シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

「そんなに稼がなくてもいい」という考えが豊かさをもたらす法則


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「そんなに稼がなくてもいい」と思えば、生きることはそれほど怖くなくなります。

「たくさん稼がなくてはいけない」「もっとお金持ちにならなくてはいけない」と思うから、いつまでたっても不安から抜け出すことができないのです。

人間の欲望には際限がありません。


どこかでブレーキをかけなければ、どこまでいっても満足することなく「もっと、もっと!」と追い求めてします。

そして気づいた時には、全財産を失ってた


___なんて話は巷にゴロゴロ転がっています。


僕はお金を否定しません。資本主義を否定しません。


不動産投資なんてものをやって生計を立ててる身ですから、僕だって資本主義のシステムの恩恵を受けているのです。

でも、「必要以上のお金はいらない」と思っています。


だから僕は事業を拡大したりすることにまったく興味がありません。

そして(驚くべきことに)、そのことが結果的に僕に成功をもたらしてくれたのだと思っています。

今回はその辺りのことについて改めて書いてみたいと思います。

目次

今、僕たちのまわりで何が起こっているのか

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持てる者と持たざる者の格差が広がっています。

パナマ文書で暴露されたとおり、ケーマン諸島などの租税回避地にペーパー・カンパニーを作って税金逃れをした企業や個人がわんさかいました。

その中には日本人も含まれていました。

もちろん、彼らは犯罪をおかしたわけではありません。

きちんと手続きを踏んでおり、法的にもまったく問題がありません。

だから、コソコソ逃げまったりせず、ホリエモンが見解を示したように、

法的に認められてんだから、まったく問題なくね?」という態度でいればいいんです。


それとも何かやましいことでもあるんでしょうか?

その一方で、子どもの貧困問題が深刻化しています。

厚生労働省が発表した数字をみると、相対的貧困率は16.3%!

6人に1人の325万人が貧困に該当する」という驚くべき数字となっています。

アベノミクスの影響により、大企業の業績もアップ、株価も不動産価格も上昇。

どの経済指標を見ても「プラス」の結果しか出ていません。

だから、儲かっちゃて儲かっちゃって…。

そんでもって租税回避よろしくケーマン諸島でペーパー・カンパニーを___というわけなのです。

何かがおかしいと思いませんか?

格差によって得をする人、損をする人

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この世には、「格差によって得をする人」と、格差によって損をする人」の2種類の人間がいます。

 

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総務省統計局が発表した「正規・非正規雇用の特徴」を見てみると、非正規雇用者は1990年以降で2倍以上に増加しています。


1990年には881万人だった非正規雇用者数は、2014年には1962万人になっています。

しかもそのうち圧倒的多数が15歳〜24歳の若年層なのです。

僕は先ほどの子どもの貧困問題と、この非正規雇用者の増加は密接に絡み合っていると思っています。

中には家がどんなに貧しくても、社会人になって大成功をおさめる松下幸之助のような人もいるでしょう。

しかし、そういう人はむしろ稀。

ほとんどの人は学費の壁にぶち当たり、非正規雇用者にならざるを得ない状況なのではないでしょうか。

企業は正規雇用者を雇うより、非正規雇用者を雇った方が確実に儲かります。

安い賃金で長時間、働かせることができるからです。

彼らが文句ひとつ言わず、黙って働いてくれればくれるほど企業の業績はUPし、企業の業績がUPすると株価も上がります。

株価が上がると、株主は喜びます。

そして、そうやって大儲けした大企業や株主は、税金逃れのために租税回避地にペーパー・カンパニーを作るのです。

つまり、彼らは非正規雇用者のおかげで儲けることができているのです。

貧しい家庭に生まれ、進学を諦めざるを得なかった子どもたちのおかげで、フェラーリを乗り回し、ゴルフ三昧の日々をおくっているのです。

__何かがおかしい!

資本主義にはいいところがいっぱいあります。

僕もそのシステムからの恩恵をたくさん受けています。

だけど、資本主義は暴走する癖があります。

気をつけなければいけません。

僕らは資本主義のいいところと、悪いところの両面に目を向ける必要があるのです。 

僕がお金を稼ぎすぎないように注意している理由

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僕はある一定のところまで稼いだら、それ以上は稼がないようにしています。

「そんなバカな話があるものか!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は2011年に脱サラ・起業してからずっとその方針を貫いています。


自分で自分の欲望をコントロールしているのです。

信じてもらえないかもしれませんが(あるいは、ただ単に虚勢を張ってるだけだと思われるかもしれませんが)、2011年から今日までに事業を拡大するチャンスはいくらでもありました。

銀行も「応援する」と言ってくれたし、投資に見合いそうな物件もたくさんありました。

当時は今みたいに異常な不動産価格ではなかったので、やろうと思えばいくらでもできたのです。

でも、僕はしなかった。

  • 自分と家族の食い扶持だけを稼いだら、それ以上は稼がないようにする

__というモットーがあったからです。

僕はこのおかげで随分、助かったと思っています。

あの時もしも、欲に目がくらんで「もっと、もっと!」と金銭欲にかられていたら、僕はきっと不動産投資で失敗していたことでしょう。

身の丈に合わない規模の物件数を管理しきれず、早々に行き詰まっていたかもしれません。

だから、僕はみなさんにこれだけは伝えておきたいと思っています。

  • 『ほどほど』って、とっても大事なことなんです!


そんなにガツガツ生きなくても、ほどほどでいいのではないでしょうか。

まとめ

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僕は家族と毎日、心おだやかにご飯が食べれればそれでいいと思っています。

タワマンなんかに住まなくてもいい。

メルセデスに乗らなくてもいい。

豪華客船に乗ってカリブ海をクルーズ?


__それがいったいどうしたというのでしょうか。

僕は身の丈に合ったそこそこの暮らしができれば、それで十分満足です。

だから必要以上に稼ぐ必要がないのです。

無理して事業を拡大する必要がないのです。

従業員を雇う必要もないし、社会的地位もいらない。

家族との一家団欒のひと時と、ゆっくり本を読む自由な時間と、心の安らぎがあればそれでいい。

投資という「これぞ資本主義」な仕組みを使ってメシを食ってる人間がこんなことを言うのは、なんだかおかしなことのように聞こえるかもしれません。

でも、こういう感覚を持つことって、とっても大事だと思います。

投資をやる上においても。

たぶん、そうしたことは投資結果にも影響するはずです。

 

最貧の大統領と言われるウルグアイ第40代大統領、ホセ・ムヒカはこんな言葉を残しています。

 

人は物を買うときはお金で買っていないのです。

そのお金を貯めるための人生の裂いた時間で買っているのです。

 

 

世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