕事が待っています!

もしもその地域が気に入ったら、そのまま定住しちゃってもいいかもしれませんね。

地域おこし協力隊になるには、どうしたらいいの?

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まずは、下記のページから「地域おこし協力隊」の募集情報を確認し、よく検討してみてください。

地域おこし協力隊のオフィシャルサイトをくまなくチェックしたら、「活動検索」「募集中の活動一覧」などをチェックしてみましょう。

そして、興味を引く情報・内容があったら、アクセスし、申し込みしてみましょう。

申し込んだ後、それぞれの地方自治体による簡単な選考(書類審査、面接等)があります。

そして、その結果、採用が決定するわけです。採用が決定されると、『委嘱状』が交付にされ、委嘱を受け、現住所から採用先の自治体に住民票を移動します。

住民票が移されると、晴れて地域おこし協力隊としての活動がスタートする、という流れになります!

  • 委嘱(いしょく)とは?

委嘱とは、ある一定の期間、ある特定の仕事を他の人に任せることをいいます。

 

転出・転入地域の要件

ココは非常に重要なところで、きちんと頭に入れておかなければいけないところです。

地域おこし協力隊に参加するためには、今、住んでいるところから、隊員として赴くところ(地方)へ必ず住民票を移す必要があります。

この転出・転入手続きが完了していないと、委嘱を受けることができなくなってしまいます。

転出地と転入地には次の3つの条件がありますので、応募する前に自分がどこに該当するのかをきちんとチェックしておくようにしましょう!

1.  転出地が『都市圏」・転入地が『地方部』の場合

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2.  転入地が『条件不利地域』の場合

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3.  『隊員経験者』が他の地域で地域協力活動する場合

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地域おこし協力隊の給料とかってどうなってるの?

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地域おこし協力隊はボランティアではありません。

期間が決められているとはいえ、わざわざ住民票まで移して移住するわけですから、給料も出ますし、活動費ももらえます。

一応、隊員1人につき、『400万円が上限』となっています。

給料などの報酬額が上限200万円、あと活動費が上限200万円という内訳になっています。

隊員の給与は166,000円という自治体がほとんどですが、まれに200,000円という自治体があったりします。

はっきり言って、それほど多くはもらえません。でも、都会と違って地方や田舎の場合は、それほど生活にお金がかかりません。

相互扶助の精神がまだ残っていますので、その地域に根づき、人脈が広がってゆけば、生活面でいろいろと支えてくれたりする人と出会えるかもしれません。

実際に地域おこし協力隊 に参加したことによって、その地域で素敵な出会いを果たし、その後、幸せな人生を歩むことになった人も大勢いるみたいです。

また、地方自体によっては住宅を支援してくれたり、車を支給してくれたりするところもあるみたいです。

「嘱託職員」「臨時職員」…その雇用形態によっても勤務時間や福利厚生が大きく変わります。

また自分の事業をやりながら、地域おこし協力隊としての報酬を受け取るケースなどもあるみたいです。

さらに、隊員の任期終了の次の年に起業する人を応援する目的で、『1人あたり100万円を上限』に活動資金を援助してくれる自治体も出てきてるみたい。

よくよく各自治体の担当者と話を聞き、いろいろと相談してみましょう。

地域おこし協力隊の活動期間ってどうなっているの?

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地域おこし協力隊 としての活動期間は、おおむね1年~3年以下となっているようです。その期間は、地方自治体の委嘱を受けて仕事をすることができます。

その活動期間が満了したあとは、自身でそれぞれ身の振り方を考えなければなりません。

せっかく住民票まで移したのだから、そのままその地域に残って生活するもよし。「ひとつの区切り」として、また都会に戻ってもよしです。

ただ、その地域に残るとなると、「仕事」の問題も出てきます。

だから、地域おこし協力隊としての活動期間中になるべくたくさん人脈を広げておくとか、新しい出会いを果たすとか、いろいろなことを考えながら行動しなければいけないかもしれません。

隊員たちはそれぞれ情報発信をしている!

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地域おこし協力隊の隊員たちは、ブログ、Twitter、Facebookなどを通じて、さまざまな情報発信をしています。

彼らの生の声を垣間見るだけでも結構、おもしろいです! 


みんなそれぞれの地域で、それぞれいろんな想いを抱えながら頑張っています。

地域おこし協力隊には、オフィシャルの活動ブログがありますので、あなたも隊員になれば、そのブログを使って日々の活動報告をすることができます。

また、Twitter、Facebookでも地域おこし協力隊 のオフィシャル・アカウントがありますよー。

いろんな隊員たちがいますので、彼ら・彼女らと「つながり」を持つことで、かなりの人生勉強になるはずです。

活動内容だけではなく、彼ら・彼女らがどんな生活をおくっているのかも興味ありますよねー!

地域おこし協力隊に参加してみたけど、もし、うまくいかなかったらどうすればいいの?

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地域おこし協力隊に参加したからといって、すべてがバラ色になるわけではありません。

住民票を移してまで参加したのに、期待どおりにいかずに悩んだりすることも多々あるでしょう。

そんな時は一体どうしたらいいのでしょうか?

まずは一人で悩まないで、どんどん積極的にまわりにいる他の隊員たちに相談してみましょう。

せっかくいろんな人と関わり合いになれる環境に身を置くのですから、人と人とのつながりや絆を大切にして過ごしてみましょう!

