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シンプルに。自由に。

北海道でアパートの大家業をしてます。4人家族。映画が好き。猫が好き。北の国でなまらのんびり生きてます。“every cloud has a silver lining.” したっけ!

不動産投資というのは本当に老後の不安を解消してくれるものなのか?


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今回の記事はアパート経営というものに魅力と可能性を感じ、「老後の生活のためにもやってみたい…」と思っているような人にとってはあまり愉快な内容ではないかもしれません。

だけど、アパート経営というのは決して、「いいことだらけのバラ色のビジネス」なんかじゃありません。やってる本人がこんなことを言うのはおかしい話かもしれませんが、アパート経営はとてもおっかないものでもあります。

そのことをきちんと把握しておかないと、『老後の生活のために…』どころの話ではなくなってしまうかもしれません。

今回はアパート経営のリスクについて、そして、アパート経営というビジネスはそもそも儲かるのか? ということなどについて解説してみたいと思います。

目次

アパート経営のリスクとは?

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最初は「生活費の足しになれば…」という単純な想いからスタートしたのに、破産に追い込まれてしまった…なんて話はゴロゴロ転がっています。

アパート経営はそんなに甘いものではありません。そこはやっぱり『投資』なのです。投資である以上、株式やFXなんかと同様にリスクというものがあります。悲観主義だけも良くないことですが、楽観主義だけもダメです。

どんな投資にも言えることですが、アパート経営もスタートするときがいちばん重要です。しかし、アパート経営をはじめてやろうとする人がよく陥る失敗パターンは、この『最初が肝心』ということを忘れてしまい、ついつい良いことにばかりを目を向けがちになってしまうことです。

もちろん100%いい物件なんてものはこの世にはありません。そもそも、そんな物件がもしもあったら、市場に流通していません。だからといって、舞い上がって、物件の裏にひそむリスクというものに目を向けないことはとっても危険なことです。

「毎月、これだけの家賃収入があるはずだ」「これなら銀行のローンも十分払っていける」「木造だから、固定資産税も大したことない」「頑丈そうに見えるから、当分外壁も大丈夫だろう」etc…。

しかし、現実的には自分が思ったとおりになんか事は進まないものなのです。残念ながら…。そして、いざ、危機に直面してみてはじめて、「すべてが甘い見通しだった」ということに気づいたりするのです。

意気揚々とはじめたのに、数年後には…「工事代金にこんなにお金がかかると思わなかった」「業者への広告料がこんなに収益を圧迫するとは思わなかった」「こんなに部屋が決まらないとは思わなかった」「敷金を全額入居者に返さなきゃならないなんて、想定していなかった」etc…。そんなふうになっている恐れだって十分ありえるのです。

そして最終的には「こんなことになるんだったら、アパート経営なんてものに手を出さないで、どこかへ働きに行っていた方がマシだった…」…なんてことにもなりかねないのです。

僕は別に恐怖をあおりたいわけではありません。しかし、そういった負の側面もアパート経営にはあるということを理解しておくことはとても大切なことなのです。

アパート経営は本当に儲かるビジネスなのか?

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僕が言うのもヘンな話かもしれませんが、不動産投資(アパート経営)はリスクがいっぱいです。アパート経営というのは、多くの人が思っているほど儲かるビジネスでもないと僕は思っています。

相当うまくやらないと、全然、安心・確実なものではないと思っています。やっぱり、いい意味でも悪い意味でも『投資』であることには変わりないのです。

巷には不動産投資のことをまるで夢のような投資法であるかのように称賛しまくっている本もたくさんあります。そういう本をパラパラっと読み、すっかりその気になる人が後を絶ちません…。

実際にやってる立場の人間から見れば、それはとても危険なことのように映ります。そんなに簡単に儲かるんだったら、みんなやってるし、こんなに苦労しないよ…。…そんな風に思ってしまいます。

どんなに大金持ちの人であろうと、どんなにベテランの大家さんであろうと、アパート経営のリスクを100%完全に回避するなんてことはできません。そういう本を手に取り、すっかりその気になっている人というのは、アパート経営の良い面だけをみているのでしょう。恋は盲目ならぬ、「不動産投資は盲目」の状態におちいっているのです。

実際、そのようなアパート経営のある一面だけを見てものを考えている人と話をしていても、まったく話がかみ合わないということがよくありました。人間というのはあるひとつの側面しか物事が見れなくなってしまうと、急に視野が狭くなり、まわりが見えなくなってしまうものです。

まわりがどんなに「あの男はろくでもない男だから、やめておけ」と忠告しても、恋をしてしまったら最後、そんな忠告はどこかへ吹き飛んでいってしまいます。冷静に考えれば、それほどいい物件ではないということがわかるはずなのに、その物件を「いい物件だ」と信じ込んでしまう人によく似ています。

そんな良くない物件に、退職金の1000万円を突っ込んで自滅する人が後を絶ちません。退職金を不動産投資の頭金に使用するときは、奥さんとよくよく話あってからにしましょう!

まずはアパート経営のブログを毎日チェックして勉強しよう!

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当初思い描いていたアパート経営とはまるで違う現実を突きつけられることはよくあることです。僕もたくさん経験しています。だからと言って何も僕は「アパート経営は危険がいっぱいだから、やめなさい!」…なんてことを言うつもりはありません。

上手にアパート経営をしている大家さんだって世の中にはたくさんいます。ネットにはそんな賢い大家さんがいっぱいブログをアップしています。まずはそういう賢い大家さんたちのブログをチェックして、アパート経営のことをきちんと勉強したうえで改めて「本当にアパート経営をやった方がいいのだろうか?」…ということを検討されてみてもいいのではないでしょうか?

アパート経営のブログをやっている人というのは、アパート経営についてのいいことも悪いことも書いています。日々、アパート経営をやっている中で起きたことをリアル・タイムに詳細に記述しています。それは『現場の生の声』です。

そこには、いいことだけしか書かれていない本や雑誌とは違うことが書かれているのです。そのアパート経営のブログに目を通すだけで、相当いろいろなことが見えてくると思います。

最大のリスクマネジメントはその人が賢くなることだと僕は思っています。