協力隊のメンバーだけではなく、自治体の担当者に相談するのもアリかと思います。

一人の力は大したことなくても、みんなの力を合わせれば、なんとかなることもたくさんあるはずです。

今はインターネットという便利なツールがあります。地域おこし協力隊 は、ブログも、Twitterも、Facebookもやっています。

このようなSNSを上手に利用することも、壁にぶつかったときのひとつのやり方です。

 

先輩隊員からのアドバイス

  • 鳥取県八頭町 渡邉 萌生さん

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地域おこし協力隊の働き方は多種多様。どの地域に行ったとしても、「自分がどんなことをしたいのか」というしっかりした考えを持つことが大切。そして、その考えを任地先の人へしっかりと伝え、任地先が求めている内容をしっかりと聞くことも重要。

また、居住区域や活動区域の地域の方との関係づくりは何より大切。時間を費やして、認めてもらう努力が必要。時間に余裕があるのであれば、ぜひ一度、希望地域の役場を訪問したり、同世代の方などに率直な意見を聞きながら、仲間づくりをすることをお勧めします!

 

  • 長野県木曽町 都竹 亜耶さん

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ニュートラルな立場で多様な声に耳を傾け、休日の行事やお誘いなどにも笑顔で受けていると、思わぬ人とのつながりに展開する。各地域ごとに抱える問題は異なり、これといったマニュアルもない。その中で、柔軟な発想が求められる場面も多々あり。そこにやり甲斐を感じることができれば、自然とよいスパイラルが生まれてくる。

協力隊は年中無休のライフワーク。「田舎でのんびり癒されたい」という逃避感覚でできる仕事ではないかもしれません。しかし、自然環境に恵まれた環境で暮らし、その地域のために働く協力隊の仕事は、そこで得るつながりと経験が、かけがえのない自身への未来投資でもあります。

地域おこし協力隊の任期が終了したら、どうなっちゃうの?

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地域おこし協力隊は、長くて3年で任期が終了します。

よっぽどのことがないかぎり、再雇用とか、延長雇用ということはありません。

その後は、自己責任というわけです。みんなそれぞれ自分独自の道を歩みはじめているようです。

隊員のあいだに培ったノウハウや経験を生かして、自分で事業をはじめる人もいます。そのままその地域に残って、地域の会社などに就職する人もいます。

だからこの3年間のあいだに、「次にどうするのか?」という身の振り方も考えておかなければならないのです。

  • 自分のストロング・ポイントは何なのか? 
  • 自分は何に向いているのか? 
  • 自分は何がしたいのか? 
  • etc

__考えなきゃいけないことは山ほどあるはずです。

各自治体などでは若い起業家向けのセミナーなんかも積極的に開催しています。

そこで同じく起業を志す同士と出会い、情報交換をするのもいいかもしれません。

また、隊員としての活動期間中に、なるべく地域住民と交流を図り、人脈を形成しておくのもいいでしょう。

3年間の隊員生活が終われば、一気に無収入になってしまいます。そうなったときに慌てないような手を打っておく必要があります。

自治体や、会社と「つながり」をもって、就職した例もあります。そのままその地域に残って、NPO法人を立ち上げて独立した例もあります。

定住促進の財団法人などに就職した例もあります。みんなそれぞれ自分で考えて、がんばっているようですよ~!

「地域おこし協力隊」のいろいろな催し&取り組み

イベント・ツアー

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Uターン、Iターンに興味はあっても、就職できるかな? 起業はどうだろう? 就農の場合は?など、不安もあるもの。

そこで、「TURNSカフェ」ではその地域で暮らす方々をゲストに招き、インタビューや事例紹介を行っています。

TURNSカフェ

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『TURNSカフェ』は雑誌TURNSが開催する移住セミナー&イベントです。

毎回、各県に移住した先輩たちや有識者、著名人などのトークセッションや講演、そして参加者にワークショップや交流会で構成しています。

地域へのとけ込み方や働き方、起業やライフスタイルについて語り合い、仲間をつくり、現地とつながる場として具体的に移住を考えている方から、未来を考える学生まで幅広い年代の人たちが参加しています。

 

TURNSツアー

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『TURNSカフェ』の次のステップとして、実際に現地を訪れるツアープログラムが『TURNSツアー』です。

TURNSツアーでは地元の方々や、先に移住した先輩との交流会や農業、職業体験、地場産業の見学などを通して、観光では体験できない現地のリアルな生活が体験できます。地域の方々との交流が楽しめます。

 

資格取得支援がある

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Uターン・Iターンしたいけれど資格もないし、どうしていいかわからない…という方のために幼児教育の資格取得支援を行っています。

Ballschule(バルシューレ)はドイツで生まれたボール遊び教室。児童が楽しく関わりながらも、基礎運動能力・社会性・思考性・自発性を身に付けられる教育研究を背景に持ったボール遊び教室です。

 

障害者求人紹介

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障がいがあるということを自立して働くこと、社会に貢献することの障害にしたくない。そんな思いから、障がい者の就労支援に取り組んでいます。

 

アスリートとスポーツ合宿施設による地域活性化プロジェクト

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「より多くの人がスポーツを楽しめる環境」「アスリートが社会に貢献できる仕組み」をモットーに、さまざまな活動をしています。

地方の急激な人口減少と高齢化で利用者が減り、活用されない施設が増え続けています。

それらの施設をアスリート人材で生かし、地域ブランドを向上させ地域の活性化を行うのがねらいです。

 

移住・定住・観光誘致プロジェクト

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日本各地で、特に若者に移住・定住してもらいたいという切実な願いのために活動している人々がいます。

住むためには仕事が必要だから企業を誘致しよう、まずは知ってもらうために観光を促進しよう…。ここでは、各地のそんな取り組みを紹介していきます。

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